花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

アンドロイド

2013年10月11日 | 環境システム科
生徒が身につけているのがアシストスーツ。
まるでロボコップのようなアンドロイドの姿となりました。
これはナシやブドウなど腕をあげ続ける作業をする際、
体への負担を軽減する世界初の農作業支援装置。
説明してくださった講師は農機で有名なクボタで
このアシストスーツを開発された方で、
わざわざ名農生のために大阪からいらっしゃいました。
装置を実際に動かしながら仕組みや工夫したところを
具体的に説明してくださったのでとても楽しく拝見させてもらいました。
また当日は取材のため報道関係の方もたくさん来校され
先端農業技術への関心がいかに高いかがわかりました。
これは環境システム科1年生の特別授業。
農と工を融合させるという新学科の捉えにくいイメージを
具体的な形にして示すことで
農における工の役割やモノ作りの面白さを感じてもらえたはずです。
IT農業、精密農業など工業技術を活かすことで
農業がとてもスマートになる予感がします!
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白いリンゴ2013

2013年10月11日 | 研究
南郷地区で委託栽培してもらった
品種「つがる」の白いリンゴを収穫しました。
今年は猛暑のため濃い黄色になるかと思ったら
想像以上に黄色が抑えられています。
昨年よりはかなり白くなり、味もなかなかです。
こんなことならもっと作ってもらえばよかったと反省しています。
気温が上がりにくい高所で栽培したこと、
さらに紙袋の上に熱を通さないアルミの袋をかけたことなどが
黄化を防げた理由かもしれません。
それでも5年前の純白といっても過言じゃないあの白さにはかないません。
そこでチームでは白いリンゴがその年の気温によって色が変化することから
バイオ・サーモレコーダー「夏の記憶」という名称で
おもしろグッズとして活用できないかと提案しています!
「つがる」は日持ちのしないリンゴです。
残念ながら名農祭までもたないので、3年生がペロリとたいらげました。
最後の白いリンゴ収穫は10月下旬、品種は「王林」です。
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