私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

開いた口が塞がらない

2007-07-04 19:48:16 | Weblog
久間防衛相が辞任 原爆発言で引責、首相了承(産経新聞) - goo ニュース

 国会議員、国務大臣として、何たる様なのでしょう。この人近頃少々自分を見失っているのと違うのでしょうか。自分が相当の傑物者であると思いあがっていたのではないでしょうか。
「しょうがない」とは、あれって、彼、本当に日本人かな?と一瞬思いました。まさか長崎の人だなんて思いも寄りませんでした。
 近頃、国会議員って、少々変んではないでしょうか。自分のことしか眼中にないような振る舞いが目立ちます。この際、国民皆で大いに怒ろうではありませんか。
 国民はみんなしてこんな国務大臣を任命した安部内閣を、更に、本人が止めれば、それで、この問題はもうきれいに解決したなどと嘯くような人達の集団「自民党」をも糾弾する必要があるのではないかと思います。
 はっと、目が覚めるようなお灸が、今、日本の政治には必要ではないでしょうか。
 お灸をすへなければ自分自身の至らなさに気が付かないような日本の政治で本当は困るのですが、これもみな選挙民たる我々国民が悪いのでしょうか?

吉備津様の天井について

2007-07-04 14:21:32 | Weblog
 高尚先生によりますと、天井とは、承塵(しょうじん)であるとされています。
 承陣とは、屋根裏から塵などが落ちるのを防ぐために板や布を張って井桁に組んで棟木から吊り下げていたのだそうです。それで天にある井ということで、天井と呼ばれるようになったということです。
 聖武天皇の頃にはまだ日本の家々には、天井はなかったようです.奈良時代に入ってから、次第に普及して言ったといわれます。
 ところがです、我が吉備津神社の拝殿は天井がありません。屋根裏の化粧垂木が整然と並んで豪放磊落な神社らしからぬ造りを見せています。屋根を支える柱や大虹梁もがっしり位置して、重々しさを醸し出して、力強い鎌倉時代の「大仏様」という建物の特色を美しく見せています。天井が無い効果が伺われます。
 なお、本殿(神殿)の一部は格子天井や船底天井がはめ込まれています。外陣だけは化粧垂木を使った拝殿同様の天井ははめ込められてはおりません。
 神社建築というより、「寝殿造り」「書院造り」といったものを頭に描き出させる不思議な建物です。一般にお参りする人々はそこまで気がつかずに、一般のお宮さんに参ったという感じでお参りしています。