久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

ホノルルマラソン応援+10キロウオーク3回目

2010-12-16 11:06:35 | Weblog
 今年もこの忙しい12月に、夫が出場するホノルルマラソン応援にハワイに行ってきました。半袖・バミューダーの恰好から震え上がる福岡に昨日の朝帰ってき、11時過ぎから会社に出、時差ボケなんて言っていられません

 今回夫は、ホノルルマラソン3回目の挑戦で、60才、還暦でホノルルは最後の挑戦と言うので、正直しぶしぶ付いて行くことに。しかし行くとまた新たな発見ありで、ちょっとくたびれましたが、おもしろい旅行でした。
 この時期、マラソンのために日本人が1万人以上ホノルルに行くので、街は日本人だらけ。元々日本人客が多いので、店の日本語のポップがやたら目につくし、日本語を話せる店員も多いし、日本語メニューはあるしで、便利ではありますが、外国に行った感じがしなくて、あまりハワイは好きではないのです
 しかし今回、初めて、マウイ島に2泊。1日ゴルフをする予定だったのですが、この日に限って1日雨で、オジャン。もうがっかりです。でもマウイではほとんど日本人には会いませんでしたし、1日ホテルでゆっくりできて、思わぬリフレッシュになりました。

 それにしてもハワイは遠いホノルルまで行きは7時間以上、帰りは9時間もかかりました。ハワイは日本から見ると、日付変更線の向こうになるので、何と時差は、19時間。おもしろいのは、羽田を出発したのが、12月10日の0時30分で、ホノルル到着は、9日の正午頃。時間が逆戻りです。帰りは、14日の夕方6時半頃ホノルルをたって9時間以上かかったのに、日本到着は、午後11時頃。体の感覚がおかしくなりそうです。

 ホノルルマラソンは、今年で38回目とか。世界中からランナーが集まるマラソンで、制限時間がないので、兎に角参加者が多いのです。今年も3万人以上の参加者ということでしたが、完走者名簿を見る限りでは、2万人強だったようですが・・・
 今年で3回目なので、朝3時過ぎに起きて、真っ暗な中、5時にスタートするのも慣れたもの。今回も花火の打ち上げでスタート。私は夫のスタートを見送って、20分後、10キロウオークに出発。途中、クリスマスイルミネーションを楽しみ、写真を撮ったりしながら、ひたすら歩きます。今回も2時間足らずでゴール。半分過ぎたぐらいからやっと明るくなってきます。毎回ですが、ゴール少し手前のワーイキキビーチが朝日に映えてそれはきれいです。
 時間を計算すると夫が帰ってくるにはかなり時間があるので、ホテルに帰る途中、スタバでコーヒーとケーキを楽しみ、一旦帰って、シャーワーをかかって、一休みして再度、ゴールに迎えに行きます。
 今回も事前に携帯登録していたので、10キロごとに夫の走行距離と時速が携帯電話に送られてきます。本当に便利です。今年は、レース前に5、6キロダイエットし、練習もがんばっていた成果か、昨年よりも40分も早くゴール。目標の5時間代を達成しました
 42,195キロ走るなんて・・・私には考えられません。この日の夕方から次の日にかけては、街中、誇らしげに完走Tシャツを着て、足をひきずって歩いている男女を見かけます。42キロ走りぬいたんですものね。ゴールの時のあの死にそうな顔を見ると、走った人は”やったー”って誇りたくなるのも分かります
 当日とそして次の日まででしょうか、マラソンが作る街のお祭り気分はなかなか楽しいものがあります。経済効果もすごいですよね。ホテルに泊まる、食事をする、買い物をする、こう考えると20000人+家族がお金を落としていくのですから。

 お金といえば、今回どうしても気になったのが、チップのこと。外国ではチップの習慣が当たり前の所がまだ結構ありますが、普段旅行する時はツアーが多いので、ほとんどの場合がチップ込みになっていて、せいぜい出すのは、ホテルで払う枕チップと言われるのぐらい。
 今回はフリーでしたので、食事もタクシーもエステでもチップがいりました。だいたい10%~20%ぐらい。レシートには必ずチップ金額を書く欄があって、20%ぐらいを計算して、合計を書いてと、本当に面倒なんです。そして、結構高くなります。税金+チップですから。
 ウエーターにしてもホテルのベットメーキングの人にしても給料が安いからチップをと聞いてはいますが、当然会社が払うべき給料の補てんを客がさせられているようで・・・何だかシックリいかないのは私だけでしょうか
 以前どこかで、ホテルマンか運転手に握手をするようにさりげなくお札をクシャクシャとしてかっこよく渡していた男性の姿が忘れられないと、いつもチップの話になると言い出す夫ですが、私としては、ハワイは何だかお金がかかるなーという印象。しかし、普通のツアーでは経験できないこと、国による習慣の違いを感じるなど、おもしろい旅行でした