TV 1962 コンバット
「コンバット」は、第二次大戦のヨーロッパ(フランス)を舞台にした、
戦争ドラマというより、戦場を舞台にしたアメリカ製のヒューマンドラマでした。
1962年から1967年まで6年間で152話が放送され、
それは爆発的な大ヒットテレビドラマになりました。
主演は、サンダース軍曹を演じた、ヴィック・モローと、
サンダース軍曹の上官であるヘンリー少尉を演じたリック・ジェイソンでした。
私としては、主演はあくまでもサンダース軍曹であり、
それより少し少ない出番でサンダース軍曹に代わって、
ヘンリー少尉が出て来るといった印象があります。
ヴィック・モローは、1929年~1982年。180センチ。
彼は「コンバット」で大スターの仲間入りを果たしました。
しかし、映画撮影中の事故により53歳で亡くなってしまいました。
リック・ジェイソンは、1926年~2000年。
ヴィック・モローに人気は譲った感がありますが、
190センチのスマートさで好感を持たれていました。
末期癌に蝕まれ、2000年に74歳でピストル自殺しました。
カービー役を演じたのは、ジャック・ホーガン。1929年~
左利きで、チョッと喧嘩っ早いとこがありましたね。
1993年には俳優業から引退されているそうです。
カーター衛生兵、ジェンキイ・グリーン(少しハッキリしない、他の名前かもしれません)
180センチ。温厚な性格でしたね。
ケリー役は、ピエール・ジェベール。178センチ。左利き。
彼はフランス移民の子で、コンバットでもよくベレー帽をかぶっていましたね。
1925年~2014年(89歳)
リトル・ジョンを演じたのは、ディック・ピーボディ。
リトルと言いながら198センチの心優しい大男でした。
1925年~2014年(89歳)
こういった常連に、毎回ゲスト俳優が加わるスタイルでの人間ドラマは、
戦場という特殊で人間性が剥き出しになって、それが人気の根源でした。
【ヘリコプター事故】映画撮影中の悲惨な事故
ヴィック・モローはベトナム戦争を舞台にした映画撮影中に、
2人のベトナムの子供と共に、頭上から落ちて来たヘリコプター事故に巻き込まれ、
53歳で命を落としました。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLS7eJNx7m15Pla-knwr9b3mxlGV2JJjgy
「コンバット」の全シリーズは、上のアドレスで観る事ができます。
今でもたまに観かける事がありますが、
とっても好きなドラマでしたね。