外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

人の徳

2016-06-15 07:08:41 | 大学野球
松下建太くんの記事がありました。
エリートコースからの転身…用具係が支える西武の未来 | BASEBALL KING


この記事にもあるように、学生時代から、松下くんの誠実で礼儀正しく、そして人懐っこい人柄は 全く素晴らしいものでした。

故障のためにプロ野球選手としては、ひと花咲かせることはできませんでしたけれど、努力を重ねる姿勢を きちんと見てくださっている人がいたのですね。

また、松下くんは とても後輩思いです。
大学では、1学年下に入学してきた斎藤佑樹投手が孤立しないように様々な場面で気を使っていました。
プロでも、ドライチの菊地雄星投手の良き相談相手になっていました。

新しい仕事では、高校を出たばかりの若者たちと毎日接します。
松下くんの持ち味が十分に発揮されているだろうと確信します。

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東京都の舛添要一知事が窮地に陥っています。

舛添さんが大秀才であることは間違いありません。
しかし、いかに大秀才であっても、成功するとは限らないのが実社会です。

私が働いた金融業界は、秀才が出世競争で比較的有利だと思われますが、それでも……
酒ぐせが悪い
異常性癖
金銭にルーズ
時間にルーズ
といった要因で、将来を棒に振った大秀才を何名も見てきました。

たとえば、名門国立大の出身で同期のトップで支店長級に昇格したにも関わらず、お酒の勢いで大失態を演じてしまい、直ちに本部付けに左遷され、5年も後輩である私の部下になってしまった人がいました。
出向辞令待ちの間、私の部署で預かるという形でした。

顔の表情に生気がなく、毎日顔を合わせるのが辛かったです。

今の舛添さんの姿をテレビで観ていると、あの時の銀行の先輩を思い出してしまいます。

それにしても、たとえば「中小企業対策では、舛添さんは歴代知事よりも頑張ってくれていた 」「都営地下鉄、都営バスの合理化には積極的に取り組んでいた」というような擁護の声が全く聞こえてこないのは、情けないです。






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