知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
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今年一番泣いた韓国ドラマ

2022年12月29日 | 韓国語
イ・ソンギュン×IU、私に起きた小さな奇跡―ドラマ『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』予告編

去年一気見した時も泣いたけど、今回見直してまた泣いた、泣いた。

イ・ソンギュン演じる、建設会社の部長ドンフンとIU演じる契約社員のジアン。
仕事でも家庭でも悩みを抱えながらも黙々と働くドンフンと、親の残した借金と障害のある祖母を抱えて、借金取りに追われる毎日のジアン。
お互いを知ることで、それぞれの人生が少しずつ変わって行く。

韓国ドラあるあるで、最初の数話は暗くて、重い。
ここで諦めてしまった人けっこういるはず。4話あたりから一気に面白くなるのでここまでがんばって見てみて!

ドンフンを陥れようとする会社の上司に金を出せば自分が代わりに追い出してやると持ち掛けるジアン。そして罠を仕掛けるためにドンフンの携帯の盗聴を始める。

携帯の盗聴がこれくらい効果的に使われたドラマはないだろうと思います。
その盗聴を通して、ジアン、そして見ている視聴者も最初は気の弱い冴えない中年のおじさんにしか見えなかったドンフンの暖かさに気づいていきます。

誰かと知り合ったことで人は変わっていく。

ジアンの名前は漢字で書くと「至安」。
最終回でその名前の通り、「平安に至った」ように見えるジアン。

号泣の後の笑顔の最終回でした。

去年見た時より号泣の度合いが大きかったのは、最初に見た時にはわからなかった細かいところが改めてよくできていることに気づいたからだと思います。
主人公のドンフン、ジアン以外の登場人物のセリフ一つ一つまで丁寧に描かれていました。

今回特に印象に残ったのがジアンを執拗に追い回す金融業者のイ・グァンイル。
演じているのはチャン・ギヨン。
ジアンを殴るとんでもない奴なんだけど、ジアンが「昔はいい子だった」と言うように、根っからの悪じゃないんだなと思わせる表情がいいんですよねー。

ドンフンと知り合って変わっていくジアン。そして変わっていくジアンを見ることで、グァンイルも変わっていく。

それだけに、最終回の穏やかそうな主人公二人の様子を見ながら、グァンイルはこの後どうなったのかが、気になって仕方がない。

チャン・ギヨンは表情だけで色々な演技ができそうな役者さん。
新作が楽しみな「押し」がまた一人増えました。

こういうドラマがあるから、万年初級レベルの韓国語だけど、やめられない。

コメント
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