酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

小沢はヒラリーと会うべきだ

2009-02-12 04:50:11 | Weblog
 16日来日するヒラリー・クリントン米国務長官が民主党の小沢代表との会談を希望しているという。


 《16日から来日するクリントン米国務長官が民主党の小沢一郎代表に会談を打診していることが10日、明らかになった。民主党は沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の県内移設に反対し、県外もしくは国外移転を主張している。

 党関係者によると、米側は17日の会談を希望しているが、小沢氏は普天間問題で党の主張を訴えることを重視し、中曽根弘文外相より先に会うことを希望しているという》=毎日jp=


 小沢は「どうしても会いたいっちゅうなら…」ともったいぶる一方で、「選挙の準備の方が大事だ」と慎重な構えも見せている。だが、ここは素直に会談に応じるべきだろう。

 「中曽根の前なら」などと駄々をこねる必要もない。就任後初めての外国訪問に日本を選んだクリントンは、対小沢会談を大きな目的としているのではないか。麻生自民党が続くなら、しばらく様子を見ていてもいいが、政権交代となるとそうはいかない。そんな思いが胸のうちにありそうだ。

 自民党は心穏やかではあるまい。政府自民党だけでは来日目的が果たせない、そう言われたも同然だからだ。このうえ、外相より先に小沢会談がセットされたりしたら目も当てられない。いまごろ外務省は必死だろう。

 小沢は会った上で言うべきことをきちんと言わねばならない。在日米軍再編について、変な妥協は禁物だ。オバマはブッシュ路線からの転換を訴えている。それならば米軍の前方展開戦略も見直されてしかるべきだ。国際戦略が好きな小沢には、この点を突っ込んでもらいたい。

 もうひとつの焦点は、拉致被害者の家族と会うかどうかだ。家族会の一部が政治勢力化していることに難色を示しているとされるが、結局は会うのではないか。政治家は世論には弱いものだ。
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