【映画紹介】IQ160の犯罪者が絶対に脱獄不可能な刑務所に入ると起こること
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d6/67d9151d23ceaab801fbf29606f19f2b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/2e/ad565b6d9c6c115c7890eb41dec2193c.jpg)
アメリカ西海岸のサンフランシスコ湾に在る小島、アルカトラズ島には、、
有名なアルカトラズ刑務所がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/7f/7df7da7e1fa54b237396066dc96e0b29.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ad/0a979ff3f255099734d7b7b6485e03b1.jpg)
ここは何度も脱獄を繰り返したり、重犯罪者だけが収容される刑務所でした。
あの、マフィアの大ボス、アル・カポネも入っていた事があります。
サンフランシスコという大都会の目と鼻の先にある、
この島からの脱獄は絶対に不可能と言われる恐るべき刑務所でした。
刑務所は1934年に造られ、閉鎖されるまでの29年間存在し、
その間に14回(36名)の脱獄が決行されましたが、
23名が再び逮捕され、6名は射殺され、2名が溺死しました。
残り5名のうち3名が、映画にもなった脱獄犯であり、
後の2名は行方不明で溺死したと判断されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/bc/914a7b1b485ded58b8c1d53e70f22405.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/f8/e067b5aa4f948448b975dc9cd682da2f.jpg)
1979年に、クリント・イーストウッド主演で映画化されました。
1962年6月11日、午後10時30分頃、
3人の囚人がいよいよアルカトラズからの脱出を計ります。
そもそも、この計画を立てたのは、アレン・ウェスト(33)でしたが、
彼は他の3人が独房から脱出する事が出来たというのに、
彼一人だけが上手くいかずに独房から出られなく、彼等に合流できなかったのです。
脱獄した3人は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b4/72adee7e5a12f0690950c5972e0943b3.jpg)
フランク・モリス(35)
映画でクリントイーストウッドが演じたのは彼でした。
彼は様々な犯罪を犯した犯罪者ですが、彼の知能指数は高く、IQは133あったそうです。
ただ彼は他の2人に比べて小柄であり、体力的には最も劣っていたみたいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e6/e0066d9436870aca88b7fd06f5440e69.jpg)
ジョン・ウィリアム・アングリン(32)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/0b/866b4a6d0a1f84cb37a38d1c317cb308.jpg)
クラレンス・アングリン(31)は兄弟でした。
彼等3人(4人)の計画は用意周到で、
あらゆる方法でこれ以上はないほど、仕組まれたものでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f2/cdce9c9c56fbb61affa35dbc664e9321.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/11/c630f8c7bb5edd1a85db1efa7691269d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/12/a436a5c351a41baed0cd3a57cd6c3b62.jpg)
圧巻はこれに尽きます。
頭部を歯磨き粉や粘土、絵具などで本物みたいに作り、
これをベッドに置いて、さも熟睡してる様にごまかし、
発見を朝まで遅らせる事に成功したのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/74/acf30a63bf5c9350cbdab51cd32472d8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/41/fdadc1d195bf639fded548cf41807bcf.jpg)
独房からの脱出口がこれで、
バレない様にすぐに誤魔化せるダミーの金網まで作っていました。
独房を出た彼等は上部まで伝って行き、
看守からは見えない場所にあった、脱獄道具の製作作業場を通って、
海岸まで行ったのでした。
そこから彼等は海を手作りボートで海に乗り出して行きました。
そのボートは長さ4,2メートル、幅1,8メートルで、
それは集めたレインコート50枚を縫い合わせ、油を塗った船体でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/99/8b7bcf0888c9a7dbb8c1e0503f80f5ec.jpg)
勿論、オールも作りました。
そこまでは本当に信じられない成功でした。
しかし、サンフランシスコ湾は潮流がとても激しいのです。
最も速い時は時速5キロ以上はある様です。
更に水温は10度あるかなしかの冷たさ。
そんな状態で人間は30分くらいしか保たないそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/27/3cccc76d057e9310f2bca491ef4c9dcb.jpg)
有名なゴーデン・ゲート・ブリッジ(金門橋)が湾の出口にあります。
そこに向かって行く流れ、そこから逆流する流れ、
それが1日2回あるそうですが、その間の潮目は比較的緩やかだそうです。
彼等が脱獄に成功したのか失敗したのか?
それは今もってアメリカ国民の注目を集め、
何人もの科学者などが、様々な実験を試して、その成否を論じ、
国民はそれに注目しているみたいです。
しかし、FBIは1979年に捜査を終了しました。
彼等は溺死したと結論づけたのです。
私は個人的には、彼等は溺死したと考えています。
何故なら、この計画の立案者であり、結局脱獄に遅れて参加できずだったアレン・ウェスト。
彼は脱獄発覚後は警察に協力し、罪に問われなかったそうですが、
事件から5年後の1967年に釈放されシャバに戻ったのですが、
翌1968年に重窃盗で逮捕されました。
1978年に刑務所内で腹膜炎で49歳で亡くなりました。
結局、彼等みたいな根っからの犯罪者体質の人間が、
もし脱獄に成功したとしたら、再び犯罪を犯すのです。
3人が3人とも、全く消息を消し去るなんて、あり得ないと思うからです。
犯罪ではないにせよ、何かが出て来る筈だと考えるべきだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/4f/22da4c175f973103636a7f2ae7912926.jpg)
しかし今もってアルカトラズからの脱獄はアメリカ人には、
ある種の夢(ロマン)的な悩ましさで論じられている様ですが、
彼等が生存していたとしたら、既に80歳以上です。
こういったモンタージュ写真が制作されるという事が、如何にもロマンを感じさせます。
ですが数年後にはこのロマンも完全な終焉を迎えるのでしょうね。
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アメリカ西海岸のサンフランシスコ湾に在る小島、アルカトラズ島には、、
有名なアルカトラズ刑務所がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/7f/7df7da7e1fa54b237396066dc96e0b29.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ad/0a979ff3f255099734d7b7b6485e03b1.jpg)
ここは何度も脱獄を繰り返したり、重犯罪者だけが収容される刑務所でした。
あの、マフィアの大ボス、アル・カポネも入っていた事があります。
サンフランシスコという大都会の目と鼻の先にある、
この島からの脱獄は絶対に不可能と言われる恐るべき刑務所でした。
刑務所は1934年に造られ、閉鎖されるまでの29年間存在し、
その間に14回(36名)の脱獄が決行されましたが、
23名が再び逮捕され、6名は射殺され、2名が溺死しました。
残り5名のうち3名が、映画にもなった脱獄犯であり、
後の2名は行方不明で溺死したと判断されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/bc/914a7b1b485ded58b8c1d53e70f22405.jpg)
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1979年に、クリント・イーストウッド主演で映画化されました。
1962年6月11日、午後10時30分頃、
3人の囚人がいよいよアルカトラズからの脱出を計ります。
そもそも、この計画を立てたのは、アレン・ウェスト(33)でしたが、
彼は他の3人が独房から脱出する事が出来たというのに、
彼一人だけが上手くいかずに独房から出られなく、彼等に合流できなかったのです。
脱獄した3人は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b4/72adee7e5a12f0690950c5972e0943b3.jpg)
フランク・モリス(35)
映画でクリントイーストウッドが演じたのは彼でした。
彼は様々な犯罪を犯した犯罪者ですが、彼の知能指数は高く、IQは133あったそうです。
ただ彼は他の2人に比べて小柄であり、体力的には最も劣っていたみたいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e6/e0066d9436870aca88b7fd06f5440e69.jpg)
ジョン・ウィリアム・アングリン(32)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/0b/866b4a6d0a1f84cb37a38d1c317cb308.jpg)
クラレンス・アングリン(31)は兄弟でした。
彼等3人(4人)の計画は用意周到で、
あらゆる方法でこれ以上はないほど、仕組まれたものでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f2/cdce9c9c56fbb61affa35dbc664e9321.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/12/a436a5c351a41baed0cd3a57cd6c3b62.jpg)
圧巻はこれに尽きます。
頭部を歯磨き粉や粘土、絵具などで本物みたいに作り、
これをベッドに置いて、さも熟睡してる様にごまかし、
発見を朝まで遅らせる事に成功したのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/74/acf30a63bf5c9350cbdab51cd32472d8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/41/fdadc1d195bf639fded548cf41807bcf.jpg)
独房からの脱出口がこれで、
バレない様にすぐに誤魔化せるダミーの金網まで作っていました。
独房を出た彼等は上部まで伝って行き、
看守からは見えない場所にあった、脱獄道具の製作作業場を通って、
海岸まで行ったのでした。
そこから彼等は海を手作りボートで海に乗り出して行きました。
そのボートは長さ4,2メートル、幅1,8メートルで、
それは集めたレインコート50枚を縫い合わせ、油を塗った船体でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/99/8b7bcf0888c9a7dbb8c1e0503f80f5ec.jpg)
勿論、オールも作りました。
そこまでは本当に信じられない成功でした。
しかし、サンフランシスコ湾は潮流がとても激しいのです。
最も速い時は時速5キロ以上はある様です。
更に水温は10度あるかなしかの冷たさ。
そんな状態で人間は30分くらいしか保たないそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/27/3cccc76d057e9310f2bca491ef4c9dcb.jpg)
有名なゴーデン・ゲート・ブリッジ(金門橋)が湾の出口にあります。
そこに向かって行く流れ、そこから逆流する流れ、
それが1日2回あるそうですが、その間の潮目は比較的緩やかだそうです。
彼等が脱獄に成功したのか失敗したのか?
それは今もってアメリカ国民の注目を集め、
何人もの科学者などが、様々な実験を試して、その成否を論じ、
国民はそれに注目しているみたいです。
しかし、FBIは1979年に捜査を終了しました。
彼等は溺死したと結論づけたのです。
私は個人的には、彼等は溺死したと考えています。
何故なら、この計画の立案者であり、結局脱獄に遅れて参加できずだったアレン・ウェスト。
彼は脱獄発覚後は警察に協力し、罪に問われなかったそうですが、
事件から5年後の1967年に釈放されシャバに戻ったのですが、
翌1968年に重窃盗で逮捕されました。
1978年に刑務所内で腹膜炎で49歳で亡くなりました。
結局、彼等みたいな根っからの犯罪者体質の人間が、
もし脱獄に成功したとしたら、再び犯罪を犯すのです。
3人が3人とも、全く消息を消し去るなんて、あり得ないと思うからです。
犯罪ではないにせよ、何かが出て来る筈だと考えるべきだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/4f/22da4c175f973103636a7f2ae7912926.jpg)
しかし今もってアルカトラズからの脱獄はアメリカ人には、
ある種の夢(ロマン)的な悩ましさで論じられている様ですが、
彼等が生存していたとしたら、既に80歳以上です。
こういったモンタージュ写真が制作されるという事が、如何にもロマンを感じさせます。
ですが数年後にはこのロマンも完全な終焉を迎えるのでしょうね。