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今年2007年は、1987年9月にオゾン層保護のためのモントリオール議定書が採択されて20年を迎えます。カナダのモントリオールでは9月17日から21日かけて締約国会議が開かれました。
9月18日付けの毎日新聞がよくまとまった関連記事を書いています。この記事の中にこの問題の全体像を理解するのに役立つ2つの表が掲載されていました。
昨日の朝日新聞の夕刊が、「モントリオール議定書」の締約国会議で21日、代替フロンの一つ「HCFC」 (ハイドロクロロフルオロカーボン)の規制の前倒しなどで合意したと報じています。
途上国はこれまで2040年までに全廃することになっていましたが、10年早め、09~10年の平均を基準として13年に生産・消費量を凍結、30年までに全廃することになり、先進国は2020年までの全廃に向けて削減度合いを強めることで妥協が成立したそうです。
この分野でも、日本とスウェーデンの対応にはかなりの時間的落差があります。下の関連記事の2つ目に両国の冷蔵庫への対応事例が書かれています。上の図が示す「オゾン層保護対策の流れ」に沿って対応事例を見れば、その状況がご理解できるはずです。
関連記事
緑の福祉国家18 オゾン層保護への対応①(2/5)
緑の福祉国家19 オゾン層保護への対応②(2/6)
オゾン層保護に向けて(2/7 )
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