久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

マスコミに言いたい!

2008-11-25 11:48:21 | Weblog
 先週土曜の午後11時のNHKニュースで、元厚生労働事務次官等が殺傷された事件の犯人が出頭してきたとのニュースを伝えていました。本当は10分に終わるのですが、この日は13分まで延長。そして、待望の「ファン・ジニ」が始まったのですが、20分ぐらい経った時でしょうか。突然、画面上に途中で打ち切ってニュースになりますとテロップが出ました
 少しの中断かと、ニュ-スを食い入るように見ていたのですが、11時のニュースで言っていたことを繰り返すばかりで、新しい情報はないのに、延々とニュースを続けています。
 いつドラマを再開するかと動きもできず待っていること15分ぐらいでしょうか。来週に延ばすとのテロップ。もう頭にきました

 私は今回のことが、どうしても特別に時間を取って流さなくてはいけないニュースだとは思えなかったのです。それも刻々と新しい情報が入ってくるのならまだしも、あの時間で取り調べが一晩中続くとも思えないし、結局ニュースの内容も同じことを繰り返すだけ。事実が分からない中で、推測のコメントを聞いても何の意味もありません。
 この時間にあっていた韓国ドラマ(楽しみに1週間待っていたというのに)をNHKは軽視していませんか。たかが韓国ドラマを思っていませんか。
 私もニュースは良く見ます。ワイドショー的なニュースは、ちょっと注意して見るようにしていますし、あまり好きではありませんが、各局のちゃんとしたニュースは、信頼して見ています。

 そもそも、今回の事件ですが、確かに元厚生労働事務次官夫婦が2組も狙われたというのは特異なことかもしれませんが、マスコミは犯人が全く分からない段階から、”テロ”という言葉を使っていました。
 無差別殺人のことをテロを言うのでしょうか。犯人も目的も分からないうちから見出しにテロなどという言葉を簡単に使っていいのでしょうか。見出しは事実や記事の要約ではなく、目を引くためだけの作った言葉になっているような気がします。

 最近、マスコミの報道が過熱し過ぎて、”前のめり”になっている感じがします。もう少し、落ち着いて、少し静観して、はっきり真実が分かってから報道するというのでは遅いのでしょうか。先にも書きましたように、憶測でのコメントなんかいりません。マスコミが一人で大騒ぎして、国民を煽っているように見えるのは私だけでしょうか