12月の空

この２、３日氷が張るような寒い日が続いていますが、日中の陽だまりは暖かで、太陽のありがたさをひしひしと感じます。冬の日差しは部屋の奥まで届くので、もったいなくてカーテンは全開！　家の中からガラス越しに空が見えます。
空気が乾燥している上に、北風が塵を吹き飛ばしているので視界が良くて、いつまでも眺めていたいと思う大きな空が広がっています。

ヒイラギナンテンの花

柊南天が黄色い花を咲かせています。葉はヒイラギに似ていて，実がナンテンに似ているのでヒイラギナンテンというそうです。
２月の節分に、ヒイラギの木の枝に鰯（いわし）の頭を付け、戸口に挿して魔よけにするあのヒイラギは、確かにこの葉っぱの形ですよね。
この柊南天も魔よけの木といわれているようで、その葉は硬くて棘があります。葉色も季節でさまざまに変化して、樹形も姿の良い木です。

Red Wine Glogg

娘の友達が来訪。いろいろな手土産の中に「スパイス入りの温かいワイン」Red Wine Glogg IKEA／スウェーデン産が入っていました。
彼女によると、ナッツ入り干しぶどうを適宜入れたマグカップに、あたためたグロッグを注いで飲むと美味しいらしい。
赤ワインの色が見えるようにグラスに入れましたが、ハーブの香りがたってほんのり甘～くて「うん、なかなかいい味！」　なになに…と裏のラベルを見ると、シナモン、カルダモン、ビターオレンジ、クローブ、マディラ、バニラ、生姜が入っているそう。
娘いわく、「養命酒」も干しぶどうを入れて、あっためて飲んだら飲みやすいかも～♪　冷え性の彼女のために買った養命酒は、あまり美味しくないらしく飲みきれていないのだ（笑）

山茶花

町のあちこちに山茶花が咲いています。常緑樹なので生垣にされているお宅もあって、濃緑のなかに鮮やかな色の花びらが踊っています。
近くで見るとこの花は、まるでワッシャー加工したペーパーで作ったかのように、造形がシンプルでおおらかな印象です。椿や茶の木と同じツバキ科なので、似た葉っぱですがギザギザがありますね。12月の澄んだ空気のせいで、写真も色鮮やかです。

ローリエを干す

昨日も今日も快晴、お日様のおかげでとても暖かく乾燥した日が続いています。今週はローリエの葉（香辛料）を作るために、日曜日に剪定した月桂樹の枝を干しています、、、枝ごと干していますが、その場所は写真で分かりますか？　

カーポートの天井部分に紐を縦横に渡して、その上に並べています。ここなら風通しもいいし、雨や直射日光も避けられるから干しっぱなしでいいのです。今までは葉っぱを千切って大きな竹ザルで干していたので、いつもお天気が気になりちょっと面倒でしたから、今回はもの凄くラクですよ（笑）

イロハモミジ

小田原に住んでいたときに丹沢湖（神奈川県西部山北町）の山道で見つけた、ほんとにちっちゃなモミジの葉っぱだった「楓」が、身の丈1メートルほどに生長して、わが家の玄関先で赤く色づいています。

大きく切れ込みの入った葉を、「いろはにほへと」と数えたことから名づけられたと言われているイロハモミジ。丹沢湖周辺で自生していたこのモミジの名前を、葉っぱから探しました→「にっぽんのもみじ」。その葉の切れ込みは５～７といろいろだけど、やっぱり掌のイメージよね。

色合いもいいので、紅葉した葉っぱを料理のつま用に取り分けました。どこかの町おこしのおばーちゃんになった気分♪

赤い実の季節

南天が、これでもかというくらいたくさんの実をつけてお日様の日差しを受けて光ってます。遠目からも真っ赤な鈴なり状態で、これではヒヨドリの攻撃も止むを得ないですね（涙）。



それに比べ、万両は上から見たのでは気づきにくいのですが、横から覗くと赤い実がたくさん付いています。鳥からは狙われにくいため、長いこと赤い実を楽しめるようです。
つやつやの赤い実はおめでたい縁起物につながるのでしょうか、お正月が近づいてきたのねと、やや気ぜわしくなります。

オキザリス

12月になってすっかり花色のなくなった花壇にオキザリスが咲き始めました。去年鉢植えを地植えにした球根植物です。葉っぱも花も小さく薄いので一見ヒヨワに見えますが、寒さに強く冬中楽しめます。
きょうの日中はお日様の力で、あったかくて気持ち良かったからオキザリスは５枚の花弁を大きく開いて咲いていますが、日陰になるとすーっと花を閉じてしまいます。なんとも可愛い花です。

塩豚

スパゲティ用のベーコンは、もちろんスーパーで買っていたのですが、真空のビニールパックを開けながらいつも思ってました…ハム・ベーコンの類は添加物が大量に含まれているし、高いし、厚くて開けにくいビニールごみも出るし～なぁ。と、、、そんなときに豚バラ肉を塩豚にして保存させる方法を知りました。
最初は豚肉を、塩漬け保存（豚の塊肉に塩のみを少し強めにすり込み、冷蔵庫で1～２週間熟成させて、使う分だけ切って塩を洗って使っていた）していたのですが豚肉がおいしくなるのに嬉しくなって、最近はさらに進化させてタイム、オレガノ、ローズマリー、ローリエなどの生のハーブを貼り付けて香りづけした塩豚を作るようになりました。
この塩豚（パンチェッタ）では、洗わずにそのままスライスして香りつきのベーコンとして使うので、塩の量を加減します。買った時にひと手間掛けるだけで、あとは自然に時間が熟成を促すのでほんとに楽ですし、冷蔵庫にストックしてあると安心です。