ミントティータイム

さあ今日もお茶にしませんか?お茶菓子は、遠景の山並みが美しい鳩山町の小さな自然です。

小さな春、見つけた。

2012-02-26 21:23:14 | わが家の庭

 

雨で黒く湿った土の中に、いちじくほどの大きさの蕗のとうを二つ見つけた。
宝物を扱うように大事に採取(笑)、若草色の花の蕾の香りを楽しんだ。
待っていた春の香りだ。

たった二つの蕗のとうを眺めてて・・・やっぱりの蕗味噌を作ることにした。
まず蕗のとうを縦半分に切って、さっと湯掻いて水にさらす。
この時刃物を入れた蕗のとうの切り口が、あっという間に黒く染みてきて驚く。
急いで写真に撮ったけど、「これかぁ!」フキのアクって!

 
 
何度か水を替えながらアクを抜いて、味噌、砂糖、酒を煮詰めた中に入れてしっかり練り上げる。
仕上がりはほんの一握りだけど、中身は濃い蕗味噌ができた。

蕗の香りと苦味がなんとも美味しい!
実はこの苦味成分に蕗の薬効があるようだ。良薬口に苦しかな?

「J・エドガー」

2012-02-16 17:39:12 | 映画・ドラマなど

 

 

若くて甘い顔立ちのころのレオナルド・ディカプリオは、そんなに興味はなかったけど
壮年に近くなってからのディカプリオは、押さえておきたい俳優の一人になった。
人間としての経年の味わいなのか、俳優としての資質か、、、
演技にも深みが増してきたと思うから。 

そんな彼がクリント・イーストウッド監督作品『J・エドガー』を演じるというので、観てきた。
ジョン・エドガー・フーバー』――20世紀の半分を占めるおよそ50年もの間、アメリカで大統領さえも及ばない強大な権力を手にしていたアメリカ連邦捜査局(FBI)の初代長官――

なにしろ、寒くて何にもしたくないような2月のどんよりとした日の午後は
映画鑑賞なんかが最適だったからね。


まずは、とんでもなく厚い自叙伝を読み始めちゃったな~というような出だしから始まった。
長い独白が淡々と続く画面を追いかけるのが精一杯で、前半30分ほどは眠気に襲われつつこらえた。
ほんと、退屈な本を読み始めると眠くなるぅぅぅ...という感じ。
あ~、この調子でずっといくんだなと感じた時、どうやらやっと集中力が蘇ってきた。
そして、J・エドガーになりきったディカプリオを堪能した。
最後は特殊メークでディカプリオであることさえ判らなくなるほどの熱演だった。

 

「8人の大統領が恐れた男」と宣伝copyにある。
国家を守るという絶対的な信念から、時にはきわどい悪をも行ったエドガーの
表の顔とは違う裏側の、隠された真の姿を見せつけるのだ。
情報収集を徹底し、フーバーファイルと言われる機密ファイルを使って
歴代の大統領を恐れさせた彼だが、自らは記録を残さないようにしていたという。
徹底した几帳面さとストイックな性格が浮かび上がり
結果、ずしんと深く心に残る映画になっていた。
まあ、この辺がイーストウッド好みなんでしょうかしらね。きっと。


一緒に見た夫は、
「イーストウッドだから撮れた映画だね」
なかなか意味深な言い方だ。
贅沢な映画だ。ということだと解釈した。



シジュウカラとメジロ

2012-02-04 13:00:53 | 庭--生き物

 

 

あらあら^ ^ 節分も終わって暦の上では立春ですか?
そういえば日の長さがのびましたね~
きょうは、少し寒さが緩んで穏やかな日差しがうれしい♪

初夏に、わが家の巣箱から巣立ったシジュウカラ(多分?)が
その後も、何度も巣箱に来ていたのは知っていた。
子育ての時期ではないのに、巣箱の様子を覗いているのが不思議だった。
彼らは群で行動するし、よく鳴いているので、付近にいる時はすぐに分かる。
警戒やら合図やらのコミュニケーションのために鳴き合っているんだと思う。

夫は、鳥にも縄張り意識があって、巣箱に来て確認(マーキング?)してるのかも・・・と言う。
そうかやっぱり同じ親鳥が来ているんだね。
でもここで毎年4~5羽は孵る子供のシジュウカラたちはどこか違う場所に巣を作るんだろうか? 


 

しばらく前から、モミジの木にメジロが来てちょいの間遊んでいく。
シジュウカラと合流して遊びまわっていることもあって
居間の窓から見ていて楽しかった。
ちょうど同じくらいの大きさだからかな? 警戒もしていないようだったし。
きれいだったよ、鮮やかな緑色のメジロとくっきりした白黒装束のシジュウカラがあっちこっちに飛び回って。

そうだ!と、今朝メジロのためにリンゴを木に括りつけたら、さっそくやってきた。
メジロのツガイかな?

赤いリンゴの皮を見せたほうが、遠目でも分かって良かったかもね。

 

 


巣を守るシジュウカラ(2011年5月10日)

きょうのシジュウカラ(2011年5月13日)