打ち上げ以来、目を見張る画像を発表しているジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した木星の画像(右)には、これまで探査機でしか見られなかった淡い塵(ちり)の環(わ)がくっきりと写し出され、驚かされました。別格の観測機器が写し出す木星の鮮明な姿にも興味が尽きませんが、初めて天体望遠鏡を向けた人の驚きも、実に大きかったことでしょう。1610年1月7日、木星が小さく明るい複数の天体を従えていることを見つけたガリレオ・ガリレイは、翌日にはその配置が変わっていることに気づき、思いもよらなかった発見の過程を子細に書き記しています。それから2カ月ほどにわたってつぶさに観測し続け、それらが互いに異なる軌道で木星のまわりを回転する衛星であることを確信したのです。ガリレイが、時のトスカーナ大公コジモ2世に敬意を示して“メディチ星”と称した4つの衛星は、今では「ガリレオ衛星」として知られています。
--- 以下略(日本語で読めますので、次のリンクからアクセスしてご覧ください。)
<出典>: 国立天文台
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: 右上のイメージはジェイムズ・ウェッブ望遠鏡のサイトから。木星のリングが明確に示されたのは初めてです。イメージのリンク先はともに原画です。
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