外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

1978年の神宮の主役たち

2010-06-15 17:24:30 | 大学野球
本日発売の「ホームラン」に、今春卒業した藤原くん(観音寺一高)の手記が載っています。
ぜひ読んでみてください。

さて、私が最も濃密に六大学を観戦した年度といえば、私が大学四年生となった1978年(昭和53年)です。

難攻不落の江川投手が卒業し、最後の学年に3年間のうっぷんを全てぶつけるつもりで臨んだ年でした。

その証拠に、卒業して30年以上経過するにもかかわらず、当時の他校の監督さんや主力選手たちの姿が、今でも鮮明に思い出されます。

冒頭の写真は、その年の主将たち。
右から
法政・居郷肇二塁手(倉敷工業)、
早稲田・中屋恵久男遊撃手(早実)、
慶応・堀場英孝捕手(丸子実業)、
明治・高橋三千丈投手(静岡商業)、
東大・野村英嗣内野手(湘南)、
立教・橘靖雄内野手(立教高)

私にとって、彼らは永遠のスター選手です。
とにかく盛り上がりました。

先日の早慶戦の試合前、私の同期の佐々木雅次左翼手(大谷高校-早大-トヨタ自動車。現在は同社の野球部長)から、思い出話を聞く機会がありました。

佐々木さんが語った、忘れられない思い出は・・・
『1978年秋の早慶戦の一週間前、法明戦を少し見ようと神宮球場に立ち寄りました』
『そうすると、神宮球場の周囲に、人の列ができていた。何だろうと思ったら、一週間後の早慶戦に向けて、早大生たちが既に泊り込みを始めていたんですよ。あれには本当にビックリしました。』

外苑前の立ち食いそば屋に行って腹ごしらえしたり、自宅から食料や麻雀卓を持ち込んだりして、決戦に備えました。
本当に良き時代でした。


次の写真は、当時の監督さんたちです。


明治の島岡御大が、さすがの貫禄。

いやぁ、早稲田の石山建一監督が若いですねえ。

そして、五明さんから代わったばかりの法政の鴨田監督からは、まだ遠慮気味の雰囲気が伝わってきます。
Comments (4)
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