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ミントティータイム

さあ今日もお茶にしませんか?お茶菓子は、遠景の山並みが美しい鳩山町の小さな自然です。

つばめの巣立ち

2013-06-28 15:00:58 | 庭--生き物



昨日は、野暮用で午後7時前に帰宅した。
夏至の時期の午後7時は、外仕事もできるほどまだまだ明るいんだなと、車からせっせと荷卸しをしていると、騒がしく鳴く鳥の鳴き声がした。
近いな! 見上げると、隣の遊歩道の百日紅の木にツバメの雛が三羽ほど止まっていて、必死な声で鳴き合っている。 すると、親鳥が素早い飛び方で雛の頭上すれすれに飛んで、なんだか雛をあおっているような行動に見える。



雛たちは、親鳥にしきりに甘えたような、すがる様な鳴き声で訴えかけている。
近くの木に止まって、しばらくは見守っていた親鳥は、やがて何処かへ飛んで行ってしまった。

んっ? 巣立ちの儀式なんだろうか? 
静かになった三羽は、百日紅の枝先で夜の風にゆらゆら揺られながらじっと耐えているようだった。







翌朝寝起きで見に行ったら、三羽とも無事に枝先に止まっている。やれやれ良かった~と、安心してちょっと目を離したが、その間に飛び立ったようだ。午前4時半だった。

親鳥が迎えに来たんだろうか? 
巣立ちのシーンを見られなかったのは残念だったなぁ。
今でも、落ちないようにしっかりと枝につかまっていた雛ツバメの残像が消えないでいる。


ヒヨドリ(鵯)

2013-02-06 18:29:59 | 庭--生き物



騒いでいたほどには雪が降らなかった極寒の日
窓の外に気配を感じた。
撮りたかったヒヨドリだ。
窓ガラスにピタッとカメラを押し付けて、被写体にピントを合わせるが、
なかなか定まらない。
レンズが望遠だし、窓のガラス板も二重だから・・・だと思う。

あせってファインダーを覗いていて気がついた。
ヒヨドリってなかなか知的な風貌だわ。すらっと姿勢もいい。
頭の冠羽もおしゃれな感じでイケメン風。

そういえば、ヒヨドリとムクドリって時々混乱することがある。
あれ?うるさく泣くのはどっちだっけ。大きさは同じくらいだよね?

「ムクドリってどんな鳥だっけ? このあたりに居る?」
休みの日には家の中よりも、庭に出て過ごすことが多い夫に聞いてみた。
あれー?と、ちょっと考えてから
「確か黄色い嘴の鳥だよね」
「居るよー」
そうか、でもワタシは見ていないな。





ジョウビタキとメジロ

2013-01-26 16:55:00 | 庭--生き物
外がうっすらと明るくなってくるころ
早起きの鳥たちが木上で鳴き始める。
何鳥かなぁ?とお湯を沸かしながら考える
家の外と中、ゆったりと過ぎる朝の時間。

雨戸を開ける音で茶色の鳥が飛び立った。
おっ!あれは白い紋付きのジョウビタキだ。






東側の隣家の庭には背の高い木が何本かあって
野鳥の止まり木になっている。
我が家の庭の木は、ほとんど落葉樹なのでさっぱりとして見通しがいい
そのモミジの枝にミカンの半割りを刺しておいたら
ほーらさっそくメジロがやってきた。










鳥たちにも寒くて過酷な時期だろうね。
冬毛が空気を含んでふっくらまあるい形になっていて
かわいらしい。


マヒワ(真鶸)

2013-01-16 06:44:57 | 庭--生き物


二階から残雪が寒々しい景色を窺っていると
何羽か群れた黄色い鳥が、サルスベリの木に来て止まった。
冷たい北風に煽られながらも懸命に、枯れた花柄の中の種を突っついて食べ始めた。
スズメほどの大きさで、初めはメジロかしらと思ったくらいの鮮やかさだ。

時折聞こえる「ピッ、ピピッ、ピッ、ピピッ」という鳴き声がなんともかわいいこの鳥は、マヒワ(真鶸)だと知った。日本には主として冬鳥として渡来するらしい。



オスはとくに体が黄色く、黒い縦斑が背面と脇に散在する。



メスは黄色が弱く,腹面は白っぽい。



そういえば・・今年の元旦の朝、外に出て初めて見たものは
冬鳥「ツグミ」だった。
枯れた地面と同色の鱗模様を見て、
すかさずカメラを取りに戻ったが、案の定飛び立った後だった。

ツグミ(鶇)は、
15年ほど前に住んでいた小田原の家の敷地続きの梅林によく来ていて
そこではじめて知った野鳥だ。
小学生の娘と一緒に双眼鏡を手に、よく鳥観察したが
そのきっかけとなった鳥でもある。
鳩山町では初めての出合い、それも新年最初の来訪者だったのも嬉しい。


幕の内も過ぎましたね、なんとものんびりですが^ ^; 今年もよろしくお願いします。

カマキリ

2012-09-23 19:01:06 | 庭--生き物
日差しを避けて西側のサッシの上で待機中のカマキリと目が合った! 
しばらく目を合わせていたが、興味なさそうに横を向かれた。



「何!」 



「ふ~ん」


今年は例年に比べて、かなり昆虫が少なかったように感じる。
こんなとこにも猛暑の影響があるんだろうね? 
・・ということは、肉食性の生き物たちも餌の確保に苦労していたのかしら。


ここ鳩山町に越してきて初めての夏に、庭から尋常ではない蝉の鳴き声がした。
驚いて見に行くと、ローリエの木の幹の上で、カマキリに捕縛された蝉が必死で逃れようとしていた。
12,3年前のことだ。カマキリを見ると今もリアルに思い出す。

その体躯のカタチもあると思うが、あまり好かれない昆虫だと思う。
ワタシが苦手なのは、とくに"飛ぶ"ことと"鎌状の前脚の動き"。

でも、サッシの上のカマキリ君(♀かも知れない?)は、なかなか愛嬌がある。

豹柄のツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)

2012-08-16 17:06:52 | 庭--生き物





刺すような日差しの中、豹柄の二匹のチョウがミントの花に訪れていた。
ひらひらと優雅に仲良くダンスをしながら戯れているような様子に見えた。カップルかな?



調べてみたら、ヒョウモンチョウ族(豹紋蝶族) の ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)であるようだ。
写真は雄でしょうね。相方はもう少し大きくて、翅の模様も違ってた。雌だったんじゃないかな?

後翅の外縁が黒く縁取られるので褄黒豹紋と言うんだろうね。・・・推測ですが。



このツマグロヒョウモン、夏の強い光にも負けない派手な色合いは、
有毒の蝶(ガバマダラ)に擬態しているそうで、
ゆったり舞う飛び方も同じように似せているとあった。
が、有毒の蝶(ガバマダラ)は日本では迷蝶であるらしく、、、
ということは、擬態として機能していないようだとある。 ふふっ何か可笑しいね。。

「ツマグロヒョウモンは世界の熱帯・温帯域に広く分布する。
・・・日本では南西諸島、九州、四国、本州南西部で見られる。
本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られなかったが、
温暖化で徐々に生息域が北上して、
今では関東地方北部でもほぼ定着して、普通種になりつつある」
(Wikipediaから抜粋)


やっぱり温暖化のせいで、いろんな生態系が変わりつつあるのを感じるよね。

啄木鳥(きつつき)が来たよ

2012-08-14 17:02:27 | 庭--生き物


庭がカラカラだったが、昨夜から続いた雨が午前中にけっこう降ってくれたので、やっと息を吹き返したように見える庭の柿の木。
柿の木の奥のミョウガは、葉っぱが焼けて無残な様子になっている。当然のことながら不作です。
猛暑が続いた今年の夏、この地域では植物には可哀想なほど雨が降らず、試練の日が過ぎていってたからね。

見かねて何度かホースで水を撒いたけど、雨には敵いません。
庭のあちこちでダメージが見られてがっかりだった。でもでもそういえば、水撒きをすると植物たちのミドリ臭い香りやキリッとしたハーブ系の香りが立って、風に乗ってやってくる。
とくにミントは凄く香るから、爽やかでいい感じだ。
今年はミントの花付きがいいような、そして長く咲いているような気がする。




日曜日の朝、花桃の木に啄木鳥(きつつき)が来ているよと夫に言われて、急いで望遠に変えて網戸越しにシャッターを押したら、その機械音の気配にすぐさま飛び立たれてしまった。
まだら模様で、コゲラのようですね。
1枚だけしか撮れなかったのでご容赦を、、、というような写真ですが↓




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昼下がりにノートパソコンでGyaO!の『三国志』を見ながら、洗濯物をたたんでいたら、戦いのシーンで突然ボンと電源が落ちた。熱に弱いパソコンがとうとうギブアップしたようだ。持ち上げたら触れないほど熱を帯びていたので仕方ないが、甘かった。
2004年製だからもう充分使って減価償却済といったとこだが、データはちゃんと処理してから処分したかったのに残念だ。

カノコガ(鹿の子蛾)

2012-06-16 09:56:04 | 庭--生き物



朝5時、雨が降ってくる前の庭に出て最初に見たものは、、、

開張30mmほどの、黒地に白い紋が鮮やかな翅の「カノコ蛾」。

名前の由来は、この翅の模様が、小鹿の背の斑点(鹿の子模様)に似ているからであるそうだ。
確かに規則正しいカタチの美しさだ。
多くの蛾は、夜行性なので地味な保護色をしていることが多いようだが、
カノコ蛾は昼行性のため、美しい翅を授かったのかもね。




カブトムシ「三齢幼虫」

2012-03-11 15:57:01 | 庭--生き物

庭で生ごみ堆肥の始末をしていた夫が、ドアを叩いて呼ぶので
「何かな?」 急いでカメラのスイッチを入れながら庭に出ると
ワタシには苦手な類の被写体…大きなカブトムシの幼虫が
彼の手のひらの中にいた。

冬眠中だから動かないよと言われたけど、あまりにも大きくてリアルな幼虫の形は不気味だ。
のけぞりながら望遠でピントを合わせて撮った。
それでもなんだか怖いもの見たさの好奇心から、がんばって接写した(笑)

▼"caution"…写真をクリックすると大きな幼虫が現れますよ!!!

  

カブトムシの幼虫がいたのは、裏庭の一角に設置してある「腐葉土作成用の落ち葉・枯れ枝置き場」である。
4年ほど前に夫が作ったもので、剪定で切り落とした枝や雑草、落ち葉などをどんどん上から重ねていくうちに、堆積した下の部分は腐葉土になっていくしくみ。
夫はたくさんのカブトムシの幼虫がこの中にいるよと言う。

  

カブトムシの幼虫は、脱皮を繰り返して大きく成長していくのだが、三度目の脱皮で三齢幼虫という名の幼虫になり、その姿で冬眠するようだ。
幼虫時代の糧が腐葉土で、生木、腐食の進んでいない枯木は食べない。朽木や枯葉が微生物等の働きで土状にまで分解されたものを好むと、Wikipediaにあった。
カブトムシの幼虫が冬眠するにはカッコウの寝床なんだろうね。
冬を過ごした三齢幼虫は、4月下旬から6月ごろにかけて再び活動し始めて、カブトムシになる準備である「蛹化」が始まり、続いて「羽化」。
羽化してから2週間程度は何も食べず土中で過ごした後、初夏に地上に出現するという。

長い道のりでやっと成虫になっても、野生の成虫の寿命は1-3ヶ月ほどで、遅くとも9月中には全て死んでしまうらしい。
なんだか「昆虫の王様」のカブトムシに心を寄せた日になった。


シジュウカラとメジロ

2012-02-04 13:00:53 | 庭--生き物

 

 

あらあら^ ^ 節分も終わって暦の上では立春ですか?
そういえば日の長さがのびましたね~
きょうは、少し寒さが緩んで穏やかな日差しがうれしい♪

初夏に、わが家の巣箱から巣立ったシジュウカラ(多分?)が
その後も、何度も巣箱に来ていたのは知っていた。
子育ての時期ではないのに、巣箱の様子を覗いているのが不思議だった。
彼らは群で行動するし、よく鳴いているので、付近にいる時はすぐに分かる。
警戒やら合図やらのコミュニケーションのために鳴き合っているんだと思う。

夫は、鳥にも縄張り意識があって、巣箱に来て確認(マーキング?)してるのかも・・・と言う。
そうかやっぱり同じ親鳥が来ているんだね。
でもここで毎年4~5羽は孵る子供のシジュウカラたちはどこか違う場所に巣を作るんだろうか? 


 

しばらく前から、モミジの木にメジロが来てちょいの間遊んでいく。
シジュウカラと合流して遊びまわっていることもあって
居間の窓から見ていて楽しかった。
ちょうど同じくらいの大きさだからかな? 警戒もしていないようだったし。
きれいだったよ、鮮やかな緑色のメジロとくっきりした白黒装束のシジュウカラがあっちこっちに飛び回って。

そうだ!と、今朝メジロのためにリンゴを木に括りつけたら、さっそくやってきた。
メジロのツガイかな?

赤いリンゴの皮を見せたほうが、遠目でも分かって良かったかもね。

 

 


巣を守るシジュウカラ(2011年5月10日)

きょうのシジュウカラ(2011年5月13日)