酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

ニッポンちゃちゃちゃ!!おめでたいねえ!

2018-07-05 14:48:31 | スポーツ
 本日(2018年7月5日)昼のNHKニュース、冒頭で「今日は時間を延長してお送りします」とのお触れ。台風(温低)被害が拡大したかーと思ったら、何のことはないサッカーW杯日本代表の帰国会見だった。いやー、魂消たね。それほどのニュースですか。

 ≪サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場し、決勝トーナメント1回戦で敗退した日本代表が5日午前、チャーター機で成田空港に帰国した。第2旅客ターミナルビルの到着ロビーには、成田を出発した6月2日の約150人を大きく上回る約800人のサポーターらが詰めかけ、健闘をたたえた。西野朗監督や代表引退を表明した主将の長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)らが到着口から姿を見せると、盛んな拍手とともに「おかえりなさい」「ありがとう」などと歓声が上がった。吉田麻也選手(サウサンプトン)はサポーターの多さに驚いたのか、「ワーオ!」とつぶやいた。選手たちの表情は晴れやかで、長友佑都(ガラタサライ)や本田圭佑(パチューカ)両選手らは手を高く上げて声援に応えていた≫=毎日JP=。

 2大会ぶりの決勝トーナメント進出で、ベルギー戦もあと一歩の大健闘、ご苦労さまの意を表したということなのだろうが、それにしてもやり過ぎだ。冷静に日本の戦いぶりを振り返ってみよう。すべてはコロンビア戦のレッドカードのお陰である。日本は10人の相手に辛勝し、後は引き分けと負け。しかもその負けの一つは「片八百長」。この西野ジャパンに対して「夢をありがとう」などと叫んでいるとは…。ほんと、おめでたい限りですね。

 ハリルホジッチ前監督の電撃解任と西野氏の就任、セネガル戦の醜い球回し…。理不尽なことは「結果がすべて」とみんな水に流し、「みんなすごく頑張った」「感動しました」と賛辞の嵐が巻き起こる。いい民族性だなあ! これではいつになっても8強など夢の夢だろう。

 ベルギー戦。後半の早い時間で2点も取ってしまい、試合の進め方を見失った日本。アディショナルタイムも尽きかけた最後の場面では、守備の意識が飛んでいた。守りの要として投入された山口蛍はデブルイネのドリブル突破になすすべなし。西野は「あんなスーパーカウンターは想定外」などとこぼしていたが、カウンターでも何でもない。GKが手で転がしたボールが起点である。DF陣がさっさと帰陣していればあんな攻撃は食わなかったはずだ。もっとも延長戦に入れば2、3点は取られていただろうから、悲劇的な負けという結末はよかったかもしれない。

 日本の敗退が決まった当日、整体に行ったら受付の女史が「サッカー終わってしまいましたねえ」。面白いのはこれからなのに…。こういう「熱い」ファンに支えられる日本のサッカー、なかなか強くはなれません。

 ところで後任監督、誰にするの? 「コミュニケーション不足」などというあいまいな理由で代表監督の座から放り出す日本に来てくれる奇特な御仁がいるかどうか。これもまた金次第かな?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする