日本バプテスト大阪教会へようこそ!

教会設立73年 都会と下町とが交差する大阪のどまん中にある天王寺のキリスト教会 ぜひお立ち寄りください!

巻頭言

2006-12-11 12:13:55 | 教会案内
「アドヴェント(待降節)を迎えて」 
 
アドヴェントはラテン語由来のドイツ語で「到着」です。一年が終わりに近づくこの季節に待降節を迎える幸を思います。これは年末の風物詩ではなく、神さまからの呼びかけです。かつてベツレヘムの闇の中に光としておいでになった神の御子の事実は再び光として私たちの中に「到着」されるキリストを胸おどらせて待つ思いにさせます。クリスマスを待つ4回の日曜日を待降節1,2,3,4週目という風に数えます。毎週主日に一本ずつ灯して待つことを象徴する飾り付けがアドヴェントクランツです。このローソクにそれぞれ預言者、ベツレヘム、羊飼い、御使いのように名前をつける国もあります。預言者は御子が生まれることへの希望、ベツレヘムは粗末な境遇の中で生まれた救い主、羊飼いは御子を迎える喜び、御使いは神からの知らせ、という象徴です。 それぞれキリストに対する敬畏の気持ちから、信仰、希望、愛を表し、3本目だけバラ色のもので、この日は「よろこびの日曜日」と呼んで5本目は白または金色のローソクを中央に立てる風習としてあるようです。
「キリストは、人間が存在するかぎり、我々のもっとも身近な隣人として、神を通して我々に呼びかけたり、語りかけたり、さまざまな要求をする者として、この世を歩みたもう。このことこそが待降の使信のなかで最も重要なことであり最高に喜ばしいことなのである。キリストは人間の姿をとって、我々のただ中に生きたもうのである。」
ディートリヒ・ボンヘファー                        (M.Y.)
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