久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

応援しよう!博多織

2011-04-21 11:48:03 | Weblog
 今月の「わいわい塾」は博多織の(株)岡野の岡野社長に出演していただきました。1年ぐらい前にプライベートな会である、女性経済フォーラムで講演していただいたことがあり、伝統文化振興への熱意、話のおもしろさに岡野さんファンになりアプローチしてたのですが、スケジュールが合わずやっと今回の出演となったのでした

 講演とは違って、「わいわい塾」では、お話を40分ぐらいしていただいて、後は、着物や帯、小物を持ってきていただいて、実物を見ながら詳しいお話を聞き、意見交換をするという形式で開催。
 博多織は770年もの歴史があり、滑りがよく、しっかり締まるので武士の帯として使われていたとか、献上柄の意味ですとか、知らないことばかり
 福岡に生まれ育って、博多織、博多人形など知ってはいますが、詳しいことは知らないまま。岡野さんが言われるには、博多の明太子やラーメンと同じように、福岡の人が知って、自慢して広めていかないと、このような伝統文化は守れないと・・・

 そうですよね。お話を聞いて、本当にいいものである、守り育ててきたものであるということは確信できてもそれらが売れていかないと、買ってもらわないと続いてはいきません。
 しかし、日本国民の着物離れ、これはどうしようもないことで・・・しかしまた少しですが、着物の良さも見直されてきていることもあるし、着物を着ない人にも使ってもらえるような、名刺入れやキーホルダー、バックなどもなかなかおしゃれな商品も作られています

 ということで、昨日、中州あるお店「博多一十」http://www.hakata110.com/に買物に行ってきました。私の名刺入れ、お嫁ちゃんの誕生日プレゼントにキーホルダー(とってもおしゃれですよ)、来月母の日のプレゼントを買ってきました。
 確かに安いものではありませんが、伝統の商品ですし、手間もかかっているのですから、そして、何よりも大事に長く使えるかと思って購入しました
 名刺入れを持って、いろいろな所で是非、博多織をアピールしようと思っています。

 以前、アジア美術館であった展示会を見に行ったことがあるのですが、それは素晴らしいですよ。ほとんど帯でしたが、毎年テーマがあり、色といい、デザインの斬新さといい、いいなーと思いました。献上柄の帯もこんなに種類、色があるのかとびっくりさせられたのを覚えています。

 特に福岡の皆さん、博多織を知り、博多織を宣伝しましょうね。私たちが守っていかないと・・・いいものがすたれたりなくなるのは寂しいですからね。ビスネットも大いに応援していこうと思っています