外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

今日の東伏見(9月22日)

2009-09-22 17:10:21 | 大学野球
今日は、午前中に新人練習、午後からメンバー練習が行われました。

メンバー練習は、内野のボール回しの後、8人の投手が加わった投内連携、内外野ノックを行い、それから日が陰るまで打撃練習が行われました。

先週の火曜日に運び込まれたと聞いていた新しい打撃ゲージの現物を、初めて見ました。

ゆったりとしたサイズで、軽合金で作られている打撃ゲージは良いです。
これまでは、鉄製の年代モノを修理しながら、だましだまし使ってきましたが、いかんせん相当くたびれていましたからね。

また、学生コーチたちは、早明戦での野村・難波対策の原案を徳武さんらのOBに見ていただいた後、主力打者たちに説明していました。
もちろん、その具体的な内容をブログで明らかにすることはできませんが、いくつかの対策が的中して良い結果につながることを願うばかりです。


さて今夜は、西早稲田の居酒屋で、野球部関係者との会食があります。

5連休のうち4日は野球部に関わる予定が入っているとなると、これは「連続休暇」というよりは、もう「連続出勤」というべきかも知れません。
この疲れを木曜・金曜に会社で癒して(?)、週末の早明戦に備えるという感じです
(^^)v

写真は、午後五時近くの東伏見の室内練習場あたり。
写真では明るく見えますが、以前に比べて、日が落ちるのが随分と早くなってきました。
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乱気流に翻弄されるJAL

2009-09-22 12:36:23 | 社会全般
今朝の日経新聞が、経営悪化でギリギリの局面に追い込まれている日本航空に対して、銀行団が優良事業と不採算事業とを分離する抜本策を求めていく方針と報じています。

古くは、国鉄の優良事業をJR各社に継承する一方、不稼働資産、過剰人員などを国鉄清算事業団が引き取るという場面で採用された考え方であり、民間企業に対してもバブル経済崩壊後の経営不振先の整理・再生の過程で、法制面を含めて整備されてきた手法です。

かつては鶴のマークが入ったショルダーバッグを誇らしくげに持って街を歩く人がいた、ナショナルフラッグの日本航空。
そんなJALが、ここまで疲弊しきるようになる背後には、官僚や政治家による不採算路線の押し付け、あるいは複数の労組による不安定な労使関係といった、国鉄と共通する原因があります。

少し前に、JALに対して国交省がデルタ航空からの資本支援を促したとの報道があった時、私に古い記憶、忘れがたい憤りが蘇りました。
それは、バブル経済崩壊の過程で発生した巨額の不良債権を、銀行が有していた有価証券の含み益を使って一挙に解決することを大蔵省が目論み、積年の金融行政の失敗に対する責任追及の火の粉が大蔵省に飛んでこないようにと画策したことです。

当時、邦銀の融資企画部門にいた私は、銀行協会で各行の頭取クラスが「大蔵省は、全て銀行に押し付けて自分達は逃げる気か」と吐き捨てる場面を何度も目撃しました。

結局、大蔵省の描いた青写真は、株価大暴落により銀行の含み益が激減したことで水泡に帰し、銀行、証券、生保などに経営破綻が相次ぐ深刻な事態に立ち至りました。


今回の日本航空の経営危機の背後には政官癒着の構造があるわけですから、国交省の官僚たちにも旧・大蔵省と同じような思惑、他人の財布で過去の行政監督の失敗の問題をチャラにしてしまおうという意図が働いているように、私には思えてなりません。

したがって、外資からの資本支援を促す国交省とは異なる、抜本的な再建案を打ち出そうとする銀行団の姿勢が、私には良く理解できます。

一方で民主党は、自民党政権の過去の負の遺産を白日の下にさらす絶好の機会ではあるものの、労組という民主党支持基盤の要因も絡んでくるので、問題は簡単ではありません。

国鉄解体の際には、政治主導で特別立法を行なったことより一気に事態が動き出しました。
あの時には、それまでズルズルと問題を先送りしているように見えた官僚たちが、法律が成立するや否や、素晴らしい執行能力を発揮したのに驚きました。

既存の法律の射程から外れような問題に対処する場合には、官僚機構は責任逃れに終始して、全くあてになりません。

かたや、法律を適切につくり、方向を明確に示したならば、多少の困難にも狼狽することなく、民間には真似のできない力を発揮するのが官僚機構だというのが国鉄解体時の教訓です。

鳩山政権がどのように日本航空の問題を捌こうとするのか、私は非常に興味があります。
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明治が立教から勝ち点

2009-09-21 22:43:30 | 大学野球
明立三回戦は、野村・西嶋の完封リレーで明治が勝ち、2勝1敗として勝ち点をあげました。

今日は仕事で神宮に行けませんでしたが、野村くんに加えて西嶋くんの充実ぶりを昨日の二回戦を見て感心しました。
とにかく、立教の打者たちが、西嶋くんの球を本当に打ちにくそうにしていました。

立教は、昨日の二回戦で連勝できそうな試合展開であっただけに、最終的に勝ち点を落とし、さぞ悔しい気持ちでしょう。


さて次の週末は、早明戦です。
湿りがちな早稲田打線にとって野村・難波・西嶋の三投手の攻略は簡単ではないと思いますが、王者・法政に挑むまでに勝ち点を落とすわけにはいきません。

ぜひ東伏見では集中的に打撃練習を行なって、打撃復活の手応えを掴んで早明戦に臨んでもらいたいと思います。
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外苑祭

2009-09-21 18:32:54 | 都立青山高校
今朝の日経新聞19面、「挑む」というコラムで、高校の文化祭におけるミュージカルを見て、その思いやりに満ちた舞台の設営と運営に、いたく感心したということが書かれていました。

記事の中に具体的な学校名は触れられていませんが、一読して、すぐに「これは都立青山高校の゛外苑祭゛だ」と分かりました。

神宮球場の向かいにある都立青山高校では、文化祭のことを昔から外苑祭と呼び、いつの時代も、生徒たちがアイデアを絞り、熱心に取り組むことが伝統です。

私は、もちろんジャズ演奏の部屋を仲間たちと設営。
プロ・ミュージシャンとして活動されている卒業生を招き、そして大手レコード会社の録音スタジオで働いていらっしゃる卒業生にマイクや大型テープレコーダーを持ち込んでいただいたりした部屋で、朝から夜まで演奏しまくりました。

一方、当時の時代を反映して、生徒会が東大全共闘の委員長であった人物、あるいは野坂昭如さんを講演者として招いて物議を醸したりもしました。

また、外苑祭のパンフレットの表紙がナチスのヒットラーと骸骨のイラストだった年には、それを不穏に思った公安が私服警官を校内に送り込んだり。

それを知った私たちは「警察もヒマだねぇ」
「もっと心配しなきゃいけないところが他所にいくらでもあるだろうに」と気にもかけませんでした。

こと左様に、当時の私たちは全く怖いもの知らずでしたが、今考えれば、父兄や先生たちは、きっと心配したことでしょう。
(/_\;)

とにもかくにも、みんな好き勝手に、授業そっちのけで準備をしていたこともあって、当時のラジオの深夜放送が行なった高校の文化祭に関する人気投票で、我らが青山高校が関東地区一位になったりもしたのでありました。

私たちが卒業して暫くたった頃から、外苑祭では全学年の全クラスが足並みを揃えてミュージカルを演じるようになり、今はすっかり、それが伝統となっているようです。

コラムによれば、生徒用の椅子、理科室の箱椅子、牛乳パックから手作りした低い腰掛けなど、様々な工夫によって作られた六段のヒナ壇上の客席、高齢者用の待合室、クラスごとの入退場時間の調整、あるいは著作権問題の解決など、長年のノウハウがしっかり築かれているようで、後輩くんたちも、なかなか大したものです。

青山高校の生徒たちが卒業後も大の仲良しである理由の一つに、外苑祭での共通体験があることは疑いありません。
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東大から勝ち点

2009-09-20 20:39:10 | 大学野球
早稲田が東大から勝ち点をあげました。

最終的に点差は離れましたが、東大の野手たちのバットは良く振れていましたし、守備も堅かったと思います。
もし、あと一、二枚、東大の投手陣に駒がいたら、最後まで際どい勝負になったことでしょう。


第一試合の明立二回戦も、六回表と裏の攻防次第では、立教に連勝のチャンスがありました。

もし明日、立教が二つ目の勝ち点をあげたならば、立教に久し振りに優勝の可能性が出てきますね。


さて、昨日と今日の明立戦で、中西良太くん(三田学園-早大主将-日本IBM-尼崎市消防局)が三塁の塁審を務めました。

仕事を終えてネット裏に現れた中西くんに、「明立戦が三回戦に突入したから、今夜も東京に泊まるの?」と訊ねたところ、明日は当番ではないので、今夜のうちに尼崎に帰るそうです。
彼とは松山のオール早慶戦の際に、道後温泉で一緒になりました。

関西在住で六大学の審判をやるのは、三回戦突入や雨天順延などを考えると、仕事との両立で何かと苦労が多いと思います。

もし、球場で中西くんとすれ違う時がありましたら、ぜひ慰労の声をかけてあげてください。


また、早稲田ベンチで背番号を着けずにバットボーイとして全力疾走していた二人の部員は誰なのか、という質問をいただきました。

春季リーグ戦では、二年生の桜庭くんあたりが務めていたのですが、この秋からは一年生に替わりました。
ちょっと太めの一人が吉原くん(一年、早大学院)、細めの一人が深沢くん(一年、早実)です。

彼らの全力疾走は、スタンドから見ていて本当に気持ちがいいものです。

二人には、ブルペンで先輩たちから多くのものを吸収して、背番号を着けてベンチに入る日に備えてもらいたいと思います。

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東大に先勝

2009-09-19 21:57:24 | 大学野球
早稲田が、斎藤-大石の投手リレーで、3対1の僅差ながらも先勝しました。

東大・前田投手の抜群の制球力が冴え渡りました。
早稲田打線は安打を放つものの、要所で精彩を欠き、僅少得点差の試合展開に。

前週に法政相手に善戦した東大の力は、本物でした。
油断したら足元をすくわれます。

打線に喝を入れるため、打順の見直しがあるかも知れません。
今日の試合でマルチ安打を放った小島、杉山、宇高の三選手の明日の打順に変化があるのか、私は注目したいと思います。

投手陣では、斎藤投手のリリース・ポイントのばらつきが目立ちました。
六回を投げて100を超える投球数、そして1失点。
本調子ではありませんでした。

早稲田の攻撃中にも、ダッグアウト前でしきりにフォームをチェックする斎藤くんが、一日も早く持ち前の制球力を取り戻してくれることを期待します。


さて、試合終了後は、絵画館に隣接する「森のビアガーデン」(写真)で、六大学野球ファンの皆様たちと、母校の健闘を祈って一杯やりました。

参加してくださった皆様、ありがとうございました。

飲み始めた午後3時ごろは快適でしたが、日が落ちた後は予想以上に肌寒く、秋を体感いたしました。

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さあ神宮へ

2009-09-19 07:25:02 | 大学野球
台風接近で心配していたのですが、天気も大丈夫ですね。

個人的には、月曜日のお昼から、長い電話会議があるので出勤しなければなりません。
日本は祝日でも、海外は仕事していますから
(><)

というわけで、ぜひ今日から2連勝をしてもらいたいと祈りつつ、神宮に向かいます。
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祝・イチロー選手(その2 )

2009-09-18 06:22:24 | スポーツ全般
昨日の日経夕刊のコラムに、米国ESPNのジム・ケイブルというシニアライターが、イチロー選手の内野安打に関してコメントしていました。

彼いわく「内野ゴロで観客の腰が浮く。そのスリルは芸術の域だ。」

日本メディア向けのリップ・サービスという側面もあるのでしょうが、やはり嬉しくなりますね。

また、メジャー選手たちの声も紹介されています。

「打った瞬間、彼は2歩、もうバッターボックスから出ている」(ローランド・スミス)
「普通の二塁ゴロなのに、いつも際どいタイミング。その普通の二塁ゴロがセーフになった時は唖然とした」(同)

「イチローの内野安打は必然。彼はスウィングの途中、芯で捉えられないと感じれば、意図的に詰まらせている。あれこそが必然につながる技術だ」(グリフィー)
「俺にあの技術があれば、6割5分は打てる」(同)

先日、イチロー選手の9年連続200本安打は雲の上のような記録だと私は表現したわけですが、技術面でもイチローは雲の上のような存在であることは疑いありません。
イチロー選手は、野球のバットで卓球の変化サーブを打っているようなものなのですから、もう脱帽です。

かつてプロ・ゴルフの青木功さんが、グリーン上の芝目や傾斜にパッティングが影響を受けにくくなるように、パターの芯を微妙に外してスライス回転、あるいはフック回転をつけてカップに向かって真っ直ぐに打つことがあるという記事を読みました。
青木選手のパッティングも間違いなく名人芸ですが、ゴルフボールは静止していますし、パターの表面は真っ平らですから、イチロー打法は驚異的です。

いずれにしても、トップ・プロは、およそ素人の常識や想像を遥かに超えた次元で技術を磨いているのだなあと、小さなコラム記事からスポーツの奥深さに改めて感じ入った次第です。


ところで、多くの金融関係者が有力な情報源の一つとしているロイターのウェブサイトで、昨夜来のニュース検索件数トップとなった記事が「亀井ショックで銀行株急落」
今朝の日経社説も亀井さんの話題です。

どんな展開になりますやら…
(;^_^A


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頼むぞ 四年生

2009-09-17 21:26:33 | 大学野球
いよいよ早稲田がリーグ戦に登場します。

現在の四年生のスポーツ推薦組、自己推薦組の部員たちとは、彼らが入学する前からのつきあい。
ホテルで相部屋となった奴までいます。

四年間は、全くアッという間です。
その間、彼らは故障で苦しんだり、ポジションで悩んだり、あるいは斎藤くんフィーバーに戸惑ったり。

一方、学生コーチ、トレーナー、控え部員…
みんなストイックに野球に取り組んできました。

全体的にみると、素晴らしい素質を持った人材、屈託のない好男子が揃っていたのに、実戦で歯車が噛み合わず、完全燃焼しきれないまま、最後の秋を迎えてしまったという印象が強いです。

しかし、この秋に優勝することができれば、きっと四年間の苦労が全て報われるはずです。

他校も必死でしょうが、早稲田に、各カードを2勝1敗で泥臭く勝ち抜いてもらいましょう。

山川くんが賜杯を持って、歓喜の優勝パレードの先頭に立つ。
その姿を必ず見届けるぞと念じつつ、私もリーグ戦に突入いたします。

なお、土曜日の早東一回戦の終了後は恒例のオフ会を行います。

もし、参加をご希望される方がいらっしゃいましたら、私あてにメールをください。

ay1881@mail.goo.ne.jp

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頑張れ! 仁志選手

2009-09-16 18:40:10 | 大学野球
仁志選手が横浜ベイスターズを退団すると報道されています。

仁志選手(常総学院-早大-日本生命-巨人・横浜)は1993年度(平成5年度)の野球部主将。

当時の早稲田は、石井連蔵監督のもと、三年生に織田投手(日向高-早大-巨人)、二年生に中村壽博内野手(西日本短大付属-早大-日本文理大監督)、荒井捕手(我孫子高-早大-日本ハム)、一年生に三澤投手(帝京高-早大-巨人)ら、各学年に散らばった優れた選手たちが、選手層の薄さを必死に支える時代でした。


さて、仁志くんは、六大学で遊撃手としてベストナインを三回獲得。
添付の写真でお分かりいただけると思いますが、早稲田のユニフォームが良く似合う選手でした。

忘れられないのは、主将として見事に秋季リーグ戦優勝を果たしたこと。

また2003年秋に、早慶戦100年記念試合に現役プロ選手として参加した仁志選手は、水口選手(松山商業-早大-近鉄)と二遊間を組んで、素晴らしいプレーを披露してくれました。
その年の早稲田は田中浩康-鳥谷の黄金の二遊間を誇っていたのですが、仁志-水口の二人の球捌きは次元が違いました。

仁志くんも既に38歳ですが、本人に現役続行の気持ちがある限り、私は仁志くんに現役にこだわってもらいたいと思います。

ガンバレ 仁志選手!
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