外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

神宮の記念碑

2014-07-17 17:49:08 | 大学野球


早稲田学報8月号が届きました。
その中に、早大OB藪野健さん(1969年文学研究科美術史修士課程修了)の素敵なスケッチが載っていました。

一塁側の学生席から左翼席後方に日本青年館を望むという構図。
手前には早稲田の校旗、はるか向こう側には慶応の三色旗が翻る風景は、理屈抜きに魂を揺さぶるものです。

スケッチの右下には早慶両校の選手名がメモしてありますから、記念碑の役割も果たします。

銀行マン時代、初めて出会ったお客様が早稲田出身者と知った時、「在学中には、どんな野球選手がいましたか?」と会話を交わすのが定番でした。
「谷澤、荒川が活躍した頃だよ」と相手が言えば、「私は、山倉、金森、岡田の時代です。」と答える。
そうすると、お互いの年次関係が簡単に分かりあえるというわけです。

私が入学した1975年(昭和50年)、野球部の主将は川口和夫選手(成東高校出身。現姓:加藤)でした。

川口さんとは、つい先日、源兵衛で遭遇し、初めてご挨拶させていただく機会を得ました。
(^-^)v

1975年春の打撃オーダーです。
左から川口(4年、主将、外野、成東)、西村(4年、二塁、平安)、吉澤(3年、外野、日大三高)、松本(3年、三塁、報徳学園)、佐藤(2年、一塁、天理)、八木(3年、遊撃、興国)、三浦(3年、外野、東邦)、山倉(2年、捕手、東邦)


投手陣には、阿部(大館鳳鳴)、谷井(八尾)、そして香川(坂出工業)。
地味ながらも黙々と役割を果たすという印象の四年生投手陣でした。

この年の二年生に、現在の監督である岡村さんがいました。


この頃の岡村さんは、名二塁手・西村一貴さん(4年、平安)の控えでした。
内野手なのに、投手の背番号17を着けていたのは、急遽ベンチ入りが決まって空き背番号が割り当てられたからなのかもしれませんね。






Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早稲田アスリートプログラム

2014-07-16 18:49:39 | 大学野球
早大体育各部の全部員を対象にした早稲田アスリートプログラムの講義が始まったそうです。
「早稲田アスリートプログラム講義」の配信を開始しました(7/15) | 早稲田大学競技スポーツセンター


若年層をも巻き込んで、競技スポーツの国際化・高度化・専門化が進む時代です。
大学スポーツも、トップレベルの競技力を維持するためには、大学当局も体育各部も、大変な努力を続けなければなりません。

一方、大学という高等教育機関の枠の中で取り組む以上、学業においても一定の到達レベルを期待されるというのも時代の流れではあります。

ただ、例えば部活動に4年間注力し、部活引退後に1年間勉強に専念して、学業でも帳尻を合わせて5年で卒業するという大学生活も、個人的には十分納得性のある選択肢だと思うのです。
要は「学業でも頑張らねば」という気持ちがあれば、必ずしも4年で卒業に拘ることもないのではと。

ともあれ、早稲田アスリートプログラムは始まったばかり。
不断のファイン・チューニングに努めていただき、競技力錬成とうまく両立する形で新制度が育っていくよう期待します。

ところで、早稲田大学の教職員も、多様なバックグラウンドを有する人材により構成される時代となりました。
早稲田らしい気風・校風をきちんと理解し継承してもらうために、教職員向けの「早稲田を知る」プログラムもあってしかるべきかと。
早稲田は伝統的に学部自治の風土が根強いので、特に新設された学部では意識的に早稲田カラーの醸成に努める必要があるのではと思いますが、いかがなものでしょうか。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学ジャパン_3連勝

2014-07-15 18:34:28 | 大学野球
大学ジャパンがオランダに勝ち、これで3連勝です。
早稲田の3人も出場しています。
第27回 ハーレムベースボールウィーク|試合・大会|野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向田佳元さん

2014-07-15 09:49:22 | 大学野球
現在の早大投手陣を見渡すと、吉野和也投手(2年、日本文理高校)が今や少数派の下手投げで、ユニークな存在となっています。

ひょろっと痩せ型の変則的投法となると、私は向田佳元投手(昭和51年入学、前橋工業ー早大ー富士重工)を思い出します。



前橋工業のエースとして甲子園でベスト4まで勝ち進んだ向田投手は、一浪して早稲田に入学。
いきなり春の早慶二回戦に先発するという、衝撃の神宮デビューを果たしました。


向田投手の投球は、吉野くんほどの下手投げではなく、どちらかといえばサイドスローに近かったと記憶しています。

向田投手が入学した時の主戦は、2学年上の道方投手(箕面自由学園。現在は城西国際大コーチ)でした。
この二人が先発の両輪となり、怪物・江川を擁する法政に挑んだわけです。


向田投手の同期生には、強打者・岡田彰布選手(北陽高校)がいました。
大学二年生当時の写真ですが、二人とも若いですねえ。
先輩の道方さんとの撮影では直に畳に座っていた向田投手ですが、同期の岡田選手が一緒となると椅子に座る。
さすが野球部。学年の上下は絶対です。
(^^;;

向田投手は、社会人野球の富士重工に進みました。
1981年(昭和56年)の第8回社会人野球日本選手権では最高殊勲選手に選ばれる大活躍でした。

現役引退後は社業に専念し、現在は系列の自動車ディーラーで店長さんを務めていらっしゃるようです。
是非ともリンクを覗いてみてください。
なかなかダンディな向田さんのスーツ姿ですよ。

現在の向田さん
Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学ジャパン_中村選手が連日の決勝タイムリー!

2014-07-13 19:57:41 | 大学野球
中村選手が連日の決勝タイムリーを放ち、大学ジャパンがチャイニーズ・タイペイに勝ちました。
これで2連勝です。

第27回 ハーレムベースボールウィーク|試合・大会|野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト


ところで、故障で苦しんできた斎藤佑樹投手(日本ハム)が、久しぶりの一軍戦先発でまずまずの投球を披露してくれました。

彼の在学中から、早稲田の先輩である三澤投手(帝京高校ー早大ー巨人ほか)をお手本にして、精密機械のような制球力を磨くべきだと、私は事あるごとに書いてきました。
今も、そのような期待は変わりません。


思えば、松下建太くん(明徳義塾ー早大ー西武)も斎藤くんも、誰もが認める地力も華やかさも併せ持っているのに、故障に苦しむプロ野球での生活になってしまいました。
悔しいだろうなぁ……

上の写真は、松下くんが三年生、斎藤くんは二年生の時のもの。
二人の表情は自信と希望に満ち溢れています。
この笑顔を思い出して欲しいものです。

この雑誌(日刊スポーツ:ガレッジ・ベースボール・ヒーローズ)での対談は、以前もこのブログに書いたことがある印象的なものでした。

(抜粋)
記者:昨年は、特に早慶戦で優勝を決めるという試合だったから、気持ちの入り方が違ったのでは?
松下:何としても勝ち点を取らないといけない試合でしたからね。
斎藤:お客さんの入りも違いますしね。伝統の試合だなぁ~って感じましたね。
記者:甲子園とはまた違う?
斎藤:全然違いましたね。
記者:二人とも甲子園経験者なのに、やっぱり違う?
松下:応援が違います。
斎藤:違いますね~
松下:応援が ちゃんと聞こえるんです。
斎藤:うん、うん
記者:甲子園は聞こえない?
松下:聞こえるんですけれど、また違った聞こえ方なんですよ。
斎藤:甲子園は、フィールド内の選手に対しての応援なんですけれど、早慶戦は、応援席同士の戦いという感じがする。応援の響き方が違うんです。
松下:学生同士が戦っていますからね。応援団同士も、OBも。野球頑張れよじゃなくて、オレたちも応援で頑張るから、お前らも頑張れよって感じ。早慶戦に対する気持ちってやっぱり違うもんね。
斎藤:違いますね。
(以下省略)

六大学野球の素晴らしさを端的に表してくれる若い二人のトークでした。







Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学ジャパン_ 中村選手が決勝打

2014-07-12 19:22:53 | 大学野球
ハーレム・ベースボール・ウィークに出場している大学ジャパン。
早稲田の中村選手が決勝タイムリーを放ち、初戦に勝ちました。

侍ジャパン大学代表がハーレムベースボールウィーク初戦に勝利|ニュース|野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト


春のリーグ戦では不完全燃焼で苦しんだ中村くんでしたが、環境が変わったことが幸いして、彼本来の実力を発揮しているようです。
この勢いを秋季リーグ戦に持ち込んでくれるといいですね。
=========
ところで、JR東海は10日、先の台風の影響で橋ゲタが流された中央線南木曽(なぎそ)-十二兼(じゅうにかね)間の運転再開には、少なくとも1カ月かかる見込みと発表しました。
この日、中津川-上松間の運転を終日見合わせ、特急「ワイドビューしなの」は上下全26本を運休。
同社によると、橋ゲタが流された現場付近の線路上には長さ約300メートルにわたって土砂が流入し、架線も切れたそうです。

8月30日(土)には、その中津川で全早慶戦が行われる予定です。
それまでに中央線が復旧するのでしょうか……?
(>.<)

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「野球人 vol.1」

2014-07-10 20:44:52 | 大学野球
神宮での応援仲間の1人、「流しのブルペンキャッチャー」こと安倍昌彦さんが新しい野球専門誌を文藝春秋から出版されました。(741円+税)

安倍さんは1974年(昭和49年)に早大学院から早大文学部に進み、捕手として野球部に入りました。
岡村監督と同期生。同じく同期生に山倉(東邦)、小倉(作新学院)らの大物捕手がいたため、ベンチ入りは出来ませんでした。
しかし、有力なアマチュア投手の投球を実際に受けて記事にするという独特の取材スタイルを確立して、野球出版の世界で大きな存在感を示しておいでです。

雑誌「野球小僧」と「野球太郎」を経て、遂に独立して出版されたのが「野球人」です。
Amazonに予約しておいたら、今日届きました。

初版の部数があまり多くないらしいので、興味をお持ちの方はAmazonなどを利用してお早めにお買い求めください。

野球人 vol.1 2014年夏の高校野球最強選手名鑑号 (文藝春秋企画出版)
クリエーター情報なし
文藝春秋
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和田毅投手が好投

2014-07-09 22:54:57 | 大学野球
メジャー・デビュー戦で、和田毅投手が先発で5回を投げて自責点ゼロと好投しました。
\(^-^)/

勝ち星を逃したのは残念ですが、それは次の楽しみにとっておきましょう。
まずは良かった、良かった

Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和田毅投手がメジャー・デビュー!?

2014-07-06 21:11:53 | 大学野球
シカゴ・カブス和田毅投手が、遂に今週の火曜日(現地)にメジャー・デビューを果たします。

現地の報道
Tsuyoshi Wada to join Cubs rotation Tuesday

Tsuyoshi Wada will join the Cubs starting rotation on Tuesday to take on the Reds in Cincinnati.
The veteran southpaw has pitched well at Triple-A Iowa, posting a 2.66 ERA, 1.16 WHIP and 105/26 K/BB ratio over his 101 2/3 innings. If he pitches well, he could hang onto the rotation spot for the remainder of the season and is worthy of a look in NL-only and deeper mixed leagues. Jul. 5 - 2:34 pm et

応援仲間からいただいた知らせによれば、和田投手の登板に合わせて、日本時間の水曜日の夜にJ-Sports2と4で中継予定があるようです。

ぜひ結果を出して、メジャーのローテーションに定着してほしいですね。

ガンバレ和田くん!
Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続・本棚の整理

2014-07-04 23:29:04 | 大学野球
本棚の整理が まだ終わりません。


小学校と中学校で年一回発行されていた文集が出てきました。
目次を眺めると、懐かしい同期生、先輩・後輩の名前が並びます。
でも、もう40年以上も昔のことなのですねえ。
みんな元気かなあ?
なお、目黒区立第六中学校は、少子化に伴う統合により、今は存在しません。
私が在学した昭和43年度から45年度は各学年6クラスあったのですが。
(T_T)


週刊ベースボールの数あるバックナンバーの中から一冊を選ぶならば、1978年(昭和53年)秋季リーグ戦決算号です。
私の早大在学四年間で最初で最後の優勝したシーズンのもので、表紙は三冠王を獲得した、"神様・仏様・岡田様"こと岡田彰布選手(当時三年生)でした。



ラグビーでは、早稲田が東芝府中を破って日本一となった1986年(昭和61年)の、ラグビーマガジン、ラグビーワールド、そしてNumberの三点セットです。
表紙を眺めているだけで、会心の試合展開の記憶が甦ってきます。
あれ以後は、社会人を倒して日本選手権で大学チームが優勝したことはありません。
本当に素晴らしい選手たちでした。

このような本が出てくると、どうしてもページをめくって読んでしまうので、いつまで経っても整理が終わらないのです……


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする