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理念とビジョン:「全文」 「ダイジェスト版」
今年1月1日のブログで、私は次のように書きました。
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今年2012年、国連は、1992年の「地球サミット」の20周年を記念して、6月20~22日に再びブラジルのリオデジャネイロで「持続可能な開発会議」(リオ+20)を開催する予定です。私の懸念は、日本のマスメディアが昨年から引き続くグローバル社会における国際的、国内的な政治、経済、社会の混乱や東日本大震災とそれによって引き起こされた福島第一原発過酷事故のフォローに忙しく、さらに大きな、そして、もっと基本的な 「人間社会の持続可能性」という重要性に、今なお思いを馳せる想像力が欠けてきているのではないかということです。
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私のこの懸念が現実のものとなりそうな状況になってきました。マスメディアだけでなく、国内の、そして、国際社会を動かしている日本の政治家に対してもです。朝日新聞に掲載された次の小さな記事をご覧ください。主催国のブラジル大統領が 「野田首相に出席を要請したところ」、野田首相は「出席者は検討中」と答えたそうです。
今国会の会期は「国連のリオ+20会議」と重なっており、野田首相は重要な法案を抱えておりますので国会会期中(6月21日まで)を理由に会議への不参加となれば、20年前に当時の宮沢喜一首相がPKO法案の国会審議を理由に参加しなかったと同じような状況が再現されることになります。事態は20年前よりも一層深刻になっているにもかかわらず、です。
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1992年の「地球サミット」当時のスウェーデンと日本の環境問題に対する認識の大きな相違(2010-09-13)
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「個人」と「組織」のずれ(2007-01-29 )
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