環境問題スペシャリスト 小澤徳太郎のブログ

「経済」 「社会」(福祉) 「環境」、不安の根っこは同じだ!

「将来不安」の解消こそ、政治の最大のターゲットだ

今日9月17日は「敬老の日」:さらに2つの過去最高を更新、   そして 自民党総裁選:福田vs麻生

2007-09-17 22:44:41 | 政治/行政/地方分権
 
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今日は敬老の日。この日が近くになって内閣府の世論調査や政府が発表した関連統計がまたまた過去最高を更新したそうです。まず、次の統計から行きましょう。

これは内閣府が発表した生活不安に関する「国民生活に関する世論調査」の結果です。過去最高であった前回をやや上回り、今回、1981年の調査開始以来過去最高となったそうです。


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次は総務省からの統計結果です。65歳以上の高齢者の人口が2744万人で、総人口の21.5%に達したそうです。


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このような社会情勢を背景に、政治の世界では安倍首相の辞任発表に伴い、自民党の総裁選挙を巡る動きが活発になってきました。今日の朝日新聞は最近行った世論調査の結果を発表しています。



次の首相に一番力を入れて取り組んでほしい政策は、経済成長や競争力を重視する改革路線政策を次の首相に受け継いでほしい政策は、という問いに対しての国民の回答も従来通りであることが示唆されています。


そこで、自民党総裁選挙を巡る福田康夫さんと麻生太郎さんの訴えが次のようにまとめられている。

福田さんの「希望と安心のくにづくり、若い人に希望を、お年寄りに安心を」に対して、麻生さんは「日本の底力、活力と安心への挑戦」だそうです。

お二人に共通なのは「経済成長」テレビで、福田さんが「持続可能な社会」とおっしゃったので、おや?と思いましたが、上の記事にもストック型(持続可能な)社会とありますし、環境立国政策の推進という文字も見えます。一方、麻生さんはこの記事でみる限り、環境問題はゼロ。


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当面の私の関心は、自民党総裁になられた方が国会の首相指名投票を経て首相となった後、国会での「所信表明演説」で何を主張するかです。いつものように、環境問題への基本認識、持続可能な社会に対する認識です。それは、私のブログの基本テーマが「環境」「経済」「福祉(問題)」、不安の根っこは同じだ!、「将来不安こそ」、政治の力で解消すべき最大の対象だ、だからですし、また、私の本のテーマが「スウェーデンに学ぶ持続可能な社会 安心と安全の国づくりとは何か」だからです。

ここまで日本の事態の進展がはっきりしてくれば、私の次の主張をご理解いただけるでしょう。



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