天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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12月16日(金): 夜の土星/ミッション別ページ

2022年12月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

地球の夜の空で土星は依然として明るい。 この遠くのガス巨人とその美しいリングの望遠鏡の視界は、しばしば、それを星の中でもスターにする。しかし、この土星のリングと夜の側の素晴らしい光景は、太陽に近い望遠鏡からは見ることができない。彼らは土星の昼の側しか見ることができない。実際に、その広い、複雑なリング・システム全体に投げられた夜の影の、この土星の細長い三日月型の日の当ったイメージは、カッシーニ宇宙船によって捕えられた。惑星地球からのロボット宇宙船カッシーニは、13年間土星の軌道をホームとし、2017年9月15日にガスの巨人の大気圏に飛び込むように指示された。この壮大な合成は、そのグランドファイナル突入の僅か二日前に、カッシーニの広角カメラによって記録された。土星の夜は、地球から他の宇宙船が訪れるまで二度と見られないだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 土星探査宇宙船カッシーニの記録は こちら から。

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<ミッション別ページ>

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月探査アルテミスⅠ  2022年12月16日 ミッション終了後の活動
なし
火星探査の今  2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月16日 週の前半を中心に掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡  2022年12月15日 週の前半を中心に掲載
NASAテレビ放送予定  2022年12月13日 不定期更新
なし
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12月15日(木): NGC 6744: 超銀河のクローズアップ/ミッション別ページ

2022年12月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

美しい渦巻銀河 NGC 6744 はミルキーウェイより大きく差渡し約 175,000 光年である。それは、その銀河のディスクを我々の視線の方へ傾け、南のくじゃく座の約 3000 万光年に横たわっている。この近くの島宇宙のハッブルのクローズアップは、 NGC 6744 の中央領域を横断する差渡し約 24,000 光年に広がっている。このハッブルの視界は可視光線と紫外線データを結合している。巨大な銀河の黄色い核は古く冷たい星からの可視光線によって支配されている。核の向こうには、内側の渦巻の腕に沿って散らばる星形成領域と若い星達の集団がある。 NGC 6744 の若い星の集団は紫外線波長で明るく、青、マゼンタ色で示されている。フレームのまわりに点在するスパイクを持つ星達は我々のミルキーウェイの中の手前の星である。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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月探査アルテミスⅠ  2022年12月12日 ミッション終了
なし
火星探査の今  2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月15日 週の前半を中心に掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡  2022年12月15日 週の前半を中心に掲載
NASAテレビ放送予定  2022年12月13日 16日岸田首相~若田飛行士対話

 

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12月14日(水): アポロ17号、50年前に象徴的な青い大理石をとる/ミッション別ページ

2022年12月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この古典的な地球の写真は、最後のアポロミッションであるアポロ17号のクルーが、1972年12月7日に、月面着陸ミッションで月に向かって移動したときに撮影した。アポロの軌道は、初めて、南半球の重い雲と、ここに示されている南極の氷冠を撮影することを可能にした。アポロ17号クルーは、ミッション指揮官宇宙飛行士ユージン・サーナン、月着陸船パイロット、ハリソン・シュミット、コマンドモジュールパイロット、ロナルド・エバンスで構成されていた。宇宙飛行士のサーナンとシュミットが月を探索するために月着陸船で降りている間、エバンスは、月周回軌道に留まった。

<出典>: 「アポロ17号(Apollo 17)」

<大判>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。

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月探査アルテミスⅠ  2022年12月12日 不定期更新
なし
火星探査の今  2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月14日 週の前半を中心に掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡  2022年12月14日 週の前半を中心に掲載
NASAテレビ放送予定  2022年12月13日 不定期更新
なし

 

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12月13日(火): アルテミスⅠミッションを終える/ミッション別ページ

2022年12月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのオリオン宇宙船は、アルテミスⅠミッションの最後の主要な里程標として、東部標準時12時40分(日本時間12日午前2時40分)に、太平洋で、パラシュート支援の着水を成功裏に完了した。エンジニア達は、オリオンが水中にいる間に宇宙船の電源を切り、回収チームに引き渡す前に、いくつかの追加テストを実行する。回収後、チームは宇宙船をサンディエゴの米海軍基地に運び、直ちに検査のためにNASAのケネディ宇宙センタに戻す。フロリダの技術者は、オリオンを徹底的に検査し、記録されたデータを取得し、搭載された品物を取り外す。

アルテミスⅠは、NASAの深宇宙探査システム(オリオン宇宙船、SLSロケット、および支援地上システム)の、初めての統合テストであり、更に複雑化する月へのミッションの最初のテストであった。アルテミスのミッションを通じて、NASAは科学的発見のための長期的な月の存在を確立し、火星への有人ミッションの準備をする。

<出典>: 「アルテミスⅠ(Artemis 1)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 右上のイメージは着水の瞬間、NASAテレビからの録画。右下のイメージは着水後のオリオン、NASAの発表から。

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月探査アルテミスⅠ  2022年12月12日 不定期更新
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火星探査の今  2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月13日 週の前半を中心に掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡  2022年12月13日 週の前半を中心に掲載
NASAテレビ放送予定  2022年12月13日 不定期更新
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12月12日(月): オリオン、帰還に向かう/ミッション別ページ

2022年12月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

オリオンが地球に戻る際、回収部隊はバハ沖の場所に到着し、時速 25,000 マイル(40キロメートル)で大気圏に再突入した後の宇宙船を迎えるために待機する。このチームは、海軍の水陸両用専門家や宇宙軍の気象専門家、フロリダのケネディ宇宙センター、ヒューストンのジョンソン宇宙センター、ロッキードマーティンのエンジニアと技術者、米国国防総省の人員などで構成されている。--- 11日に発表された記事の一部です。

<出典>: 「アルテミスⅠ(Artemis1)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<追記>: オリオン宇宙船は日本時間12月12日月曜日午前2時40分に予定通り太平洋に着水し帰還しました。
(NASAテレビから録画)

 

 

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月探査アルテミスⅠ  2022年12月11日 不定期更新
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火星探査の今  2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月12日 週の前半を中心に掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡  2022年12月12日 週の前半を中心に掲載
NASAテレビ放送予定  2022年12月 8日 不定期更新
なし
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12月11日(日): オリオンと嵐の大洋/お知らせ/ミッション別ページ

2022年12月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

オリオンがその帰還の増力月フライバイで接近した12月5日に、無人のオリオン宇宙船のカメラがこの視界を捕えた。オリオンの引き伸ばられたソーラーアレイの一つの下に、嵐の大洋の西の端に沿った暗い滑らかな地形が横たわっている。月の近い側の 嵐の大洋(Oceanus Procellarum) に際立っているのは、最も大きな月の溶岩の溢れた海である。月の明暗境界線がフレームの左に沿って走っている。ソーラーアレイの羽根の右端に覗いている線形のクレータ、ケプラー(Kepler)とともに、直径41キロメートルのクレータ、マリウス(Marius)が中央上にある。ケプラーの明るい線が北と西に伸び、暗いフロアのマリウスに届いている。オリオン宇宙船は、今、12月11日の、惑星地球の水のあふれる太平洋への着水に向かっている。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

<注記>: このイメージのリンク先は原画です。オリオンの帰還の中継放送は、今夜、日本時間12月12日月曜日午前1時に始まり、午前2時39分ごろの着水を含め、宇宙船の回収まで続きます。着水地点はメキシコのグアダルーペ島の近くの太平洋。ヨーロッパ宇宙機関のサービスモジュールとの分離は午前2時ごろの予定。

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<お知らせ>: 上記の通り、無人の月周回試験船アルテミスⅠは今夜早朝(日本時間12日午前2時40分ごろ着水予定)に地球に戻ります。詳細は 「アルテミス1」 から。中継放送を見るには ヨーロッパ宇宙機関の中継 を含めいくつかの方法がありますが、最も高品質な中継は こちら から。放送開始は午前1時。

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月探査アルテミスⅠ  2022年12月10日 不定期更新
火星探査の今  2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月 9日 週の前半を中心に掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡  2022年12月 8日 週の前半を中心に掲載
NASAテレビ放送予定  2022年12月 8日 不定期更新
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12月10日(土): 星達への道/ミッション別ページへのリンク

2022年12月10日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ここに撮られているのは、これらの星達への非常に景勝な道である。この道は、ヨーロッパ南天文台の 3.6 メートル望遠鏡があるチリのラ・シラ天文台に通じている。左には、 LIGO その他の探知器での重力波検出のための可視光線対応に資するだろう可視光線望遠鏡アレイ、計画中の blackGEM 望遠鏡のためのいくつかの将来のサポート構造がある。しかし、それより多くがある。右側では赤い大気光が夜空を照らし、ミルキーウェイ銀河の中央の帯がイメージの中央にある。木星がイメージの中央近くに、 土星が 3.6 メートル望遠鏡ドームの上に見える。二つの衛星銀河、大マゼラン雲と小マゼラン雲が右側遠くに見られる。このパノラマイメージは、2019年6月30日にとられた、複数の15秒露出からつくられた。二日後に、ラ・シラは、珍しい皆既日食を経験した。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: リンク先で表示されるイメージにカーソルを当ててください。注釈文字が表示されます。

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月探査アルテミスⅠ  2022年12月 9日 不定期更新
火星探査の今  2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月 9日 週の前半を中心に掲載、土日休載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡  2022年12月 8日 週の前半を中心に掲載、土日休載
NASAテレビ放送予定  2022年12月 8日 不定期更新

 

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12月9日(金): 木星の衛星を探る(国立天文台)/ミッション別ページ

2022年12月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

打ち上げ以来、目を見張る画像を発表しているジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した木星の画像(右)には、これまで探査機でしか見られなかった淡い塵(ちり)の環(わ)がくっきりと写し出され、驚かされました。別格の観測機器が写し出す木星の鮮明な姿にも興味が尽きませんが、初めて天体望遠鏡を向けた人の驚きも、実に大きかったことでしょう。1610年1月7日、木星が小さく明るい複数の天体を従えていることを見つけたガリレオ・ガリレイは、翌日にはその配置が変わっていることに気づき、思いもよらなかった発見の過程を子細に書き記しています。それから2カ月ほどにわたってつぶさに観測し続け、それらが互いに異なる軌道で木星のまわりを回転する衛星であることを確信したのです。ガリレイが、時のトスカーナ大公コジモ2世に敬意を示して“メディチ星”と称した4つの衛星は、今では「ガリレオ衛星」として知られています。

--- 以下略(日本語で読めますので、次のリンクからアクセスしてご覧ください。)

<出典>: 国立天文台

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 右上のイメージはジェイムズ・ウェッブ望遠鏡のサイトから。木星のリングが明確に示されたのは初めてです。イメージのリンク先はともに原画です。

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月探査アルテミスⅠ  2022年12月 8日 不定期更新
火星探査の今  2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月 9日 週の前半を中心に掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡  2022年12月 8日 週の前半を中心に掲載
NASAテレビ放送予定  2022年12月 8日 不定期更新
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12月8日(木): 四つのキューブ衛星がナミビア上空で放出される/他ページへのリンク

2022年12月08日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションがアフリカ大陸のナミビア上空264マイル(422キロメートル)を周回するとき、「きぼう」実験モジュールの外にある小型衛星展開装置(右上の白い機器)から四つのキューブ衛星が放出された。日本からの2機、ウガンダとジンバブエからの各1機の、計4機の小型衛星が地球軌道に投入され、さまざまな科学調査や技術実証に使われる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: この放出は JAXA Youtube を通して中継されました。放出準備の段階から見ることができます。 こちら(約58分) から。(余裕のないときは飛ばしてご覧ください。)

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その他ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック:スマホの方は横位置でご覧ください)

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月探査アルテミス 2022年12月 7日 不定期掲載
火星探査の今 2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡 2022年12月 8日 週の前半を中心に掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡 2022年12月 8日 週の前半を中心に掲載
NASAテレビ放送予定 2022年12月 8日 不定期掲載

 

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12月7日(水): オリオン、帰還のフライバイの前に月に接近、他。

2022年12月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

アルテミスⅠミッションの19日目の2022年12月4日、オリオン宇宙船に搭載されたカメラは、オリオンが月面から約79マイル上空を通過した12月5日の帰還のためのフライバイの準備をしているときにフーム内に月を捉えた。
オリオンは米国東部標準時午前11時43分(日本時間火曜日午前0時43分)にフライバイ点火を行い、宇宙船の速度を時速約655メートル変更した。帰還のためのフライバイはミッションの最後の大掛かりな操作であり、地球をターゲットにする小さな軌道修正のみが残っている。

<出典>: 「オリオン宇宙船(Orion Spacecraft)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: NASAの本格的な宇宙探査の皮切りとして、有人月探査の前に試験的に送られた無人のアルテミスⅠミッションは、12月5日、増力フライバイのための軌道変更点火を終えて帰路についた。宇宙船は、日本時間12月12日(月)に地球大気に入り、午前2時40分に太平洋に着水する予定である。詳細は下記 「アルテミスⅠ」 から。中継放送は「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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月探査アルテミス 2022年12月 6日 不定期掲載
火星探査の今 2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡 2022年12月 7日 週の前半に掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡 2022年12月 7日 週の前半に掲載

 

 

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12月6日(火): 死の物語、オリオンのダストを明らかにする/ハッブル宇宙望遠鏡/ジェームスウェブ宇宙望遠鏡

2022年12月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

以前に公表された三つの望遠鏡のデータを組み合わせたこの新しいイメージは、サソリの刺し傷で倒れたギリシャ神話の強力なハンターにちなんで名付けられたオリオン大星雲を含む領域を示している。オリオン大星雲はオリオン座にあり、見えないターゲットに対してクラブと盾を振り上げているハンターのように見える。一列に並ぶ三つの星達はオリオンのベルトとして知られ、一方、ここに示されている領域は、オリオンの剣として知られるベルトに垂直な一連の星と一致し、満月くらいの大きさの領域が示されている。雲を支配している二つの巨大な洞窟は、太陽の最大100万倍の光を放出する巨大な星(この画像では見えない)によって彫られた。そのすべての放射はそこでのダストの粒を分解し、一対の空洞をつくっている。残りのダストの多くは、星からの風によってまたは星が超新星として爆発的に死ぬときに一掃される。

<出典>: 「スピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Telescope)」

<解説動画>: 右下のイメージをクリックして Youtube から。

<ひとこと>: NASAとヨーロッパ宇宙機関の探査機の共同の記事です。ここではスピッツアー赤外線探査機の記事を取り上げています。

 

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月探査アルテミス 2022年12月 5日 不定期掲載
火星探査の今 2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡 2022年12月 6日 週の前半に掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡 2022年12月 6日 週の前半に掲載

 

 

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12月5日(月): 創造の柱/アルテミスⅠ/ハッブル宇宙望遠鏡/ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡

2022年12月05日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)と中間赤外線装置(MIRI)の二つのカメラからの、肖像的な創造の柱のイメージを結合することによって、宇宙はその赤外線の栄光をフレームにした。ウェッブの近赤外線イメージは、その中間赤外線イメージと融合され、この星形成領域を新しい詳細で燃え立たせた。この場面を通して無数の星が広がっている。これらの星達は、一次的に、ウェッブの近赤外線カメラの貢献を印す近赤外線光で照らし出されている。近赤外線光は、また、ダストの柱の外側に横たわる、明るいオレンジの球のように見える、何千もの新しく形成された星を明らかにしている。中間赤外線光ではそのダストがフルに表示されている。

--- 以下略。

<出典>: 「ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡(Webb Telescope)」

<ひとこと>: この記事は、ハッブル宇宙望遠鏡の著名な成果の一つとされる、わし星雲の星形成領域、いわゆる 「創造の柱(PILLARS OF CREATION)」 をジェームスウェブ宇宙望遠鏡で再現したもので、既に、10月30日に、このページで一端をご紹介しておりますが、今回は、更に、ウェッブの二つの望遠鏡のイメージを合体加工させて、この著名な星形成領域を一層精細に編纂したものが発表されています。
右上のイメージは非常に大きなウェブ宇宙望遠鏡の原版(7130 X 6675, PNG 58.73 MB)に、右下のイメージはハッブル宇宙望遠鏡の大判イメージにリンクしています。

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<お知らせ>

「アルテミスⅠ」の帰還が近づいていますので、また、「ハッブル宇宙望遠鏡」および「ジェームスウェブ宇宙望遠鏡」の記事が多数ありますので、「火星探査」はしばらくお休みします。
これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

また、他の記事は、「アルテミスⅠ」「ハッブル宇宙望遠鏡」「ジェームスウェブ宇宙望遠鏡」からご覧ください。

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12月4日(日): アンデス山脈のチチカカ湖/アルテミスⅠ

2022年12月04日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

アンデス山脈のチチカカ湖が、南米大陸のボリビア西の上空264マイルを周回する国際宇宙ステーションから撮られた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<アルテミスⅠ>:  飛行17日目: オリオン、軌道を微調整、データをダウンリンク、テスト目標を継続。

飛行18日目(追記): オリオン、月の影響圏に再び入る。

以上、「アルテミスⅠ」から。

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12月3日(土): オリオンの月のクレータのクローズアップ/アルテミスⅠ

2022年12月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

アルテミスⅠミッションの6日目の2022年11月21日に、オリオン宇宙船の光学ナビゲーションカメラは、月の下部のクレータの白黒イメージを捉えた。この写真と他の写真は、アポロ以来の人工の宇宙船からの、月の最も近い写真である。光学ナビゲーションカメラは、さまざまな位相と距離で地球と月の白黒画像を撮影している。この技術デモンストレーションは、クルーを伴う将来のミッションでの有用性を証明するのに役立つだろう。

<出典>: 「地球の月(Earth's Moon)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<アルテミスⅠ>: 飛行日16:オリオンは遠逆行軌道出発燃焼を完了
             ---12月2日追記

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12月2日(金): ハリス副大統領、フランス大統領、初めての銀河を見る/火星探査は今!/アルテミスⅠ

2022年12月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

米国副大統領カマラ・ハリスとフランス大統領エマニュエル・マクロンの11月30日水曜日のワシントンのNASA本部への訪問の間に、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡によってとられたこの合体している銀河のペア II ZW 96 が初見された。ハリス副大統領とマクロン大統領は、また、ウェッブからの「創造の柱」の新しい合成イメージの試写を見た。地球から約5億光年の II ZW 96 は、天の赤道に近いいるか座に横たわっている。併合している銀河達の渦と同様に、背景の銀河達がイメージを通して点在している。この銀河のペアは、星形成の存在のおかげで、特に赤外線波長で明るい。

 

<出典>: 「ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡(Webb Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 科学的な解説は別途ジェームスウェブ宇宙望遠鏡のコーナーに掲載します。ジェームスウェブは、NASA、フランスを含むヨーロッパ宇宙機関、カナダ宇宙機関の共同開発です。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: キュリオシティの36のドリルホ-ル (キュリオシティ)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

 

 

 

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<アルテミス1>: 月周回無人試験船アルテミスⅠは、その遠逆行軌道から帰還の途に就くことが決定されました。5日には月フライバイを行いパワーを増して地球に向かいます。 「アルテミス1」 から。

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