酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

二日酔い大臣には任せられない

2009-02-16 04:12:24 | Weblog
 朝から酒のにおいを漂わせていることで知られる中川昭一財務相が外国でも醜態をさらしている。 

 《【ローマ15日共同】中川昭一財務相兼金融担当相が、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)閉幕後に行った14日の記者会見で、日銀の現在の政策金利を言い間違えるなど“迷言”を連発。ろれつが回らなくなったり目を閉じる場面もあったことから、外国メディアの記者らから「深酒」や「居眠り」を疑われた。

 会見で中川財務相は、「アジア開発銀行(ADB)に10億ドル(約900億円)の支援をすると約束した」と発言。しかしこれは実際にはしていない。無担保コール翌日物金利の誘導目標が0・1%程度である現行の日銀の政策金利についても、「ゼロから0・25(%)ですか。非常に低い状況になっていらっしゃる」と語った》


 昼近い閣議後の会見でも、ろれつが回らず、目がうつろになっていることが珍しくない。髪が乱れ、ワイシャツの襟周りがすっきりしていないときは、二日酔い状態と見て間違いないだろう。ひょっとすると、朝一杯引っ掛けてくるのかもしれない。

 飲酒は嗜好の問題だから、とやかく言いたくない。だが、仕事に支障をきたすようでは、酒飲みの風上に置けない。親父に似て、態度の割りには肝っ玉が小さく、酒でも飲まないと息ができないということなのか。それなら、とっとと政治家なぞ辞めてしまうことだ。G7の会見で恥をさらすようでは、日本の取り組み自体が疑われかねない(今の日本の政治のでたらめさをアピールする効果はある)。

 先の財政演説も下記のように前代未聞のひどいものだった。


 《中川昭一財務相が28日の衆院本会議で行った財政演説で、読み間違いが26カ所にのぼったことが30日、分かった。「歳入」と「歳出」を言い間違えたり、09年度予算の計数を誤読したケースもあり、財務省はこの26カ所の言い間違いを議事録で訂正するように衆院事務局に要請した。

 財政演説は28日の閣議で決定し、中川財務相はこれを基に演説した。財務省によると「カゼで体調が悪かった」こともあり、09年度の税収の減収額(7兆4510億円減)を「7兆4050億円減」などと間違えた。議事録の訂正には衆院議院運営委員会の野党側の理事の了承も必要で、政府批判の材料になる可能性もある。毎日新聞 2009年1月31日 東京朝刊》

 毎晩飲み歩いているからこうなる。例のオットセイ頭のおじさんが、真っ赤な顔で記者に怒鳴り散らし、腕を振り回しているのを見ると情けなくなる。こういう人物には、さっさと引退してもらいましょう。まあ、次の選挙で落ちるらしいけど…。
コメント (1)
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