ミントティータイム

さあ今日もお茶にしませんか?お茶菓子は、遠景の山並みが美しい鳩山町の小さな自然です。

ヤマザクラ(山桜)

2019-04-03 17:15:39 | 近隣の自然
森に自生の山桜を見に行った。
草木がだいぶ萌えてきていて森が明るい。行く手の高木の一本に山桜の花が開花していた。
毎年見上げる山桜だ。薄桃色の花が咲き若い新芽も開いている、若葉は生まれたての赤茶色だ。
山桜の花々の位置に午後の陽光があたり、スポットライトに照らされているようだった。



きょうは風が強くて、桜の花びらも可愛そうなほど揺れているが咲き始めたばかりの花びらは軟弱ではないのがうれしい。








お気に入りの山桜

2018-03-30 17:13:10 | 近隣の自然
お気に入りの山桜が咲いてるよね、きっと!
と、お昼前に時間を見つけてお花見に出かけた。
去年は確か・・・葉桜になっていたんだ。のんびりしすぎていて。



この立派な山桜、最初に出会ったのは4年前の春です〔2014年4月7日“里山の山桜”]。
その時と写真を比べてみると
樹木の造形や背景の様子などほとんど変わりないように見える。
きっと、スローな時間が流れているんですね。いいな~!

鳩山の森で野うさぎに出会う

2017-05-09 14:16:17 | 近隣の自然


森の中にはきっといろんな生き物がいるんだろうなと想像していたけど、
出会いましたよ~野ウサギに。
いつもの散歩コースの林道で、すぐ脇の藪から突然ガサガサと何かが走る音がした。
静かな森の中ではかなり大きな音に聞こえて、どうやって逃げようかと身構えた時、何者かが止まった。
じっと目を凝らすと、驚いたことに野うさぎがいたのだ。
何とか撮れたけど、興奮しましたよ。

「野ウサギは、群れは形成せず単独で生活する。特定の巣は持たないが、ねぐらを中心に半径が約400mの範囲で行動する。夜行性で、昼間は藪や木の根元などで休む」(by Wikipedia)
昼間に野ウサギに出会えたのは、ラッキーだったんだ!

都幾川でダイサギを見る

2016-01-19 15:21:46 | 近隣の自然

あらあら、二ヶ月もボーッとしていたせいで広告が表示されていました。そんなに時間が経っていたのかぁ..(うるるっ。。)




雪が降る前日の日曜日、焚火をしたいね~と、燃やす必要のあった手紙類や工作で出た木端などをまとめて嵐山町の二瀬橋付近に出かけた。東秩父村から流れてくる槻川と都幾川が合流する地点で、春には桜並木で賑わう都幾川の河岸だけど、冬の日曜の午前中は人の姿がなくとても静か。

河原の石を集めて土手を作り火を起こす、空気が乾燥しているので、瞬く間に炎が上がり楽しい火祭りが始まる。ただ黙々と木端をくべる作業に心が落ち着く。体も暖まりほぐれていくのが分かる。心地良くって気持ち良くって、また来ようねということになる。時々は何にもしない時間が必要なんだね、人間って。

ふと気づくと純白といってもいいほどの美しい羽毛に、長い嘴の大きなサギが都幾川の向こう岸をゆっくりと歩いていた。

手元の鳥図鑑によると、最も大きなサギ(L90cm)で、嘴が黄色いダイサギであるようです。特徴として、眼下にある口角の切れ込みが、眼の下より後方まで伸びているとあるので(拡大して確認した)大丈夫でしょう。









男衾自然公園

2015-08-10 16:00:13 | 近隣の自然

先日猛暑の中、寄居町の本田技研工業・寄居工場付近を走っていて偶然見つけたのが、古民家づくりのピザやさん。
広い敷地に古民家を改装した建物で、外にはピザを焼くための(たぶん?)薪が積んである。
あんまり商売っ気がなさそうにも見えるがこんなお店がもしかしたら美味しいのかも~。
だけど時間はまだ午前10時前だったから準備中の様子だし、こちらのお腹も準備できていなくてお店の前を通過した。
すると走り抜けてすぐに「男衾自然公園」の看板が目についた。



すでに外は灼熱の暑さだったけど、車を降りてみた。
広い駐車場には車が2台置かれているだけで、公園のようだけど立木が少なく日陰がない、なんだかちょっと面白いぞ!
山を登る遊歩道が続いているけど、何しろ木陰がない。躊躇していると頭の上から声がした。「頂上は見晴らしがいいですよ」。

山の手入れをしているボランティアの男性だった。
頂上までは171mほどで、20分くらいで着くという。
お天気が良ければ群馬の赤城山や栃木の日光連山が見えるし、反対側はホンダの工場も一望だそう、
そして「暑いから、きょうは止めておきます」という私に、朝早い時間に歩くのがいいですよと言われた。
朝早く来ることはないと思うけど^^、、、冬ならきっと山々がきれいに見えそう、来てみようかな。

この公園はボランティアの人たちによってコツコツと作られているようだ。
山と山の間に池がいくつかあって 睡蓮の花が咲いていた。そして 睡蓮の間に大きなオタマジャクシがいっぱい見え隠れしていた。




池の上には、体中真っ赤に見えるナツアカネショウジョウトンボ(オス)もいたよ。


滝と巨木と大岩(ときがわ町)

2015-07-28 18:35:55 | 近隣の自然

茹だるような暑さで唸っていた日曜日、涼みに行こうと誘われてバイクに乗った。
アスファルトの熱風をかき分けながら30分くらい走ると、ひんやりと山の匂いがしてきた。
すでに隣町のときがわ町の山道に入っている。

ときがわ町は、面積の約7割を山林が占める古くからの林業の町。いまも林業の振興に努めていて、山道を走ると植林されたスギやヒノキなどの針葉樹が整然と続いていて、管理が行き届いているのがわかります。

山があれば滝がある。ときがわ町の滝を調べたら、「姥樫の滝」を見つけたので行ってみることにする。
危なそうな切通しの山道を走ってなんとか辿り着いた滝への入り口。ここからは歩く。




途中で出会った巨木の姥樫(幹周り:6.58m)
大きくねじれた姥のような老樹...立派なアカガシの木だけど樹齢はどのくらいなんだろう。




巨木に圧倒されて、さらに先に歩く。
途中たくさんのヒグラシがずーっと私たちを追いかけるように飛んで、木に止まって鳴く。
水の落ちる音が聞こえてきて、やがて姥樫の滝が現れた。落差5mほどのなんだか滝らしい滝。







滝からさらに山を登ってカツラの木を見に行きます。
深遠とした森の奥に、緑の葉が美しい巨木のカツラ(幹周り:3m)がひっそりと佇んでいた。
根元の株立ちはカツラの特徴なようです。それにしても大きい。






...いい山歩きでした。
そして帰り際には、大岩(椚平の巨岩 烏帽子岩)に出会った。
何気なく通り過ぎたけど、その大きさに驚いて引き返して撮影。バイクが小さい!




山にはたくさんの小さな流れが水の音を立てていた。この保水のおかげで涼しいんだね、




虚空蔵尊さくら公園(越生町)で、束の間お花見

2015-04-14 11:17:14 | 近隣の自然

雨上がりの土曜の夕刻に、越生の虚空蔵尊さくら公園を訪れた。今年初めてのお花見になった。
4月なのに春の恩恵の届かない日が続いていて、心も冷えてしまいそうだったが、花の姿にほっとして気持ちが浮き立った。












虚空蔵尊さくら公園は、虚空蔵尊(埼玉県入間郡越生町上野)の裏の山を、こじんまりとしたサクラ公園に仕立てたものだ。
いろんな種類の桜が植栽されている。2007年建立とあるからまだ成長途中のさくらも多く、それらを見守る楽しみもあって、派手ではないがなかなか趣のある公園だと思う。

それにしてもあまり人と出会うことが少ない、おかげでゆっくりと花や景色を楽しめる。



花が終わり、散った花びらが雪のよう。



↓緑色の花が咲くのかしら? さくらの木には木札で名前が付いていますが、劣化していて読めなかった。
何ていう桜だろうと調べてみたら、御衣黄(ギョイコウ)がヒットした、「花は特徴的な緑黄色であり、そこから次第に黄色からピンクへと変わっていく珍しい神秘的な桜」とありました。

うーん、確かめに行かなくちゃね。









山頂からの見晴らしもお気に入りだ。近くの里山と遠くの町の風景が見渡せる。
と、のんびりしていたら、またもや雲息が怪しくなってきた。すぐに雨がポツリポツリ降り出してきたので、私たちも急いで退散。

ほんの束の間のさくら三昧♪でした。



水辺の鳥(八丁湖)

2015-02-09 21:13:50 | 近隣の自然

寒い日が続いています。冬鳥たちはどうしているかしらと思いたち、吉見町の八丁湖へ行ってみました。




いましたよん~なんといっても多勢はカモでしょ。
カモ(鴨)といえば、頭部が何とも鮮やかな緑色光沢の、マガモ(真鴨)の雄。 珍しく木に上がっている鴨がいたので撮ってみた。雄の足元、いつも水中に隠れていて見えない‘水かき’が見えている。 *左隣に写っているのが雌。←コメントいただいて訂正しました^^; 文中の*緑文字は訂正です。




*三枚目は渡りをしないカモのカルガモです。多分羽のふち模様からメスと思います。




これは、カモの仲間のホシハジロ(星羽白)。雄の頭部と首が赤褐色で、目が赤いビー玉のように光っている。




次の写真が、ホシハジロの雌だと思うんだけど確かではありません。。。
*五枚目はホシハジロではなくオオバン(カモではありません)です。




そして空から登場したのは、カワウ(川鵜)←「*ウミウの可能性もあるかもしれない」ようです。
長い首を伸ばし翼を広げた姿は、大型で迫力があった。
他の鳥に比べてもカワウの動きは俊敏で、目立っていたように感じた。狩りのために水中に潜っている時間も長かったと思う。








最後は、お気に入りのカイツブリ。カイツブリは、外見では雌雄の区別がつかないそうです。そして陸に上がらず、空も飛ばず、ずーっと水上生活をしているらしい。なかなか面白い鳥だ。


里の山桜

2014-04-07 10:15:16 | 近隣の自然


樹高20mはありそうな立派な山桜に出会った。それは弓立山から大附の里を下る道の途中に突然現れた。
滅多なことでは決して途中で車を止めたりすることのない夫が、こんな立派な山桜は初めてだと通り過ぎた車をバックさせて停止したのだ。

充分に成熟した太い幹の桜が2本、まさに満開の時を迎えていた。山吹色の葉と白い花の美しい枝が、春の風に大きく揺れていたが花びらは飛ばない、咲き始めなのだろう。









芽吹きと同時に花芽も出る山桜は、花と葉のバランスがいろいろだけど、この山桜は一見ソメイヨシノと見まがうほどの花のボリュームだ。豊富な花と堂々とした幹の太さに驚きながら、日を遮るものが無いから充分に育ったんだろうねと夫が言った。




あたりを見回すと、桜をとりまくロケーションもいい。居心地のよさそうなのどかな里の風景が広がり、その先には萌えはじめた山の姿もある。いいなあ~ここで山と桜の木を見ながら暮らしたら楽しいだろうな。 


アオジ(青鵐)

2014-03-19 15:09:11 | 近隣の自然


林道で植物の種や虫などを採食中のアオジに出会った。スズメよりやや大きめ、お腹の羽毛の黄色が美しい。目元から喉にかけて黒いので、雄でしょうか? 
よく見ると、近くにもう一羽、また一羽と三羽連なっています。だんだん近づくワタシの存在に気がついていると思うけど逃げない。盛んに草むらを突っついて餌探しに夢中の様子でしたね。