千葉ロッテ 関谷亮太投手

千葉ロッテのルーキー 関谷亮太投手（日大三高ｰ明治ｰJR東日本）が好調です。

《THE FEATURE PLAYER》M関谷 お化けチェンジアップ | プロ野球速報・ライブ中継 パ･リーグTV

ロッテ関谷、球団60年ぶりデビュー4連勝お預け　救援陣が5点差追いつかれる | Full-count | フルカウント　―野球・MLBの総合コラムサイト―

彼が明治在学中、その時期の六大学で個人的に私が最も好きなピッチングをする投手が関谷くんでした。

飛び抜けて速い球があるわけではありませんが、ストライクゾーンの左右の隅に きっちり投げ分けるコントロールが素晴らしく、感心するばかりでした。

てっきり大学から直接プロ入りするものと思っていたら、社会人野球の名門 JR東日本へ。
そこでも実績を残してのプロ入りとなりましたが、１年目の今年から立派な投球を披露しているのは さすがです。

怪物 江川投手のようにプロ野球でも通用する剛球型のピッチングは、人並み外れた体格と天賦の才能が必要になりますから、誰もが目指す現実的な目標というわけにはいきません。
一方、関谷投手の投球スタイルは、多くの大学野球の投手にとって、格好のお手本になると思います。
早稲田OBならば、三澤興一投手（帝京ｰ早大。元巨人）、大谷智久投手（報徳学園ｰ早大。千葉ロッテ）あたりが、同じ投球スタイルでしょうか。

関谷投手には、マスメディアが大好きな「150km」という看板がなくても立派に通用するところを、これからも見せて欲しいと思います。

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英国のEU離脱が、そう簡単には決着しそうもないことが明らかになりつつあります。

更に、EU離脱推進派のリーダーであったジョンソン氏が次期党首選への不出馬を表明し、事態は混迷の色を濃くしています。
火中の栗は拾わない……

Boris Johnson Won’t Seek to Succeed David Cameron as Prime Minister

そもそも、移民問題の本質が全世界で進行する経済のグローバル化であるにも関わらず、EU離脱により自国で移民をコントロールできるようになるという離脱推進派の主張自体が幻想であり、全く非現実的であったと私は思います。
国民投票の結果をうけ「今日を独立記念日と呼ぼう」と胸を張る離脱推進派の映像を眺めていて、なんと無責任な人たちなのだろうと思いました。

軍事力を前面に押し出す威圧的な外交が可能な時代ならばともかく、外交手腕に長けるドイツやフランスを相手に 現在の英国が「良いとこ取り」の外交が できるはずがありません。

英国が窮地に追い込まれると、EU市場への窓口を英国と考えていた日本にも深刻な影響が生じます。

メディアでは関税の問題が大きく取り上げられていますが、EU加盟国への輸出入手続きが英語だけで済まなくなる懸念もあります。
使用言語の問題が顕在化すると、EU市場に目を向けている日本の中堅・中小企業にとって、かなり重い負担になりますね。

このような事態にいたって、後任首相すら決まらないという混迷状況を招いた英国の国民投票。
かたや、経済のグローバル化で恩恵を受ける人々と、グローバル化で失職などの不利益を蒙る人々との対立の構図は、EU離脱の成否に関わらず存在し続けます。

私としては、絵に描いたような衆愚政治に陥った英国政府に もう一度 議会制民主主義の原点に立ち返って欲しいです。
議会を通した国民の合意形成には想像を絶するエネルギーが必要だと思われますが、苦しい時こそオーソドックスな手順を踏むことが、結果的に最善の選択となります。