環境問題スペシャリスト 小澤徳太郎のブログ

「経済」 「社会」(福祉) 「環境」、不安の根っこは同じだ!

「将来不安」の解消こそ、政治の最大のターゲットだ

7月の景気動向指数

2007-09-10 21:15:25 | 経済


私のプロフィールや主張、著書、連絡先は、ここをクリック

持続可能な国づくりの会<緑と福祉の国・日本>のブログは、ここをクリック


9月8日の毎日新聞が、内閣府が7日、「7月の景気動向指数(速報値)」を発表したと報じています。景気動向指数は毎月6日、7日頃、内閣府が発表するもので重要な経済指標の一つです。私は環境問題の視点からこの指標を重視しており、私のブログでも4月以来毎月取り上げてきました。今後も取り上げていくつもりです


1月23日のブログ「環境と経済は切り離せない」 と、2月19日のブログ「景気動向指数と長期間労働時間」 で、その基本的な問題点を取り上げました。この高度成長期に創設された現在の指数11項目を変えない限り、エコノミストや経済評論家には環境問題の本質や恐ろしさが見えないからです。

経済指標を21世紀の社会に向けて新しくすることにより、今まで見えてこなかった新しい局面がエコノミストや経済評論家にも見えてくるはずです。



それぞれのマークをクリックすると、リアルタイムのランキングが表示されます。お楽しみください。

      

「出来ること (ところ) から始めること」 の危険性③

2007-09-10 05:39:35 | 社会/合意形成/アクター


私のプロフィールや主張、著書、連絡先は、ここをクリック

持続可能な国づくりの会<緑と福祉の国・日本>のブログは、ここをクリック


では、どうしたらよいのでしょうか。環境問題に対して、個人にできることはないのでしょうか。
 
私は、個人にできることはたくさんあると思いますが、「対処すべき環境問題の規模の大きさ」と「残された時間の短さ」を考えると、この種の発想は問題の解決をいっそうむずかしくすると思います。




私たちの社会では、さまざまな経済・社会問題が同時進行しています。そのほとんどは「相対的」であり「絶対的」ではありません。

ですから、これらの経済・社会問題の把握には、「全体」と「部分」、「目的」と「手段」、「長期」と「短期」、「質」と「量」、を混同しないこと、両側面を考えること、そして、「選択」と「優先順位の設定」です。



それぞれのマークをクリックすると、リアルタイムのランキングが表示されます。お楽しみください。