ミントティータイム

さあ今日もお茶にしませんか?お茶菓子は、遠景の山並みが美しい鳩山町の小さな自然です。

コハクチョウと鴨(荒川)

2013-01-29 13:01:16 | 近隣の自然


深谷市川本地区の荒川に掛かる橋を渡っていたら、遠く群馬や栃木の冠雪の山々が見えた。
空気の澄んだ冬だから見晴らしがいい、ぐるっと関東平野を感じることが出来る。広いな~!
あの山に降る雪のせいでこの辺も乾燥した空っ風が吹くんだよ、って夫が話す。
山を越える時に空気中の水蒸気が雨や雪となって山に降るからだって

冬の日差しが射しこんで車の中は暖かいが、外は刺すような冷たい風が吹いているのが分かる。
そうだ~白鳥がいるかな? と、白鳥飛来地方面に寄り道を決めて河川敷に降りてみた。
いたいたっ! 
水量の豊かな立派な川だ。風で起つ青い小波の間にコハクチョウと鴨が悠然と泳いでいた。
忘れ去られたように見物の人もなく、静かな昼下がりだ。








ジョウビタキとメジロ

2013-01-26 16:55:00 | 庭--生き物
外がうっすらと明るくなってくるころ
早起きの鳥たちが木上で鳴き始める。
何鳥かなぁ?とお湯を沸かしながら考える
家の外と中、ゆったりと過ぎる朝の時間。

雨戸を開ける音で茶色の鳥が飛び立った。
おっ!あれは白い紋付きのジョウビタキだ。






東側の隣家の庭には背の高い木が何本かあって
野鳥の止まり木になっている。
我が家の庭の木は、ほとんど落葉樹なのでさっぱりとして見通しがいい
そのモミジの枝にミカンの半割りを刺しておいたら
ほーらさっそくメジロがやってきた。










鳥たちにも寒くて過酷な時期だろうね。
冬毛が空気を含んでふっくらまあるい形になっていて
かわいらしい。


マヒワ(真鶸)

2013-01-16 06:44:57 | 庭--生き物


二階から残雪が寒々しい景色を窺っていると
何羽か群れた黄色い鳥が、サルスベリの木に来て止まった。
冷たい北風に煽られながらも懸命に、枯れた花柄の中の種を突っついて食べ始めた。
スズメほどの大きさで、初めはメジロかしらと思ったくらいの鮮やかさだ。

時折聞こえる「ピッ、ピピッ、ピッ、ピピッ」という鳴き声がなんともかわいいこの鳥は、マヒワ(真鶸)だと知った。日本には主として冬鳥として渡来するらしい。



オスはとくに体が黄色く、黒い縦斑が背面と脇に散在する。



メスは黄色が弱く,腹面は白っぽい。



そういえば・・今年の元旦の朝、外に出て初めて見たものは
冬鳥「ツグミ」だった。
枯れた地面と同色の鱗模様を見て、
すかさずカメラを取りに戻ったが、案の定飛び立った後だった。

ツグミ(鶇)は、
15年ほど前に住んでいた小田原の家の敷地続きの梅林によく来ていて
そこではじめて知った野鳥だ。
小学生の娘と一緒に双眼鏡を手に、よく鳥観察したが
そのきっかけとなった鳥でもある。
鳩山町では初めての出合い、それも新年最初の来訪者だったのも嬉しい。


幕の内も過ぎましたね、なんとものんびりですが^ ^; 今年もよろしくお願いします。