ミントティータイム

さあ今日もお茶にしませんか?お茶菓子は、遠景の山並みが美しい鳩山町の小さな自然です。

アトリ(スズメ目アトリ科)

2017-03-30 16:30:44 | 野鳥
二月の寒い日、川のほとりの木にアトリの群れがいた。腹部のオレンジ色が際立ち、花鶏(アトリ)という名前が似合う鳥。
アトリは冬鳥で、毎年10月ごろやってきて3月から4月ごろ北へ帰る渡り鳥だ。もう帰って行ったかな?



アトリの尾はM型。頭部が黒いのが雄で、胸は橙色、頭と背は黒、腹部が白色と、とても鮮やか。
そして雌は、雄に比べて淡い色合い。





今は鳥たちの繁殖期でそれぞれ巣作りに忙しそうだ。そして冬鳥が移動する時期もやってきたから森の中で見かける鳥が少なくなった。ちょっと淋しいけどね、季節は確実にめぐっているのを感じる。

ホオジロ(スズメ目、ホオジロ科)

2017-03-24 11:44:57 | 野鳥
越辺川の川原で「チチッ」と鳴き声が聞こえた。
目を凝らして待つとホオジロのつがいがやってきた。この冬初めての出会いだ!うれしい。。
ホオジロの姿形はスズメに似ているが、尾が長いのがホオジロの特徴。
そして白と黒の模様がはっきりとした顔が、雄である(↓左下の雄)。
雌の顔はおとなしい色彩だ(↓右上は雌)。












以下、ホオジロのなかまです。

ホオジロに似た長めの尾、冠羽のミヤマホオジロ。


そして、胸にまだら模様があるカシラダカ。冠羽が立ってる。


円錐型のくちばしで草の種子や虫を採食するアオジもホオジロ科。


写真を整理していたら、ソウシチョウとミヤマホオジロのツーショットの写真を見つけたので(↓)。。




鳩山の森の鳥 カケス(懸巣)

2017-03-14 20:35:31 | 野鳥
いつもの散歩道。林に隣接した公園の裸木にとまるカケスを発見。
近距離に興奮する。こちらに気づいて飛び立つ前にと、急いで連写する。





鳩山でカケスを見かけたことは何回かあるけど、割と常緑の木立ちの上が多く、
姿をきちんととらえることが難しかったから今回はラッキーでしたね。
カケスの頭部は白黒のまだら模様、真っ黒な頬に白く縁どられたあどけない眼が鋭い。
そして一番の見せ場は白・黒・青の羽毛が重なった翼の部分。
すばらしく美しいのだ。

カケスを初めてみたのは、今年の1月7日。
ピザを食べに出かけた男衾のピザハウスSORAから隣の男衾自然公園を散策していた時に、
聞きなれない鳥の鳴き声がした。
見上げると、鮮やかな翼をもった鳥が高い常緑樹の梢の先に止まったので、
カメラでとらえた。画像を拡大してカケスという鳥だと初めて知った。
野鳥観察ハンディ図鑑の「山野の鳥」を携帯していたのですぐに判明。
なにしろカケスは分かりやすい特徴が揃ってた。



興奮して「こんな鳥がいるなんて知らなかった」という私に、
夫はサラッと、春日八郎の歌にあるじゃない「山のカケスも 鳴いていた」って。

えー?そういわれれば、うん~ずーっと昔に聞いたことあるねぇ。
で、検索したらありましたよ。

『別れの一本杉』
~あの娘と別れた 哀しさに 山の懸巣(カケス)も 鳴いていた~

鳩山の森の鳥 ソウシチョウ(相思鳥)

2017-03-06 16:38:48 | 野鳥




ことしの冬に出会った鳥の中でも格段に印象的な鳥です。はじめて出会ったときはその可愛いい容姿と鳴き声にとても驚きました。



雑木道を歩いていて、途中の竹藪の中から聞こえてきた可愛いさえずりに足を止め、様子を窺うと、
赤や黄色の色彩を持つ小さな鳥が10数羽、採餌にいそがしく動き回っていました。
よく見ると嘴が赤くて、翼には筆で描いた扇のような模様に見えます。なんて美しくて斬新なんだろうって思いましたね。



ソウシチョウ「相思鳥」は、中国大陸から輸入された鳥で、名前の由来は、
つがいのオスとメスを分けてしまうとお互いに鳴き交わしをするため、相思鳥の名がついたと言われています。
中国現地名は、「紅嘴相思鳥」...by Wikipedia

ソウシチョウ(外来種、留鳥)