爽やかだ。こんな心地よい季節に生まれたんだと
遥か彼方の自分の誕生の日に思いを馳せ、束の間...若き母の姿を思った。
近ごろそんな時間が増えたような気がする。
先週、長野の蓼科高原に訪れた折
途中の産地直売所でナツメの実を見つけて買い求めた。
見るからに新鮮なナツメの実が入った袋詰めが1袋100円で2つだけ残っていたのだ。
どうしても買っておきたいというものでもなかったけど、
食べたことのない食材への興味に惹かれてしまったんだと思う。かわいい形と名前にもかな。
生で食べておいしいものではないことは分かるが、さてどうやって処理するものか?
楽しい検索の時間が過ぎる。
【参考: ナツメの美味しい食べ方 赫 睿紅 /茨城大学・留学生:2006年10月発行 会報7号掲載】
一般に中国で棗(ナツメ)は、体の疲れを取り滋養強壮効果の高い漢方薬の一種として知られており、その栄養成分には、ビタミンC、B1、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウムなどが多く含まれております。
鎮痙、鎮静、利尿作用があり、不眠症、貧血、高血圧、骨粗しょう症などにも有効です。
しかし何といってもその効果が注目されるのは、花粉症の予防と体質改善にナツメが良いといわれていることではないでしょうか。
中国ではナツメを漢方薬として使うのではなく、料理の素材としてもよく使っています。
新鮮なナツメは、そのまま食べて美味しいものですが、保存の面などから乾燥して使うことが多いようです。
乾したナツメは、勿論そのまま食べても美味しいのですが、少し工夫して、いろいろな食べ方を楽しむことができます。・・・
ふむふむ干しナツメにするのね~と、さっそく干した。生のナツメは微かにリンゴのような香りがする。
秋の日差しがたっぷり当たってしわしわに、どんどん真っ赤に。干したほうが甘い香りが強くなるようだ。
5日程干し上げて。
蒸します! 15分~20分位。家じゅうが甘酸っぱい香りでいっぱいになった。何か懐かしい香り♪
再び天日乾燥させる、しっかりとね。 で、完成。
ナツメのお粥、ナツメ茶、蜜漬けナツメなどいろいろ美味しそうなレシピが待ってるよー。
【「一日食三棗, 青春永不老」
中国の諺です。それは(一日にナツメを三粒食べると、若々しくなる)という意味です。】
なんか一昔前の広告のコピーって感じだけど、スゴク良さそう、笑。。。
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