久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

今年は県立高校の周年行事が目白押し

2012-11-02 14:04:36 | Weblog
 今年は、福岡県立高校の周年行事が10月から15校近くあります。古いところは110周年が3校、100周年、80周年、50周年などがあります。
 私は、今回、10月6日宇美商業高校50周年と10月20日糸島農業高校110周年の式典に出席し、挨拶文を読んできました。教育委員が学校に式典で行くのは、このような周年式典と卒業式です。
 周年式典は、卒業式と違って議員さんや同窓会、PTAなどの祝辞が多いですが、式典の後に、講演会や生徒発表などがあるので楽しみでもあります

 私が行った宇美商業高校では、マーケティング同好会から「創立50周年記念商品開発への道―もし、宇美商生がドラッカーの『マネージメント』をよんだら―」、家庭クラブから「みんな知らない宇美町のひみつ―麹パワーがよかろうもん―」の2つの生徒発表がありました
 おもしろかったですねー。司会もパワポイント操作も全部生徒だけでするのです。パワポイントの作りも発表も上手ですよ
 結局商品づくりまではいかなかったのですが、リサーチをして、分析して、議論して・・・という様子が本当に良く伝わってきました。
 
 以前別の商業高校に行った時もびっくりしたのですが、こんなに私たちがやっている仕事の感覚で勉強しているということ、実社会と繋がっているということが驚きでした
 さらにこの学校の特徴は、大学受験合格率も就職率もほぼ100%だということ。式典での生徒たちの態度もそれは素晴らしくきちっとしていました
 大学に行くことだけを目標にするのではなく、自分の目指す勉強をし、目的を達成する、このような高校生活もいいですね。

 2つ目の糸島農業高校は農業の専門高校です。ここは明治35年に設立され110年の歴史があります。ここも生徒発表がとても楽しく、
  ・自分たちで作った「学校紹介ビデオ」
  ・海外研修報告
  ・プロジェクト発表
  ・書道パフォーマンス
  ・糸農太鼓
と、大変盛りだくさんでした。どれも良かったですが、海外研修はベトナムでホームステイをし、とてもいい経験になった報告も良かったですし、最後の糸農太鼓はそれはそれは素晴らしかったです。感動しました。太鼓をたたく鍛えられた女性徒がかっこ良かったですねー。
 
 学校に行って毎回思うのですが、学校も変わってきているなーということ。自分の学生時代とも、自分の子供が行っていた時代とも違う、学校は時代に合わせて変わってきているということです。人づくりは教育が原点、皆さんも教育に関心をもってくださいね