もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

こんな日には

2009-11-17 13:22:26 | Weblog
 雨風が吹いて泣き出した。
 こんな日は、陽の温もりがほしくなる。
 
 10月の末のこと。
 ここは福島県の北、国見町の「あんぽ柿」の里。
 畑にも家々の庭にも、あちこちに柿提灯が燈っている。

 その中に、光る鳥居。「おたき神社」とある。
 参道の両側は、やはり柿。生り過ぎなのか枝枝に支え棒。
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 4つ5つの鳥居をくぐって境内へ。

 境内に上ると、目についたのは神殿の脇に並んでいる小屋?
 DSCN4188.jpg 
 しめ縄も幣(ぬさ)もない。

 ひかれて覗いてみると、根元から横に這っていたような切り株。
 さほどの大木でもなさそうだ。樹種は分からない。
 どんないわれがあるのか、屋根の下に囲われ保存されているとは?

 左に下ると、う~ん! 
 DSCN4190.jpg 
 すばらしい湧水池!すごい透明度!<emoji code="a006" />

 遊歩道を少し下ると、小さな湧水池。
 DSCN4193.jpg
 ここには水神もまつられている。
 DSCN4196.jpg
 池の中にも杉木立ち。
 下の遊水池に、ウキクサが広がりだしていたのは気になったが、神の域として守られているのはいいことだ。

 畑の角には土壁の物置。宮城側では見かけない。
DSCN4203.jpg
 民家の塀からは、ビワの花がのぞいている。

 駐車場の隣には、柿の実シャンデリア。
 DSCN4208.jpg
 ひと玉消して、さよ~なら。