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12月28日(水): 星を食するブラックホールの近くを見る/ミッション別ページ

2022年12月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

さまよう星をむさぼり食うブラックホールの最近の観測は、科学者達がより複雑なブラックホールの食の行動を理解するのに役立つかもしれない。
複数のNASAの望遠鏡が、最近、あまりにも近づき過ぎた不運な星を引き裂く巨大なブラックホールを観察した。それは、地球から約2億5千万光年離れた別の銀河の中心に位置し、これまでに観測された星を破壊するブラックホールの5番目に近い例であった。星がブラックホールの重力によって完全に破壊されたとき、天文学者達は、ブラックホールの周りの高エネルギーX線光の劇的な上昇を見た。これは、星の素材がその運命の方向へ引かれる時、ブラックホール上にコロナと呼ばれる極めて熱い構造を形成することを示した。NASAの NuSTAR (核分光望遠鏡アレイ)衛星は、これらの波長の光を観測できる最も感度の高い宇宙望遠鏡であり、その出来事の近さは、コロナの形成と進化の前例のない視界を提供した。今回の調査は、「潮汐破壊の出来事(tidal disruption event )」として知られるプロセス、ブラックホールによる星の破壊が、巨獣によって捕捉された物質が完全に食い尽くされる前に何が起こるかを示している。

 <出典>: NuSTAR

 <大判>: 大判はイメージをクリック。

 <ひとこと>: ビデオは こちら から。

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 <お知らせ>: アメリカ、ヨーロッパがクリスマス休暇に入っているために、新しい情報が少なくなっています。

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<ミッション別ページ>

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ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
月探査アルテミスⅠ
12月16日
ミッション終了
なし
火星探査の今
12月28日
掲載再開
ハッブル宇宙望遠鏡
12月22日
週の初めに掲載
なし
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
12月22日
週の初めに掲載
なし
NASAテレビ放送予定
12月13日
不定期更新
なし
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