七草

週明けから仕事始めとなります。
正月の後は15日の小正月という行事が待っていますが、
実はその中間である１月７日に
「人日の節句」というお祝い事があります。
これは平安時代から行われている五節句のひとつで
１月７日が人日の節句、３月３日は雛祭りである上巳の節句、
そして５月５日は菖蒲湯で有名な端午の節句、７月７日は七夕の節句、
９月９日は菊酒を飲む重陽の節句となっています。
人日の節句では七草粥を食べることになっていますが春の七草はいえますか？
年末、３年生に聞いて見ると知っている人が多く嬉しくなりました。
中学校の先生が教えてくれたそうですが、ありがたいものです。
しかし七草には食べるだけ以外にも使い道がありました。
実は人日の節気である１月７日はかつて
新年最初の爪を切る日と決められていたそうで、
七草を入れた水に爪を浸けて切ると
その年は風邪をひかないといわれていました。
もしチャンスがあったら先人に習って
小さなお子さんの爪を切ってあげてはいかがですか？

木を植える男

年末の新聞にエコ１グランプリの結果が
ご覧の通り、大きく取り上げられました。
今回で第３回となりましたが、
実は最初の頃、大会事務局からオファーをもらっています。
大会を盛り上げたいという目的のようでしたが
なかなか忙しく出れずにいました。
しかし活動も一段落した昨年から挑戦し始め
やっと今年決戦大会へ出場、そして受賞できました。
２年生もよほど嬉しかったのか、
今でも受賞の様子を楽しそうに話しています。
コンテストは木を育てているようなものです。
偶然、収穫するタイミングに在籍していたメンバーが
栄誉を受けますが、１～２年間では簡単に育ちません。
したがって受賞理由のほとんどは
毎年毎年、実績を積み重ねてくれた先輩方の成果。
決して自分たちだけで得たものではありません。
先輩方に感謝したいものです！
もちろん次の後輩のために夢の苗を植えることも
忘れてはいけません。