山口百恵 ひと夏の経験
あれは、30代前半くらいだったか、
友人が誕生日というので、そいつの店に行った。
彼はまるで「♫ 神田川」みたいな友人だった。
いつも下駄を履いていた。
神田川 南こうせつ と かぐや姫
鼻筋がスッと通っていてカッコ良かった。
俺はそいつがまるで南こうせつの「神田川」の主人公みたいな男に思えて、
彼に「神田川」と勝手に名付けたら、
奴もそれがとても気に入っていたみたいだった。
いわゆるイケメンだったので、
どんな可愛い彼女を持つのだろうと思っていたら、
何とひと回り以上年上の、小料理屋の女将と一緒になってしまった。
彼の誕生日に彼女の小料理屋に行って、唄ったのがこの歌だった。
彼も彼女もまさか俺が、山口百恵の歌を、そらで唄うとは思っていなかったので、
とてもビックリしていた。
それから15年くらいだったか彼女は亡くなってしまった。
その後、彼に電話したり、
彼の仕事をチョッと手伝ったりした事があったが、
もう、10年以上連絡していない。
どうしているんだろうか?
あれは、30代前半くらいだったか、
友人が誕生日というので、そいつの店に行った。
彼はまるで「♫ 神田川」みたいな友人だった。
いつも下駄を履いていた。
神田川 南こうせつ と かぐや姫
鼻筋がスッと通っていてカッコ良かった。
俺はそいつがまるで南こうせつの「神田川」の主人公みたいな男に思えて、
彼に「神田川」と勝手に名付けたら、
奴もそれがとても気に入っていたみたいだった。
いわゆるイケメンだったので、
どんな可愛い彼女を持つのだろうと思っていたら、
何とひと回り以上年上の、小料理屋の女将と一緒になってしまった。
彼の誕生日に彼女の小料理屋に行って、唄ったのがこの歌だった。
彼も彼女もまさか俺が、山口百恵の歌を、そらで唄うとは思っていなかったので、
とてもビックリしていた。
それから15年くらいだったか彼女は亡くなってしまった。
その後、彼に電話したり、
彼の仕事をチョッと手伝ったりした事があったが、
もう、10年以上連絡していない。
どうしているんだろうか?