ミントティータイム

さあ今日もお茶にしませんか?お茶菓子は、遠景の山並みが美しい鳩山町の小さな自然です。

黄色と赤の柚子胡椒

2017-12-08 14:59:32 | 保存食


冷凍保存してある柚子胡椒の在庫が少なくなっていたから
作っておかなくちゃ思っていたのに、青い柚子の季節がとっくに過ぎてしまった。

そして黄色くなった柚子が出回るなか、
11月3日には赤城山の産直で青唐辛子を見つけ
11月26日には東秩父村の産直で、生の鷹の爪が束ねてあるのを見つけたので
黄色い柚子と一緒に購入して柚子胡椒を作った。

なんとか黄色と赤の柚子胡椒が揃った。
赤い色はちょっと激辛感がありそうだけどそれほどでもない。
今は毎日のように出番があって、出来立ての柚子胡椒がうれしい。香りもいいしすごく温まるしね。





柚子胡椒の作り方は簡単、生の唐辛子と柚子の皮と塩を混ぜるだけだから。
大抵のレシピには唐辛子の種を取り除くとあるが、これが一番面倒なことくらいかなと思う、
ので私は種は取らない。それに種の中に栄養があるんだしね。
柚子は香りが出るように皮の部分をすりおろし、しぼり汁も加えます。
加える塩は全重量の25%位にしている。
すべてをフードプロセッサでペースト状に混ぜたら1週間ほど冷蔵庫で寝かせて発酵させる。

これで完成! 小瓶に分けて冷凍保存。一年中使っていますよ。

青梅の蜂蜜漬け

2016-05-26 15:38:45 | 保存食

5月末頃になると、毎年お向かいのお宅から
梅の実をもらってねと言われ、梅採りと梅仕事が発生する。
今年は昨夜連絡があり、きょうがその日になった。

ところが、青々と茂った梅の木には梅の実が数えるほどしか見当たらない。
今年はどうも梅の実付きがよくないよ~と、
シルバー人材センターの剪定の人に言われた。
やっぱり、梅も隔年結実なのかな?
 
 果樹の結実が多いときと極めて少ないときとを1年ごとに繰り返す現象。
 ミカン・カキ・クリなどにみられ、果実の発育中に始まる花芽分化のため
 栄養分が不足し、豊作の翌年は不作になる(デジタル大辞泉の解説から



じっと見つめて何とか探し当てた12個の小粒な青梅を頂いて来て
どうしようかと考え、昨年作っておいしかったハチミツ漬けにした。
ちょうど蜂蜜も在庫があるし、なにしろ簡単!



 梅は、3時間ほど水につけてあく抜きをする。
 きれいに拭いてなり口を取り、竹串で穴をあけ消毒した瓶に入れ、ハチミツを上まで注ぐ。
 1ヵ月ほどで梅の香りがいっぱいのハチミツ漬けができあがる。

梅色の巾着に入れて梅の木の持ち主さんにプレゼント!











リンゴの乾燥チップス

2015-11-05 16:58:24 | 保存食



穏やかな秋晴れが続いていますね。干しリンゴ作りにはもってこいの日和です。

いつものようにリンゴをむいていた時に、ふと気が付いてリンゴを干してみたいなと思ったんですね。
いままでいろんなものを干してきたけど、リンゴは初めてです!(梨や柿やリンゴなど果物の皮は冬の漬物用に干していますけど…)。

それで、スライスして天日干ししたリンゴチップスを作ってみましたが、これが美味しいんです。
チップスといってもパリパリじゃなくて少しふにゅとしていて、噛んでいるうちに酸味と甘みと香りが広がってきます。
干した分、凝縮されて強い甘みになるようです。



味を占めたので今のうちにいっぱい作ってストックしておこうと、群馬や長野に行った際に買ってきたリンゴは紅玉、秋映え、シナノスイートなど。小さなリンゴは丸ごとスライスしたり、皮をむいたりむかなかったり、大きさもいろいろに切ってみた。

秋晴れのおかげできれいに乾燥してくれます。



ミョウガの甘酢漬け

2015-10-06 16:04:16 | 保存食

秋ミョウガを収穫したので甘酢漬けを作った。
二つ割にして熱湯で30秒ほど茹でたミョウガを、冷ました甘酢に漬け込んだ。簡単で一番ミョウガの味や香りが活きる調理だと思う。
甘酢は少し水で薄めているので酸味が和らいで食べやすい。ぽりぽりいけるからお茶受けにいい(お酒にもネ)・・・というわけですぐになくなる。また探しに行かなくちゃ~秋ミョウガ。




こちらは7月→8月に収穫した夏ミョウガ、冷凍できるって聞いたので初めて冷凍してみた。冷凍するときれいな紫色に染まるのね。
確かに便利だわ! ちょっとした煮物や汁物などに使いやすいし独特の食感も残っていて、いい感じ。




梅と戯れて~梅仕事

2015-06-01 12:53:04 | 保存食



先週末に隣家からシルバーセンターの剪定が入るので、梅の実を取ってほしいと頼まれた。
隣家の主は梅の実はいらないわとおっしゃるので、ここ数年ほどは私が収穫した梅も戴いてくることになっている。
毎年小粒だけど良い実がつく梅の木だが、今年はかなりな量の実が生っているわよとの事前情報をもらっていた。

なるほど凄い量だ。で、終わってみたらなんと8キロもの梅の実を収穫していた。
ふうーっ!どうりで採っても採っても終わらないように感じたわけだ。



しかしこんなに大量にあっても困るし、貰ってほしいのよ~とご近所に声をかけたが、
どうも皆さんの家には梅の木があるようで(我が家にもある)、、、それに梅仕事は面倒でと断られてしまったから、さあ大変! 

8キロか? 多いなぁ~! でもこんなきれいな青梅の実だから新鮮なうちに何とかしなければ、、、

時間は限られている。一人でできることも然り。
まずは二等分して、半量はそのまま冷暗所に置き明日に繰り越そうと決断する。

残りの半量を洗ってアク抜きのために水に漬けておく。その間に材料確保(氷砂糖、ハチミツ、三温糖、ホワイトリカー、酢、塩)して、
それぞれのビンも物置から探し出してきて洗って乾かすのだけど、日射しが強いから天日干しー5月なのに暑い暑い。
秤(ハカリ)と計算機とメモ帳を準備して、ネット検索して良さそうなサイトのレシピを覗く。

そうこうしながらも
午後からの半日でなんとか4キロを処理した。
どれも梅の量は多め…というか倍量にしているレシピもあるので、お味が楽しみなような不安なような。



そして翌日に残りの4キロの仕込みを終了させた。

こんなに大量の梅と密な時間を過ごしたのは初めてだから、記録を兼ねて記念撮影だ!












ハヤトウリのしょうゆ漬け

2014-10-21 17:05:25 | 保存食

週に一度は、産直に新鮮な野菜を調達に行くのだけど、短い期間だけ市場に出てくる旬の野菜に出会うのは嬉しいものです。

先週も若草色のハヤトウリを見つけたので、いそいそと買い込んだ。ハヤトウリのしょうゆ漬けを作りたいと考えていたのだ。でも何かと用事が重なり、1週間も手つかずの時間が経過して、さすがに冷蔵庫の野菜室に放りっぱなしのハヤトウリのことが気になっていた。

きょう、恐るおそるラップを開けてみたら保存状態が良いのでちょっと驚きだ。良かったぁ~! 早く処理しよう!



そんなわけで、きょうは簡単に作れる「手抜きハヤトウリのしょうゆ漬け」を作ることを思いついたので、さっそく実行。
実は、夏の終わりに作った「ゴーヤの煮びたし風しょうゆ漬け」が、簡単なのに味も触感も良くて気に入っていたから、ハヤトウリも同じレシピでいけると考えたんだ(何か思いつくのは、いつも朝の寝起きの半覚醒状態の時が多い。笑)・・・で、完成。超早っ。
こんなことなら早くやってしまえば良かったと、半分反省しながらも、やった!と、満面笑みの一件落着。



それでは、このレシピを来年のためにメモランダムしておこう♪

【ハヤトウリのしょうゆ漬け】
 ・ハヤトウリ(中サイズ4本)…皮をむき種を除いて、薄くスライスする
 ・青唐辛子1本(細切り)※タカノツメでも可
 ・漬け汁…しょうゆ150㏄、みりん50㏄、米酢30㏄、砂糖80g

 ①漬け汁を煮立てて、ハヤトウリと唐辛子を加えて再沸騰したら、3分~4分中火で煮て火を止める。
 ②熱湯消毒した保存瓶に、熱いままのハヤトウリをいっぱいまで詰めてから、蓋をして逆さまに置き、冷ます。

いままでは、沸騰させた漬け汁にハヤトウリを漬けては冷ましてと、3度繰り返すやり方でした。煮ないことで触感を活かしつつ、しっかり味も付けるのね。
でも、今回の方法でもまったく同様のおいしさに仕上がったのです。手間が省けた分、グッジョブだね。

今年の梅干し

2014-08-06 15:27:18 | 保存食

本日も猛暑日。昼過ぎの庭は静かです。鳥たちも遊びに来ませんし、人も通りません。ときおり飛行機の(基地に行くのか、帰るのか?)飛ぶ音が聞こえたりしますけど、概ね静寂な時間が過ぎていきます。
窓越しに庭を見ると、ぐったりと萎れた草木たちが、日射しのなかで微かに喘いでいるようにも見えます。
みんな、太陽が沈むのをじっと待っているのね。



今年出来た梅で作った我が家の梅干しが、やたら酸っぱくてオイシイ。
ごはんにちょこんと梅干しをのせて、海苔で巻くのが気に入って、毎朝食べている。
そして毎回、なんて美味しいんだろうと、ごはんのおいしさを再認識している。基本に帰った感じだ。夏のせいかもしれないし、年のせいもありそうだ。複雑な味のコラボは、もうちょっと遠慮したいということかもしれない。

毎年ではないけれど、夫の梅干し作りが恒例になって久しい。そういえば、以前に梅干しのことを書いたことがあったなと思い出して記事を見てみたら、あった! やっぱり猛暑だった、6年前の2008年に“梅干し”が載っていましたね。

熱いぞ~!(2008-07-25 保存食)



干し柿  (Dried Persimmon)

2013-11-30 08:21:11 | 保存食



11月10日に柿むきして吊るし柿にした干し柿が、ちょうど良い具合なあんぽ柿に仕上がった。柿の実がとろりと濃厚で、驚くほどに甘い。
秋晴れが続いたから太陽の恵みをいっぱい浴びて、栄養もいっぱいありそうだ。ご近所に少しずつだけどお裾分けしたが、こういう柔らかな干し柿が好きなのよと言われる方が多かった。いつもは白い粉が付くくらいまで干すけど、ことしは柔らかめで仕舞ったからね。
仕込みはすべて、夫の手作業 (ご近所の奥さんにきれいに作るわねー!と褒められたのですが、ワタシではありませんよー!)。

ついでのお話ですが、冬の漬物 (白菜漬け、たくあん漬け)も夫の仕事になってからずいぶん経つ。最初の頃こそ塩の分量を測っていたけど、いまでは目分量であっという間につけてしまう。漬物石もたくさん載せるから仕上がりも早いし、男の人の向きの仕事かもしれないなと思う。
ワタシの出番は、毎日剥いた果物の皮を天日で干してストックすること。乾燥させた果物の皮などを一緒に漬けると、甘みや香りが出て一層おいしくなる。そうそう、ここでもお日様の登場!...ありがたいことです。

腸内環境に乳酸菌がいいと言われている。それも動物性よりも植物性のほうが効果があるというから発酵食品の漬物はマルだけど、塩分は足し算すると要注意の量になってしまう。なにしろ控えめ、控えめでね、そういう年齢ですよ。。。

行者にんにくの醤油漬け

2013-04-25 09:01:10 | 保存食

軽井沢から碓氷峠を通って群馬県へ抜ける国道18号沿いに、安中市の産直を見つけたので、
立ち寄って群馬県の野菜をいろいろ買った。
埼玉県比企郡付近の産直とそれほど変わりない野菜が並ぶなかに、行者にんにくがあった。



おひたし・卵とじ・てんぷら・餃子・炒め物・焼肉に巻いて。と、手作りのラベルが付いていた。
そして「醤油漬け」のレシピも書いてある。

細かくきざんで、ビンやタッパーに入れ、醤油・みりんをひたひたになるまで入れる。
2~3日で美味しく食べられます。残った汁は、チャーハンや炒め物の隠し味に。


さっそく作ってみた。
ほのかににんにくの香りがする。味は、にら+ねぎ+にんにく。
以外にさっぱりしていていろいろと使えそうだ。きっとあったかいごはんに合うね。お豆腐や厚揚げにかけたり、野菜の和え物にも良さそう! 

 


この「まぼろしの山菜」って書いてあった行者にんにくは、我が家の庭にも数年前からひっそりと生育している。
どうも成長が遅いようで、自然にどんどん増えるものでもないらしく、控えめだ。
しかしよく見ると、今年は初めて蕾を見つけた。とても見えにくいけど、蕾が一つだけある。
どんな花が咲くのかな? 花が咲くということは、種ができるということだよね、増やせるかしら?

 


秋晴れにナツメ(棗)を干す

2012-10-13 16:31:13 | 保存食


爽やかだ。こんな心地よい季節に生まれたんだと
遥か彼方の自分の誕生の日に思いを馳せ、束の間...若き母の姿を思った。
近ごろそんな時間が増えたような気がする。


先週、長野の蓼科高原に訪れた折
途中の産地直売所でナツメの実を見つけて買い求めた。
見るからに新鮮なナツメの実が入った袋詰めが1袋100円で2つだけ残っていたのだ。
どうしても買っておきたいというものでもなかったけど、
食べたことのない食材への興味に惹かれてしまったんだと思う。かわいい形と名前にもかな。



生で食べておいしいものではないことは分かるが、さてどうやって処理するものか?
楽しい検索の時間が過ぎる。

【参考: ナツメの美味しい食べ方   赫 睿紅 /茨城大学・留学生:2006年10月発行 会報7号掲載
 一般に中国で棗(ナツメ)は、体の疲れを取り滋養強壮効果の高い漢方薬の一種として知られており、その栄養成分には、ビタミンC、B1、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウムなどが多く含まれております。
 鎮痙、鎮静、利尿作用があり、不眠症、貧血、高血圧、骨粗しょう症などにも有効です。
 しかし何といってもその効果が注目されるのは、花粉症の予防と体質改善にナツメが良いといわれていることではないでしょうか。
 中国ではナツメを漢方薬として使うのではなく、料理の素材としてもよく使っています。
 新鮮なナツメは、そのまま食べて美味しいものですが、保存の面などから乾燥して使うことが多いようです。
 乾したナツメは、勿論そのまま食べても美味しいのですが、少し工夫して、いろいろな食べ方を楽しむことができます。・・・


ふむふむ干しナツメにするのね~と、さっそく干した。生のナツメは微かにリンゴのような香りがする。



秋の日差しがたっぷり当たってしわしわに、どんどん真っ赤に。干したほうが甘い香りが強くなるようだ。
5日程干し上げて。



蒸します! 15分~20分位。家じゅうが甘酸っぱい香りでいっぱいになった。何か懐かしい香り♪



再び天日乾燥させる、しっかりとね。 で、完成。



ナツメのお粥、ナツメ茶、蜜漬けナツメなどいろいろ美味しそうなレシピが待ってるよー。

【「一日食三棗, 青春永不老」
 中国の諺です。それは(一日にナツメを三粒食べると、若々しくなる)という意味です。】



なんか一昔前の広告のコピーって感じだけど、スゴク良さそう、笑。。。