外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

適性の見極め

2016-06-27 07:36:11 | 大学野球
スポーツエリートの育成に関する記事がありました。
「幼児期に始めれば有利?」スポーツエリート育成に早大教授が警鐘 | ハザードラボ


記事によれば、「将来の活躍を見込んで、あまり早い時期に競技を絞り込んだり、専門的なトレーニングを始めることは科学的な根拠に欠けている」と。

野球部でも、陸上競技やバレーボールなどの経験者がいます。
ラグビー部では、サッカーや陸上競技、あるいは柔道などの経験者がいます。

一口にスポーツの適性といっても、例えば 身長がどこまで伸びるのかなど、小学生のうちでは分からないことがあります。

学校の勉強でいえば、どんな科目でも良いので、小学生のうちに勉強する習慣だけは身に付けておいて将来に備える。
ただし、芸術の道を究めさせようという場合は、幼少期からの英才教育が有効ということでしょうか。

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職業選択においても、適性の見極めは簡単ではありません。

今年度の就職活動は6月からスタートしています。
大半の学生は、主として業種に基づいて訪問企業を選んでいます。

しかし、たとえ第一志望の業種への就職に成功して勇んで入社したとしても、実際に担当する業務は、予想もしなかった経理かも知れませんし、労務管理かも知れません。
そして右も左も分からぬまま日々もがいていたら、後年 それが結果的に天職だったと知ることもあります。

かつて学生時代に、「就職活動でシンデレラ・シューズを見つけようとするな。大体の寸法が良ければ、あとは自分の足を靴に合わせるのだ」と言われました。
そんな良い意味で大雑把な覚悟が、案外 実社会を賢く生き抜く知恵なのかも知れません。


この写真は、実際に履歴書に貼付した大学四年生の私です。
学芸大学駅前の小田レコード店併設の写真館で撮りました。
ご主人に、なるべく真面目そうに見えるようにお願いして撮ってもらいました。

実のところ、写真を撮った時点でも、関心の9割以上はベースボールマガジンとスイングジャーナルが占めていまして、この後 30年以上にわたって銀行に勤務することになろうとは露ほども考えてもいませんでした。
(^_^)




 




Comments (2)
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