久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

理系女と騒いで・・・

2014-04-10 11:42:45 | Weblog
 昨日の小保方さんの記者会見、ニュ-スで見ました。数日前に記者会見をする、という報道がされ、どのように釈明するのか、真実はどうなのか大変興味深く、どちらかというと心配して見ました。

 まず今回の事件、私は理研の対応に腹が立っています。真実は分かりませんが、小保方さん、そしてその研究を売り出すために、割烹着を着るように言ったとか(以前から彼女の意志で着ていたのかどうかは分かりませんが)、研究室をピンクだか黄色だかにしたとか、そして、センセーショナルにSTAP細胞発見の発表、そして今度は、彼女にしっかりとした聞き取りもせず、釈明の機会も与えず、調査結果として論文を意図的に改ざん、ねつ造したと決めつけたのにはびっくりした。本来ならば、自分の研究所から問題が発覚したら、かばうことがいいとは言いませんが(調査委員会の委員長は確か理研の人でしたよね)小保方さん一人の責任とするのではなく、理研自体がもっと問題にされるべきですよね。彼女一人を切り捨てる言い方には、本当に冷たさを感じました。発表する時にはきっとちやほや持ち上げていたはずなのに・・・

 昨日の彼女はしっかりしていたと思います。声が震えたり、涙を出す場面もありましたが、2時間半にも及ぶ会見によく、前を向いてしっかり答えていたと思います。さぞかし勇気がいったと思いますし、怖かったでしょう。
 勿論、素人ですのでよく分かりませんが、彼女の論文の出し方の未熟さや結果が合致するのでこれくらいのでいいかと貼り付けた写真など、ちょっとびっくりするようなこともありますが、一応共同研究者がいて、グル-プとして提出しているということを聞くと、その人たちは何をしていたのか、なにをチェックしていたのか、その責任は?と問いたいと思います。いっしょに会見してもいいくらいですよね。

 どこの世界にもあることですが、いい時には尻馬に乗り、悪くなるとだれもいなくなる、責任を取らない。人間として、組織として情けないなーと思います。人間、間違いや誤りはあります。それを勇気をもって認め、謝罪し、修正をする、理研にはこの姿勢が見えませんね。

 小保方さんはSTAP細胞を200回以上見たと言っていました。会見ではちょっとしたコツで他の人にも出来る、という言い方もしていましたが、海外の研究者がやってみたが出来なかったという報告も聞いています。
 真実はどうなのか、小保方さんは反論し、再調査を依頼すると言っています。彼女も1か月間考えて昨日の記者会見に臨んだはずです。私は彼女を信じたい、がんばってほしいと思っています