私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

もちひががみー孫の教育について

2007-12-28 18:00:11 | Weblog
 今に言う『鏡餅』についても「松の落葉」には

 「睦月(一月)のもちひをかがみとは、平安のむかしからそう呼んでいた。栄華物語のなかにもある。睦月は一年のうちで一番神様をお祭りした。だから、当然お餅も神様にお供えした。普通のお餅ではなく、年の初めの祝い物として大きく鏡のように真ん丸く作って捧げ奉った。それが今に伝わっているのだ。

 私事(ひとりごと);
 核家族が進んで、昔からの「家の風習」が段々となくなってきて、合理的で経済的な生活が一般化されて、今まで伝統行事だった『お正月』も次第に影を失ってきています。それに比例するするように『クリスマス』が一般化して「それでいいのだ」と思う日本人が増えてきているようですが、何か私みたいな年寄りにはさみしい限りのように思えます。日本の古い伝統がなんだか古ぼけてきて、みんなしていじめているようでもあります。
 「それでいいのだ」と、平然と言っていていいのでしょうか。

 我家では、そんな社会の風潮を他所に、昔ながらの相変わらずの私の『お正月』をしています。(平成19年正月)

 昨日は、孫の友達も来て、しめ縄つくりに挑戦させてみました。縄を綯うことも出来ない人が増えています。保育園年長組みの孫達にも教えましたが、
 「こんな事難しくて出来ない。もう来年からはお飾りは作らない」
 と言う。
 さて、祖父として、この孫をどのようにして今後指導すればいいでしょうか。
 「ああそうか」
 と、言ってほっとけばいいのでしょうか。何かいい方法はないものでしょうか。

 物事に挑みかかる「応戦する」子供にと思うのですが、なかなかうまいこといかないものですね