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神のみを畏れ、信頼せよ

2009-07-26 07:07:02 | メッセージ
本日の宣教 イザヤ37章1~7節より

 ヒゼキヤ王が南ユダ王国を統治してから14年目のことでありました。
彼は信仰のあつい王で、アッシリアの外国から持ち込まれた偶像を焼き払うなど、まことの主なる神への信仰を打ちたてる宗教改革を行いました。が、しかしアッシリアからの侵攻が激しくなると、恐れと不安に襲われ、近隣諸国に安全保障の同盟関係を結ぼうと呼びかけます。そしてアッシリア帝国が一時弱体化した折、ヒゼキヤ王はバビロニア、次いでエジプトと密約の同盟関係を結び、アッシリア帝国に対抗する布石を敷いていったのです。
 その折でありますが、預言者イザヤは主のみ言葉を次のように語っています。
30章15節「お前たちは、立ち帰って静かにしているならば救われる。安らかに信頼していることにこそ力があると。しかし、お前たちはそれを望まなかった」。
 このイザヤの預言の後、エジプトは何の助けにもならず、36章にあるようにアッシリア軍がユダに攻め上ると、ユダのとりでの町はことごとく占領され、遂にエルサレムは包囲され陥落寸前までに至ります。そこからが37章の箇所であります。ここには、ヒゼキヤ王の悔い改めと祈り、預言者イザヤの「神のみを畏れ、信頼せよ」とのメッセージーが語られています。小国ユダは大国アッシリアの前に無力に等しく、エルサレムは陥落寸前でした。しかしユダは武器も戦力や武力も一切持たず、「ただ主のみを畏れ、主に信頼する」信仰と祈りを最大の武器として、平和のうちに勝利を収めることができたのです。
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