大寒が来るのに！

茶色の変色してしまったアジサイ。
しかしその茎の先をよく見ると
緑の新芽がついています。
今年の大寒は20日。
これから最も厳しい寒さが来るというのに
なんて気が早いのでしょう。
そう思う方も多いかと思います！
ではアジサイはいつ来年の芽をつけると思いますか。
実は普通の品種の場合の花芽分化は９月。
つまり花が終わってまもなく翌年の芽ができるのです。
したがって春になって伸びすぎた茎を切ったら
花芽を切り捨てることになるのでその年は咲かなくなります。
切るなら秋前に切るべきなのです。
さあ県南の寒さと雪はこれからが本番。
アジサイに試練がせまっています。

町の花をご存知ですか？

茶色になってしまった植物が奥まで続いています 。
ところでこの植物がなんだかわかりますか？
夏に青紫の花をたくさんつけるアジサイです。
ここは名農の第２農場。
斜面いっぱいアジサイが植えられているので
美しい名農が初夏からはさらにきれいな風景となります！
ではなぜこんなにアジサイが多いのでしょうか。
実は南部町の町の花だからです。
とはいっても名農がこの地に移転してきたのは
みっつの町が合併して南部町ができるもっと前のこと。
不思議だと思いませんか。
でも答えは簡単。
名農のあるこの地区は旧名川町。
その名川町の町の花がアジサイだったのです。
合併してできた新しい南部町もこの名川町の花であった
アジサイをそのまま引き継いだのだと思われます。