少雪暖冬の先にあるもの・・・

いつもなら雪で覆われるチームの温室。
ところが今年はご覧の通りです。
11月の写真と何も変わりません！
津軽では雪が少ないと夏場に水不足になる時がありますが
県南では水不足というのはあまり耳にしません。
でも誰かが「田植えの時の水がたりなくなるかもしれない」と
話していたのを聞いたことがあります。
こんなに雪が少なくて良いのでしょうか。
もしかして２月に一気にドカ雪が降ったりして・・・。
ちょっと心配になってきました。

新しい夢

チームの無加温温室。
今年は本当に雪が少なく、
扉が開かなくなることはありません。
そこで先日、水耕栽培装置で
実験中の植物を覗いてみました 。
この実験のポイントは根の生長！
ご覧のとおり元気にたくさん伸びています。
中央のオレンジ色した根はなんだかわかりますか。
茜染めに用いるアカネです。
この根を使ってピンク色に染色するのですが
根そのものがもう色がついているんですね。
その他にいろいろな根を使う植物を育てていますが
なんとか無事越冬しているようです。
チームは毎年、たくさんのテーマで予備実験をしています。
その中でうまくいきそうなものを選んでは
その後メインテーマにしているのです。
したがってメンバーが取り組む数多くの実験は
新しい夢を見つけるための作業。
春になると今年もたくさんの実験が始まります。