一帳羅の秋 2007-12-04 10:10:32 | Weblog 古希を過ぎると、やけに月日の流れの早急なのを実感します。もう師走です。 昨夜の寒風に、山間にある橡の枯れ葉も、一夜の内に、見事なまでに散り落ち、寒々とした空が、やけに大きく広がって見えます。道も草原もこの落葉に埋もれ、そこらじゅうに茶色い絨毯を拡げています。これぞ村里の冬色そのものです。 そんな中、吉備津の街角に、師走に残る、とっておきの寂寞の秋を見つけました。 「一帳羅の秋」です。