外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

「野球部 ひとり」

2015-01-12 19:04:09 | 大学野球
私が読みかけている本です。
「野球部ひとり」
浅倉宏景 著、講談社1500円+税




部員不足で悩む底辺校の都立渋谷商業野球部が、エリート進学校の都立自由が丘高校と合同チームを組むことに。
ヤンキー部員たちと、秀才で変人の部員が出会い、野球に取り組むという設定のストーリーです。

もちろん上記の校名は実際には存在しませんが、頭の中で実在する高校を思い浮かべ、それを当てはめてから読むと、物語がリアルに感じられて2倍楽しめますよ。
(*^^*)

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高橋広監督の最初の1週間が終わりました。
大学卒業以来37年間、一貫して野球指導に携わってきた方だけあって、まずユニフォームの着こなしが格好良いです。

そして、内野、外野、ブルペン、そして室内練習場へと風のように移動するフットワークが洗練されています。
どのポジションの選手たちも「監督から見られている」と感じながら練習しているに違いありません。

また、プレーについて細かな指摘や注文をつける高橋監督の指導スタイルを、部員たちは とても新鮮に感じているようです。

もちろん高橋監督が在学されていた時代の早稲田と現在の早稲田では、そして高校野球と大学野球では、練習方法も選手たちの気質も大きく異なっているはず。
そこでは学生コーチ陣の役割が極めて重要です。
選手と監督との間に立つ彼らが、積極的に監督と意思の疎通を図ることで、きっと最善の道が見つかると思います。
そして、その努力はコーチ陣自身の大きな成長にも つながるはずです。

これから大学は後期試験のシーズンに入っていきます。
時間別練習をこなしながら、取るべき単位をきっちり取って、2月からの全体練習に突入して欲しいと思います。

なお、現時点で新入生は未だ練習に参加していません。
一般的には、早実・早大学院組、あるいは東京圏在住の推薦合格者は、この時期から週末だけでも参加する方が良いように思われます。
ただ今年に限っては、高橋監督が現在の部員たちの力量や人柄を まず把握しようとされているところだけに、「高校生を見るのは その後だなあ」というのが正直なご心境かも知れません。
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