久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

審査の仕事が多くなりました

2010-08-05 11:31:52 | Weblog
 このところ行政の仕事の中で、審査を頼まれることが頓に多くなってきました。前にも書きました、商店街の活性化補助金の審査、県文化賞の審査、エコ発する事業の審査、指定業者を選ぶ委員会などなど、そして今年も福岡市の事業の仕分けを9月3,4日にします。

 20年以上前から行政の委員をさせていただいていますが、初めの頃の委員会は、当日審議資料を渡され、その場で職員が説明。委員はそれを聞いて、その場で考えられる意見を言うというようなものでした。
 それがここ4,5年前から、事前に膨大な資料が送られてきて、会議の場ではポイントを掻い摘んで説明され、しっかり審議をするようになってきました。これが本当なのでしょうが、事前に資料を読み、自分の考えをまとめておくのが大変です。
 審査の場合は、通常の委員会以上に気を使い、事前の資料読みが大変です。行政として審議し、選ぶのですから責任は重大です。
 県の文化賞も今年2年目で、やっと審査の要領が分かってきました。候補者一人一人を深く知るのはどうしても無理ですので(勿論そのために、委員には文化関係の各専門家が入っていて情報はくださいますが)推薦資料と事務局が用意してくれた資料・情報を基に、客観的に、タイミング(時期)なども考慮し、県の受賞者として一番ふさわしいと思う人を選ぶわけです。

 事業の仕分けは今年3回目になります。昨年から仕分けの当日だけではなく、仕分けにかける事業の選定も係わらせていただいているので、だいぶん分かってきました。これをすると、福岡市のやっていること、どのような所にお金が使われているのか、行政の考え方などもよく分かります。

 本業があるなか行政の委員会に出ているのは、頼まれるからもありますが、やはり何といっても世の中の流れ、問題点も良く分かり、経営の考え方にも大変役立ちます。時間のやり繰りが大変ではありますが、がんばって勉強し、私ならではの意見が言えるようにしようと思っています