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イースター特別公演の報告

2016-04-01 10:41:51 | お知らせ
藍色のシャマール
~フリージャーナリスト 後藤健二さん 彼の視線の先にあったものから~

後藤健二さんがお亡くなりになって1年となる桜人企画の記念公演に足を運び鑑賞してから1カ月後の3月26日(土)、27日(日)、再びこうして舞台設定の教会において公演が行われることになるとは夢のようでした。桜人企画代表の馬場さくらさんに「教会でこの演劇をぜひして頂けないでしょうか」と直談判し、さくらさんも快諾くださり、見事その夢は現実となったのです。二日間の公演はおかげでさまで満席で、盛会となった。それも「イースター」(復活祭)にこの公演が行われた意義はとても深かった。

私自身3度公演を鑑賞させていただいたが、その度に感動するものがあった。
劇中でゆかり☆ゴスペルさん、Tomoko Murabayashiさん、大橋旬子さん、和歌淳子さん4人のゴスペルシンガーによるスペシャルユニットの歌声は圧巻。クリスチャンの後藤健二さんが好きだった「When I Think About The Lord」が歌われる度に何度涙があふれ、泣いただろうか。
1日目のトークゲストは守田早生里さん、クリスチャンのフリーライターで後藤さんとも友人のようにお付合いがあった方で、後藤さんが洗礼を受ける時のことやフリージャーナリストとしてのなかなか聞くことのできない逸話をお聞きすることができました。
2日目のトークゲストは伊良子序(はじめ)さん、元神戸新聞の論説委員、現在は作家として「スリーマイル島への旅」「猫をはこぶ」等多数の著作があり、クリスチャンでもある。トークの中で、「子どもたちからどうして戦争が起こるのですか」と聞かれると伊良子さんはどう子どもたちに答えますか、という場面があったのですが。伊良子さんは「くらべる」ことから優劣感や争いが生じる。「あなたはあなたでいいんだよ」ということを学校教育で、社会でもっと大切に伝え、愛をもって接する。このことを私たち一人ひとりが大事にしていくことが、地道だけれども平和につながることだ、ということをお話くださったことが心に強く残った。

今回のこの公演はほんとうに神さまの導きによってなされたことだと、幾度も思わされました。桜人企画の馬場さくらさんはじめ、劇団の役者さん、ダンサーさん、スタッフの皆さんに心から感謝申しあげます。「藍色のシャマール~後藤健二さん・彼の視線の先にあったもの~」は今後もいろんなところで、伝えていただけたらと強く願っております。

『一粒の麦が地に落ちて死んだなら、豊かに実を結ぶようになる』ヨハネ12章24節
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