ミントティータイム

さあ今日もお茶にしませんか?お茶菓子は、遠景の山並みが美しい鳩山町の小さな自然です。

ミントの花とツマグロヒョウモン

2020-09-09 10:32:37 | 庭--生き物
夏の終わりが見えてきました。
朝晩のひんやりと心地よい空気に、体の細胞が若干生気を取り戻してくるような気がします。
長梅雨でうんざりしてた7月に続き、炎天続きだった8月の猛暑。春からずっと新型コロナウィルス騒ぎも収まらず何とも疲れる夏でしたね。

今、庭は、暑さで傷つきながらも、子孫を残すべく花を咲かせ実をつけた植物(野菜)たちが、後の余生を生きているかのように静かです。
ついこの間まで騒がしく泣いていた法師蝉(ツクツクボウシ)や蜩(ヒグラシ)の声も聞こえないわねと、窓外を見ると、
鮮やかなオレンジ色にヒョウ柄の蝶がひらひらと羽ばたきながら、ミントの花に止まり吸蜜しています。
さて久しぶりに、撮りに出ましょうか?


ツマグロヒョウモンの雄


自転車のサドルに止まりました


ペアで連れだって飛んでいるのを見かけることが多いけど、きょうは単身だったね


元々は南国で暮らしている蝶で、温暖化で北上してきているようです

ジョウビタキ(雄)

2015-03-18 15:43:54 | 庭--生き物



写真を整理していたら、ジョウビタキの雄を見つけた。昨年の3月14日に撮ったとある。しかし記憶にない?
写真を見ながら思い出そうとするが、まったく思い出せなーい(悲)
でもまあタイムリーに出てきたから活かそう!



オスは、メスよりオレンジとブラックの配色が多い分、色鮮やかだ。庭の生垣のロープに止まっていることが多いが、時々地面に降りる。虫を探しているようだ。
今年は、このオス君は見かけなかったと思う、、、毎年同じエリアに渡ってくるとは限らないんだろうね。

ジョウビタキ(雌)

2015-03-16 16:34:03 | 庭--生き物



ジョウビタキは翼の白い斑点とオレンジが美しい冬鳥です。
眼がくるっと真ん丸で、顔立ちも優しいからおとなしそうな鳥に見えます。

ところがなかなか攻撃的で縄張り意識が高い鳥だという。
冬の間、頻繁に我が家の庭にやってきていたジョウビタキの雌、同じ鳥だとは思っていたけど、ここは彼女のテリトリーだったのね。

しばらく見かけなかったので、もう大陸に渡ったのかなと思っていたら、きょう庭に来ていた。
人間は縄張りの敵ではないようで、4メートルほどの至近距離まで近づいても気に留めない様子だった。

「まだ居たんだね、もうどこかへ行ってしまったのかなと思っていたよ。これからどこか寒い大陸に渡るんだね」
「そして子供を産んで、忙しく子育てして、また来年ここに渡ってくるかな?」

★ウィキペディアから...
ジョウビタキは、チベットから中国東北部、沿海州、バイカル湖周辺で繁殖し、非繁殖期は日本、中国南部、インドシナ半島北部への渡りをおこない越冬する。


庭でクロアゲハ、コミスジ、ツマグロヒョウモン

2014-09-11 10:36:33 | 庭--生き物



真っ黒な蝶だ! ふわりと視界を過ってモミジの低木に覆いかぶさるように止まった。大きく翅を広げ、じっと休んでいるように見える。
「クロアゲハ?」とっさに声を出したが、ほんとにそうかな? だいたいクロアゲハ(アゲハチョウ科)をきちんと見たことはないから分からないんだけど…。レンズを望遠に変えたカメラを抱え、撮りながら近づいた。
背後からの危険を感じたのか、大きくふわりと羽ばたき、ゆっくり舞うように隣家の庭に渡っていった。その離陸の時に一瞬赤い模様が見えた。クロアゲハは黒一色ではなかったんだ。

黒一色と言えば、最近コウモリが空を飛ぶ姿を見かけている。
最初は庭で、日曜日の午後7時すぎに庭にいた夫から呼ばれて出てみると、10~15匹ほどのコウモリが空を飛ぶ姿があった。めずらしいねって言っていたら、次の日、北坂戸駅に向かう凸版印刷工場脇の路上でもコウモリの大群を見かけた。午後4時前くらいだった。

黒つながりの蝶を7月中旬に撮っていた。
黒い翅に白い3本のスジがはいったような模様のミスジチョウ類のコミスジ(タテハチョウ科)。
翅をゆっくり羽ばたかせて優雅な飛び方をする小型の蝶だった。



おなじみのツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)は常連だ!
カップルであったり、雌同士だったり、とにかく毎日飛んでいる。スッキリした模様の雄(上の写真)。
雌(下の写真)は、黒い縁取りが派手で、雄よりも若干大きい。







それぞれの閉じた翅の模様もなかなかいい。

ニラの花に集まる蝶 「イチモンジセセリ」

2014-09-02 18:44:27 | 庭--生き物



ニラの花に蝶がいっぱいだ。いやいや蜂もいる。みんな夢中で吸蜜している。

中でも、ちょっと蛾のようにもみえる小型のセセリチョウの群れが、ニラの花に集まっていた。
後翔の白色の紋が一文字に並んでるので、イチモンジセセリという名前なんだ。
アップで見たいのでトリミングしてみると、なかなかかわいい顔に見える。きっと大きな目のせいだね。






↓開翅すると別物!?みたいに見えるイチモンジセセリ。これは、上から撮った写真。



炎天下に昆虫三種撮る

2014-08-18 19:42:23 | 庭--生き物






今日の午後2時、レンガの上でじっと止まっていた褐色型の大きなバッタ。
殿様バッタかしら?と思ったけど、どうもクルマバッタのようです。もしかしたらクルマバッタモドキかもしれないですが、我が家の庭に住んでいるみたい。
いろんな植物が雑居しているから、エサがいっぱいってことだろうね。バッタは草食だ!
このバッタ、至近距離に近づくと突然飛ぶ。翅を広げて直線的に飛ぶのだけど、実はあまり見たくはない。なにしろ昆虫が飛ぶのは怖い、もともと好きではないし、というかホントは大嫌いなのだ。ファインダー越しだから面白いと思えるんだよ。



花粉を貯めたミツバチが、かぼちゃの花の上でホバリング中。よく見ると体中に黄色い花粉を付けていて重そうだ。 ところで、かぼちゃの花はいったい何時まで咲くんだろう? 



朝からヒョウモンチョウが舞っていた。午後になって2羽になっているのに気が付いた。遊んでいるかのようにくっついたり離れたりしながら、ひらひらと舞っている。なかなか優雅な飛翔に見えるんだけど、実は動きが速くて消えて(見失って)しまう時がある。しばらくするとまた現れるんだけどね。

蓑虫「ニトベミノガ」

2014-06-24 17:06:45 | 庭--生き物



外壁に動くもの発見。枯葉の衣装を纏ったミノムシが蓑から頭を出している。こんなに見つかりやすい場所にいていいの?っていうくらい目立っていて驚いた。

「蓑虫は、ミノガ科のガの幼虫の総称で、一般的にはオオミノガの幼虫を指す」とあったので調べていたら、ニトベミノガというミノムシの仲間が浮上してきた。どうもこれかな?

蓑の長さは4㎝ほどで先端に穴が開いていて幼虫の頭が見える。近づいて覗くとわかるようで頭を引っ込めて隠れるが、またすぐに頭を出して動き出す。爪のような前脚で体を支えて移動するんだけど、以外と動きが敏捷だ。



頑張るね!ヒヨドリ君

2014-05-30 20:18:24 | 庭--生き物



ヒヨドリが必要以上に庭に来ていたのは感じていたが、巣作りのためだったのね。
夏野菜のために組んだ竹の棚の、ビニール紐に眼を付けた彼(多分)が、懸命に紐を絡め取って巣に運んでいた。

そうか、突っついてほぐすと細く柔らかい素材になるから、巣の中のクッションにはいいのかも?と思って調べてみたら、どうもそうではないようだ。巣を作るための小枝や木の茎などの材料を複雑につなげたり、木の枝に巣の土台を固定するために使うなど、まさにビニール紐としての用途を知って使っているみたいだ。

本能なのか、人間の行動を見て学習しているのか。なんか凄いね!






エナガ

2013-12-08 05:57:18 | 庭--生き物



洗濯物を干そうと窓を開けたら、軒からほんの3、4メートルほど離れたスモモの枝に小振りの白い鳥が群れていた。いつもは人の気配がするとすぐに飛び立ってしまうのに、きょうの鳥はいそがしく動き回ってはいるが逃げてはいかない。
えっ!何の鳥だろう?と、ワクワクしながら洗濯物を放り出して、カメラを持ち出した。






長い尾が特徴のエナガだ。白と黒と紅色が混ざった体はわりと小振りで、ふっくらしている。短い鳴き声を上げながら、木の枝先を渡っていた。


そんなに“鳥好き”だったっけ? と、前に娘に言われたことがある。
写真を撮って名前を調べてと、少しずつ知りはじめると面白くなっていってる。
鳴き声がするとその姿を追っていたり、ご近所で「変わった鳥が庭に来ていたわ~」なんて聞くと、どんな鳥だった?とひつこく聞くし。

だから、「うん、好きだよ!」。
娘が就職して家を出てから、充分な時間が過ぎていったし、母の嗜好だっていろいろ変わっていくのよ~。


毎朝、ガビチョウ(画眉鳥)が唄う

2013-06-29 13:22:45 | 庭--生き物

ひと月ほど前から、早朝の静寂を裂くような高音のさえずりを聞かせてくれる鳥がいる。
とても気にかかっていて調べたいけど、姿がなかなかわからない。
何度か目にしている断片的な情報を整理してみると、
ツグミくらいの大きさ、体色は茶褐色で、尾がやや長く
動作は素早く、つがい(?)で高い木を飛び渡って移動、地上近くまで降下したりもする。
そして何といっても特徴的なのは、大音量で長く唄うように鳴く「さえずり」だ。

その「さえずり」のためのお気に入りの場所(ソングポストというようだ)は、
隣家の高い柿の木で、このひと月ほど、毎朝ソングパーティが開かれているようなにぎやかさ。
お隣の物知りの奥さんに「毎朝にぎやかね、なんていう鳥なの?」と聞いたが、
「知らな~い、耳元で鳴かれているようよ(笑) 眠いのに困るわねぇ」
ふふっ、私は早起きだから気にならないけど、もう少し静かに寝ていたい時間だと思うよ。

で、昨日ついにその姿を撮ったのです!






柿の葉っぱでところどころしか写ってない写真ばかりだったけど、目で分かった。

ガビチョウ(画眉鳥)だ。
中国からの帰化鳥で名前の画眉鳥の由来は、目の周りにある眉状の模様から来ている。
中国では非常にポピュラーな飼い鳥で、さえずりを楽しむ人に飼われており、鳴き合わせ会もあったりするそうだ。
ペットで飼われていたガビチョウが、逃げたか放されたかで野生化してしまい、いまや外来生物法で特定外来生物に指定されてしまい、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっているとあった。

あぁーん、そんなに悪い奴には見えないけどな。残念なインフォメーションになってしまったかな?