外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

心・技・体

2012-06-06 19:27:40 | 大学野球
リーグ戦と新人戦が終了。
部員たちは、とりあえず一息入れて、大学選手権に向けて徐々に集中力を高めていこうという時期にあるかと思います。

また、故障を治す時間がリーグ戦の期間中は捻出できず、だまし・だましプレーしてきた選手もいることでしょう。

とにもかくにも、みんなお疲れ様でした。

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さて、この春を振り返ると、才能溢れる下級生部員たちの活躍によって、ロケット・スタートを切ることに成功したシーズンであったと思います。

東大、立教、法政との全6試合では、全て早稲田が先制点を取って優位に立つという、最高の試合運びができました。
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ただ、後半戦に入ると、下級生部員たちの勢いが失速し、代わって四年生部員たちの頑張りが勝負どころでのチームを支えました。

もちろん、後半戦ともなれば、各校が実戦データを収集して下級生部員たちの弱点を洗い出してくるので、序盤戦のように結果が出せなくなってくるのは、仕方のないことです。

とはいえども、リーグ戦の最後まで、集中力を切らすことなく技量を発揮し続けるだけの体力が、まだ下級生たちには不足していたのではないかと。

かたや、四年生部員たちが勝負どころで負けじ魂を発揮して素晴らしいプレーが披露できたことの土台には、3年間、鍛えに鍛え抜いてきた体力がベースにあることは間違いありません。
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「下級生のうちは、大学野球を戦い抜く身体づくりが大切」と、昔から言われ続けています。

華々しいデビューを飾った茂木くんや吉永くんたちですが、彼らの腰や太ももは、現在の四年生たちの逞しさには全く及びません。

心・技・体

才能豊かな若者たちが、筋肉の鎧と負けじ魂をも備えたならば、天下無敵です。

茂木くんたちの身体つきが現在の四年生たちのように逞しくなり、リーグ戦の最後の最後まで最高のパフォーマンスを発揮できるようになる日が来るのを、楽しみに待ちましょう。
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