久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

ルミナリエ、見てきました

2007-12-11 15:54:19 | Weblog
 週末神戸のルミナリエを見に行ってきました。毎年テレビのニュースで見るたびに行きたいと思っていたのですが、念願叶いました。
 ルミナリエはご存じのように、1995年の神戸・淡路大震災があった年の12月に、何とか神戸の街が元気になるようにと始められた光のイルミネーションです。
 
 土曜の昼頃大阪に着き、その足で宝塚に、宝塚大劇場で久しぶりに宝塚歌劇を楽しみ、夕方神戸に入って夕食をゆっくり取ったのが間違いでした。この週の木曜に点灯式をしたばかりの初めての土曜なので、多いとは覚悟していたのですが・・。夕食を済ませて、近くまでタクシーで行ったのですが、それからが大変。すぐそこのはずなのですが、10分近く歩かされたでしょうか。確かに、見て帰ってくる人とぶつからないよう、大きな道もすべて歩道にして、一方通行になっています。途中まで歩いたところで、「10時に消灯しますので、ここからの方は、このまま行っても見れないかもしれません」と言われた時は焦りました。「ルミナリエのために神戸まで来たのに見れないなんて!」それから、ダッシュ。「どこにあるんだ、どこだどこだ」と走って行って、やっと7分ぐらい前にたどり着きましたが、兎に角”おしくらまんじゅう”で、前に進んで行くだけ。
 しかし、きれいでしたよ。テレビや新聞などで見て想像していたのとは違って、光のアーチがひとつひとつは離れているのですが、離れて見るとそれがトンネルのように続いて見えるのです。「わーすごい、わ-きれい」と見とれているうちに、あと数メートルで終わりというところで、無常にも電気は消えてしましました。ぴったり10時でした。
 せめて土曜日は12時ぐらいまで点けててくれないだろうかと思うのは、お客のわがままでしょうか。聞くと、金、土は10時まで、その他の曜日は9時半までだそうです。
 ここで考えました。経費の問題だろうか?行く前に見たニュースでも資金がかかり過ぎて、来年も出来るかどうかと言っていましたから。電気代もでしょうが、今回見た限りでは、警備費かなという気もしました。以前花火大会か何かで大きな事故がありましたよね。あのようなことがあってはいけないと、それはそれは大変な警備の数でした。会場まで誘導する道づくりもゲートを配置したりそれはそれは大変のようでした。(次の日、昼間会場に再度行ってみたのですが、3時ごろからゲートを移動させて準備をしていましたから)

 こんなにたくさんの人を魅了する光のオブジェ。私の泊まったホテルの人が言っていたのですが、宿泊者の7~8割はルミナリエを見に来た人だろう、とのこと。そう考えると、経済効果はかなりのものだと思います。今年13回目になるこの催し、何としてでもこれからも続けていってほしいと願って些少ですが、募金をしてきました。