本題の前に、ちょっとこの頃思うことを1つ・・・
ここ1、2週間、通勤途中毎日桜見です。木によって早いの遅いの、色が薄いの濃いの、ぎっしり咲いているのまばらなの、本当にいろいろです。
毎年見ていると、私が通って見る中で毎年一番美しいのは、某生命保険会社の社宅の桜。ここの桜は、枝振り、木の高さも素晴らしく、色といい、花の付き具合といい、どの角度から見ても本当に美しい
その近くの公園に2本、これも立派な木があるのですが、今年はどうした訳か、1本は咲いて、ぎっしり花を付けているのですが、もう1本は、まだ蕾状態。毎日見ていると今にも開きそうにぎっしり蕾は付けているのですが、開きません。他の木はあんなに開いているのに・・・とヤキモキ。
4,5日遅れでやっと咲きだしたのですが、最初は焦らすように下の方からチラホラ、しかしまあ、咲きだすとそれは美しいこと元々立派な木ではありましたが、それはみごとな咲きっぷりで、ここ2,3日はその公園を通るのが楽しみで、楽しみで。今朝はあまりの美しさに携帯の写真を取ってきました。
人間も“大器晩成”という言葉がありますよね。他の人と比べると何と遅咲きだろうと思う人がいますが、長い人生の中で、どこで本当にその人の花を咲かせるか、人それぞれだなーと、桜の木を見ていて思うのでした。
本題に入って・・・
今週日曜日に大野城市の男女共同参画センター“まどかぴあ”に「シングルマザーズ」という演劇を見に行きました。ちょっと遠いのと日曜日に出るのは億劫だったのですが、館長の熱心な勧誘でチケットを買い行くことにしたのですが、なかなかシリアスでおもしろかったです。
二兎社という永井愛、大石静が立ち上げた劇団で、今回出演したのは5人ですが、沢口靖子、根岸季衣、吉田栄作など豪華顔ぶれで、題名どおりシングルマザーの話。
出演が5人だけというのも珍しいですが、舞台も1場面だけで、シングルマザーの相談を受ける事務所という設定。時代は2002年から2007年、DV,離婚、母子家庭の貧困、養育費問題、就労支援に関する法改正など現実にある問題をおもしろく、ユーモラスにドラマ化している所がとても楽しめました。
さすが永井愛の演出だけあって、情緒的な劇ではなく、あれだけのセリフを覚えるのは大変だろうなーと思うような、法律、データなどセリフの随所に出てきて、アップテンポの会話がすごいのです。
内容的には重苦しい、この問題はどうしたら解決できるのだろうという気持ちにさせられるものでしたが、少子化、少子化と言っているけれど、母子家庭でも安心して子育てできる国でなくては、子供は増えないよなーと思ってみったり・・・
DVの複雑さなども考えさせられました。吉田栄作演じるDV夫が妻に離婚を迫られているのですが、相談所に来て、自分は妻からDVを受けている被害者だという話をするというDV加害者のやっかいさなど・・・
また、母子家庭の悪循環も大変な問題です。母子家庭は経済的に苦しいので、昼夜掛け持ちで仕事したりします。子供が小さい時は病気をしますが、それで仕事を休むとやめてくれと言われる。仕事がなくなりいよいよ貧困になる・・・という悪循環。
このような難しいテーマですが、演劇という形で皆に考えてもらうのはいいなーと思います。落語で環境のテーマを取り扱ったり、漫画による歴史物がはやったり、形はいろいろですが、より親しみやすい形で、たくさんの人に知ってもらう、関心を持ってもらうことはいいことかもしれませんね。やっぱり“生”はいい。行って良かった
ここ1、2週間、通勤途中毎日桜見です。木によって早いの遅いの、色が薄いの濃いの、ぎっしり咲いているのまばらなの、本当にいろいろです。
毎年見ていると、私が通って見る中で毎年一番美しいのは、某生命保険会社の社宅の桜。ここの桜は、枝振り、木の高さも素晴らしく、色といい、花の付き具合といい、どの角度から見ても本当に美しい
その近くの公園に2本、これも立派な木があるのですが、今年はどうした訳か、1本は咲いて、ぎっしり花を付けているのですが、もう1本は、まだ蕾状態。毎日見ていると今にも開きそうにぎっしり蕾は付けているのですが、開きません。他の木はあんなに開いているのに・・・とヤキモキ。
4,5日遅れでやっと咲きだしたのですが、最初は焦らすように下の方からチラホラ、しかしまあ、咲きだすとそれは美しいこと元々立派な木ではありましたが、それはみごとな咲きっぷりで、ここ2,3日はその公園を通るのが楽しみで、楽しみで。今朝はあまりの美しさに携帯の写真を取ってきました。
人間も“大器晩成”という言葉がありますよね。他の人と比べると何と遅咲きだろうと思う人がいますが、長い人生の中で、どこで本当にその人の花を咲かせるか、人それぞれだなーと、桜の木を見ていて思うのでした。
本題に入って・・・
今週日曜日に大野城市の男女共同参画センター“まどかぴあ”に「シングルマザーズ」という演劇を見に行きました。ちょっと遠いのと日曜日に出るのは億劫だったのですが、館長の熱心な勧誘でチケットを買い行くことにしたのですが、なかなかシリアスでおもしろかったです。
二兎社という永井愛、大石静が立ち上げた劇団で、今回出演したのは5人ですが、沢口靖子、根岸季衣、吉田栄作など豪華顔ぶれで、題名どおりシングルマザーの話。
出演が5人だけというのも珍しいですが、舞台も1場面だけで、シングルマザーの相談を受ける事務所という設定。時代は2002年から2007年、DV,離婚、母子家庭の貧困、養育費問題、就労支援に関する法改正など現実にある問題をおもしろく、ユーモラスにドラマ化している所がとても楽しめました。
さすが永井愛の演出だけあって、情緒的な劇ではなく、あれだけのセリフを覚えるのは大変だろうなーと思うような、法律、データなどセリフの随所に出てきて、アップテンポの会話がすごいのです。
内容的には重苦しい、この問題はどうしたら解決できるのだろうという気持ちにさせられるものでしたが、少子化、少子化と言っているけれど、母子家庭でも安心して子育てできる国でなくては、子供は増えないよなーと思ってみったり・・・
DVの複雑さなども考えさせられました。吉田栄作演じるDV夫が妻に離婚を迫られているのですが、相談所に来て、自分は妻からDVを受けている被害者だという話をするというDV加害者のやっかいさなど・・・
また、母子家庭の悪循環も大変な問題です。母子家庭は経済的に苦しいので、昼夜掛け持ちで仕事したりします。子供が小さい時は病気をしますが、それで仕事を休むとやめてくれと言われる。仕事がなくなりいよいよ貧困になる・・・という悪循環。
このような難しいテーマですが、演劇という形で皆に考えてもらうのはいいなーと思います。落語で環境のテーマを取り扱ったり、漫画による歴史物がはやったり、形はいろいろですが、より親しみやすい形で、たくさんの人に知ってもらう、関心を持ってもらうことはいいことかもしれませんね。やっぱり“生”はいい。行って良かった